【最終回ネタバレ】奈緒は永山瑛太の元に戻る結末に視聴者騒然!「あなたがしてくれなくても」第10話ネタバレと特別編予告

2023年06月23日10時16分ドラマ
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最終回視聴率は6.2%!みち(奈緒)は新名(岩田剛典)ではなく、陽一(永山瑛太)を選んだ!楓(田中みな実)の名言が光った!視聴者混乱の結末に!「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜、22時、フジテレビ)6月28日、特別編を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

大人のカップルのセックスレスに踏み込んだ「あなたがしてくれなくても」の最終回・第10話が6月22日に放送された。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は5.8%、4.9%、5.0%、5.2%、5.2%、4.9%、5.3%、5.8%、6.1%、6.2%と推移し、最終回は6.2%と決して高い数字をたたき出してはいないが、このドラマの真骨頂は見逃し配信数だ。内容的に家族で和気藹々とみるドラマではないことなどから、「一人でじっくりみたい」という視聴者が多く、数々の記録を打ち立てた。



最終回の1話前の第9話で、みち(奈緒)と陽一(永山瑛太)、新名(岩田剛典)と楓(田中みな実)のそれぞれが離婚をして、新名が告白するもみちはそれを断って「自立する」と言っていた。最終回の第10話で、それぞれがどんな道を選択してゆくのかが期待されたが、みちが選んだのは意外な答えだった。視聴者的に一番考えにくい、「陽一の元に戻る」ということだ。もともとセックスレスだった二人だが、根本にあるのは「子ども」に対する考えの違いだった。みちは子どもがほしいが、陽一は子どもが嫌いで子どもなどほしくないと思っている。そんな二人の子どもへの思いはなにも変わらないまま元サヤに収まったことで多くの視聴者は混乱した。ネットで「あなたがしてくれなくても」がトレンド一位になったが、そこには戸惑う意見が多くでていた。

最終回は、これまでは「味方」が少なめだった楓に対して好意的な意見が多くなった。特にみちと付き合うことなく「心が通じているから良い」とでもいっている元夫の新名に「いつまで心のセックスしてるつもり?寒気する」と言い放ったり、みちに対しても「泥棒猫」と容赦ない。そして、夫婦生活を壊しても第一と思っていたファッション雑誌の仕事からBABY雑誌へ異動してもなお、編集への熱は変わらない。そんな楓に最後になって応援する声が上がった。

そして、みちと陽一が離婚してからの数ヶ月の心の変化を描く特別編が6月29日に放送される。最終回でみちが陽一を選んだラストに対して、多くの視聴者が混乱したが、新名ではなく陽一をまた選ぶその理由が特別編で明かされることを期待している視聴者も多い。なお、原作ではまだ物語はラストを迎えていない。ドラマのプロデューサーである三竿玲子氏も「原作とドラマの両方を楽しんでほしい」と話し、原作のラストがどのようになるのかはドラマ通りではなさそうなことを発言している。

■最終回:第10話ネタバレあらすじ
2ヶ月後、新名(岩田剛典)は陽一(永山瑛太)のカフェに呼ばれる。陽一は新名に、みち(奈緒)と別れたのかと聞く。口を濁す新名を見て、陽一は新名は振られたことを知る。陽一がカフェに新名を呼び出したのは、ふと立ち寄ったカフェでみちと別の男がデートしている姿を見たからだった。陽一は「みちは誰かがそばにいて見てやんなきゃダメじゃないの?」といら立つが、新名もまたいら立って「みちさんは1人で生きていますよ」と返す。

みちがカフェで会っていたのは瀬田慎之介(野間口徹)だ。実は、みちの後輩の北原華(武田玲奈)がマッチングアプリでダブルブッキングをしてしまい、華の代役として瀬田に会っていたところ、偶然に陽一が同じ店に入ってきたのだった。

みちは、1人で生きて行く決意はしているものの、実際に一人になってみて、不便さや寂しさを実感し始めていた。がむしゃらに頑張っている姿をみた新名は勉強を教えようかと提案してくれた。みちはその誘いを受け入れた。その日は、陽一の姉の麻美(紺野まひる)がみちに子どもの音楽会の付き添いを頼んだ日だった。みちは勉強を見てもらった後、新名に音楽会の場所まで送ってもらう。新名は子どものピアノの音をきき、懐かしく思って会場に入る。

そこへ、麻美からは「行くな」と言われていた陽一がやってきた。陽一が来たことをみちは子ども達の視線で気がつく。陽一もみちに手を振るが、その後、新名がいることに気がついて会場をでていってしまう。新名も出て行った。

それから9ヶ月が過ぎ、みちは営業部に異動し忙しく働いている。華は産休間近という状態だ。そこへ新名が打ち合わせでやってきた。新名から陽一が独立するという話を聞き、驚く。

みちは陽一が勤めるカフェに行き、新名のことを知っていたのかと確認する。そして、自分が黙っていたことをわびる。二人は店でビールを飲んでもりあがり、陽一の部屋で飲み直すことにした。キスまでしそうになるが、寸前で回避して、みちは家をでた。

そのころ、楓(田中みな実)は間違って持ってきてしまった新名の服を返しに、新名の家に来ていた。そしてそこでみちとは付き合っていないことを聞く。新名は「戦友だ」というが、楓は「いつまで心のセックスしてるつもり?」と容赦ない。

翌日、みちが歩いていると、撮影をしている楓と遭遇する。見付からないように逃げようとしたみちに、楓は「逃げるな、泥棒猫」といい、二人で立ち飲み屋に向かう。そこで互いに結婚について、セックスについて考えていたことを話す。すると楓は「やっつけにゆくか」といってみちを連れて歩き出す。楓がむかったのは陽一の店だ。そこにはなんと新名が来ていた。

新名は決着をつけるために来ていたのだ。そこに楓に連れられたみちもきて、4人は顔を合わすことになった。そこで新名はみちへの思いを話すと同時に「俺にはみちさんのこころの穴を埋められなかった」といい、陽一に「幸せになって」という。陽一は何も言わず、雰囲気に耐えられないみちは、帰ろうと促す。新名、楓、みちは帰りかけるが、みちは忘れ物をしたといって陽一がいる店に戻る。その姿をみて、楓は新名に「戦友になってあげる」と声をかけた。

店に戻ったみちは、陽一と再びやり直すことにした。

■特別編あらすじ
吉野陽一(永山瑛太)と離婚し、新名誠(岩田剛典)にも別れを告げた石上みち(奈緒)は、新居の荷ほどきを同僚の北原華(武田玲奈)としていた。「自分の力で生きていくって決めたから」と宣言する。

マッチングアプリでダブルブッキングした華の代役として、渋々、瀬田慎之介(野間口徹)とデートすることになるみち。「無理して一緒にいても時間を無駄にするだけ」という瀬田の結婚観を聞きながら、みちは陽一と過ごした5年間を思い返し始めて…。

4月13日スタート、「あなたがしてくれなくても」。出演:奈緒、岩田剛典、永山瑛太、田中みな実、さとうほなみ、武田玲奈、大塚寧々、MEGUMI、宇野祥平ほか。番組公式Twitterアカウントは「@anataga_drama」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ「あなたがしてくれなくても」番組公式サイト
TVer「あなたがしてくれなくても」番組配信サイト

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