8日放送されたJTBCの土日ドラマ「キング・ザ・ランド」第7話では、“袖先”シンドロームを巻き起こした2PMジュノ主演の「赤い袖先」を髣髴とさせる場面が登場してファンを興奮させた。9日よりNetflixでも配信開始中だ。
※一部ネタバレあり。



「キング・ザ・ランド」は、笑顔を軽蔑するキングホテルの本部長で財閥3世ク・ウォン（ジュノ）と、笑わなければならない“スマイルクイーン”ことチョン・サラン（少女時代 ユナ）が、ホテリエたちの夢であるVVIPラウンジ“キング・ザ・ランド”で明るく笑える日を作っていくロマンスだ。

「キング・ザ・ランド」Netflixにて独占配信中第7話では、ファーストロイヤルホテルの令嬢の誕生日パーティーがキング・ザ・ランドで開催される。パーティーの間中ずっとチョン・サラン（少女時代ユナ）の顔色が良くなかった理由が、自分と令嬢との仲を嫉妬したためと知り内心嬉しさを表したウォン。その夜、デートの約束だけでなく手つなぎ散歩までする積極的な愛情表現で視聴者のハートをつかんだ。

視聴者をもっと興奮させたのは、ウォンと学友だったアラブの王子サミール（アヌファム）とのサランを巡る火花バチバチのラブバトルのシーンだろう。ウォンは、ある事情からプライドを曲げて『指示には全て従う』などの条件でサミールをキング・ザ・ランドに宿泊させることに成功する。ところが代表で挨拶に出たサランをたいそう気に入った王子はサランを自分の担当にする。いっぽう、サミールとサランを2人きりにさせないために奮闘するウォンの姿が視聴者の笑いを誘った。
ちなみに、王子サミール役を演じたアヌファンは｢イカゲーム｣No.199役のシーンスティーラーズリバティ・アヌファムを演じた俳優。

「キング・ザ・ランド」Netflixにて独占配信中この回ではジュノが主演した「赤い袖先」を髣髴とさせるシーンも登場し、視聴者を喜ばせた。サミールがサランのガイドで王宮見学する場面。サランが王宮に続く王だけが歩ける“御道”の説明をする。「赤い袖先」第4話では、ファワン翁主がドギム（演：イ・セヨン）の着物の裾が御道に触れたと言いがかりをつけ、それをサン（演：ジュノ）が助ける。このあたりからサンがドギムに惹かれ始める大切なシーンだけに、記憶に残っている方も多いはず。

「キング・ザ・ランド」Netflixにて独占配信中また、王子サミールが韓国の伝統婚礼をサランと体験したいと駄々をこねる場面にも注目。翟衣（チョグイ）にカチェ（カツラ）大首の新婦の装いのサランの前に現れたのは、九章服（クジャンボク）と冕旒冠（ミョルリュグァン）の新郎姿のサン？。まさか現代劇で世孫イ・サン様にお目にかかれるとは？これには「袖先」ファンも感動、感激！
※韓国の伝統婚礼服については「朝鮮王朝」豆知識」◆王室の祭服・婚礼服」を参考にされたい。

さあ、ウォンがいかにして王子を出し抜いて王室の婚礼服に身を包んだのか？これは今夜放送の第8話で明らかになるはず。7話と8話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率などは【「キング・ザ・ランド」を2倍楽しむ】で紹介する。

◇Netflix

【作品詳細】【「キング・ザ・ランド」を2倍楽しむ】