外国人経営者に聞く日本経済「カンブリア宮殿」予告動画-テレ東
6月7日テレビ東京系で放送の「カンブリア宮殿」では200回記念スペシャル第2弾として海外のエリート経営者を招き討論、予告動画が公開されている。今回スタジオにゲストとして招かれたのは共に経済成長著しい中国とインドからの経営者で、現在停滞している日本経済の問題を外からの視点で指摘する内容となる。
2001年に経済発展が飛躍的に伸びているブラジル・ロシア・インド・中国の4カ国を示す経済用語「BRICs」が登場して以来、これらの国に対する注目は益々熱いものとなっている。そのうちの2カ国からパネリストを招くこととなったが、どちらの国も様々な分野で世界中でも経済活動を行っている。今回のゲストは剣豪集団会長の鄭剣豪(46)氏、百度(バイドゥ)取締役の陳海騰(43)氏、サン&サンズアドバイザーズ 社長のサンジーヴ・スィンハ(37)氏、ITTR社長のサチン・チョードリー(36)氏らである。
このうち、剣豪集団は中国進出する日本の中小企業のマネージメントを、ITTR社は島根県と提携してインドの優秀なIT技術者を日本に派遣する会社として、共に日本をビジネスの舞台とする事で日本が持つ潜在的な経済力を知る鍵を持つ。
ゲスト経営者たちについて注目されるのは、その若さにもある。中国人経営者は共に40代、インド人経営者2人に至ってはどちらも30代という若さである。これまで同番組に出演した日本人経営者は60代以上が圧倒的多数であり、そうした部分にも問題を感じていた村上龍の求める答えのヒントになりうるゲスト陣である。予告動画で見る彼らは流暢な日本語を操り、若いながらも豊富なビジネス経験を持つ中で日本にとってどんな発言がなされるのか興味深い。日本を職人の国、中国を商人の国と表現する陳氏のコメントなど、なるほどと思わせる発言が次々飛び出してくる。
「カンブリア宮殿」は7日(月)よる10時から放送。番組予告動画と村上のコメントはテレビ東京の無料動画サイト「てれとWatch!」で視聴出来る。
カンブリア宮殿 RYU'S EYE 中印エリート経営者