「砲火の中へ」試写後、クォン・サンウ、T.O.Pが不在だった訳をキム・スンウが会見動画で暴露?

2010年06月06日18時56分映画
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3日午後、広津区にある某映画館で映画「砲火の中へ」にマスコミ試写会が開催差入れ、韓国ystarが動画ニュースで紹介している。動画ニュースには、主演俳優のキム・スンウ、クォン・サンウ、チャ・スンウォン、チェ・スンヒョン(BIGBANGのT.O.P)らが登壇し、試写会を控えて緊張している様子が収録されている。キム・スンウとBIGBANGのT.O.Pは、ナビコンでも特集しているドラマ「IRIS」以来2度目の共演ながら、映画初出演のT.O.Pにとってはやはり大いに緊張したようだ。

「砲火の中へ」はドラマ「アイリス」を制作した(株)テウォンエンターテイメントの後続作で、ブロックバスター戦争映画である。イ・ジェファン監督がメガホンを取り、キム・スンウ、クォン・サンウ、チャ・スンウォン、チェ・スンヒョ(BIGBANGのT.O.P)と豪華キャストが演じる2010年一番の期待作といわれている。
朝鮮戦争に出動した実在の71名の学徒兵を描いた感動の実話である。

韓国では今月16日に封切りされるが、5月に米国スタンフォード大学で現地上映会を開催したことでも話題となった作品だ。この上映会は、スタンフォード大学のアジア-太平洋研究所(Asia-Pacific Research Center at Standford University)が韓国戦争の実話を素材にした同映画に大きな関心を示し、大学で招請して実現した。このような招請上映会は、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」以来、実に2年ぶりということで、作品への期待度の大きさがどれほどのものか想像がつくというものだ。

これだけの大作に臨んだ出演陣は、3日のマスコミ試写会でも緊張しきりで、映画にかけた思いの深さが見て取れた。

動画ニュースのインタビューを覗いてみよう。

[インタビュー:チャ・スンウォン]
こんにちはチャ・スンウォンです。どの映画でもそうでしたが震えて興奮しています。(後省略)

[インタビュー:キム・スンウ]
私どももとても期待していますので、冷静な評価をお待ちしております。

映画が終わって開かれたインタビューの席上、キム・スンウを除く俳優たちの姿が見えない、という事態がおきた。これについてはキム・スンウが次のようにインタビューで答えている。

[インタビュー:キム・スンウ]
みんなとてても緊張したようです。映画を見て泣いたようで、化粧室でメイクを直して来るためにちょっと遅れました。申し訳ありません。

この日クォン・サンウ以外の俳優たちは、自分たちの作品を初めて観たという。主演俳優たちは揃って満足げだった。

[インタビュー:キム・スンウ]
Q.映画を見た感想は?
みんな一生懸命演じて、それが画面にそっくりそのまま現れていてとても満足しています。

[インタビュー:チェ・スンヒョン]
Q.映画を観た感想は?
僕にとっては初めての映画なので、気持ちがなんだか妙な感じです。ご覧になった方によってそれぞれ感じ方が違うでしょうが、ご覧になった方が多くの感動を感じていただけたら満足です。

映画の撮影中、クォン・サンウは深刻な怪我を負ったという。

[インタビュー:クォン・サンウ]
Q.映画の撮影中大変だった点は?
実は私は、足首の靭帯が切れて映画の撮影ができない状況になってしまいました。しかし、私のために撮影ができないのはスタッフのみなさんに申し訳ないので、エンディングの戦闘シーンだったんですが、歩くのも辛いのに、トラックから飛び降りるんですが、とても痛くって映画が完成しのを見たら胸がいっぱいでした。たくさん怪我をしましたが良い作品に出演できて感激で胸がいっぱいです。いい気分です。

先日の記者会見の席で、千万の観客を予想したクォン・サンウ。まだ同じ観客数を予想しているのか聞いてみた。

[インタビュー:クォン・サンウ]
Q.先日のインタビューで千万の観客を予想しましたが?
そんな事はもうこれから言いません。私ももう子を持つ父親ですから、一歩引いて安全にインタビューをした方がいいと思います。(笑)

インタビューの後半には、主役陣もやっと落ち着いたのか、ジョークも飛び出した。「砲火の中へ」は、6月19日、韓国で封切られる。

YSTAR「クォン・サンウ、「砲火の中へ」撮影中靭帯を切る