サッカーのワールドカップ南アフリカ大会はグループリーグ三試合が行われて、優勝候補のアルゼンチン、イングランドらが登場した。

グループBのアルゼンチンはナイジェリアと対戦。試合開始直後から、メッシがナイジェリアディフェンスを切り裂くと、前半6分にコーナーキックからエインセがヘディングシュートを決めて早々と先制点を奪う。その後もメッシ、テベス、イグアインら破壊力ある攻撃陣が次々とゴールを狙うが、ナイジェリアもこれを何とか死守。さらにはスピードでアルゼンチンをディフェンスを圧倒する場面も多く見られたが、フィニッシュを決められず。試合はこのまま1対0でアルゼンチンが勝利した。

もう一試合、韓国対ギリシャでは、韓国がギリシャを好守に圧倒。前半7分にフリーキックからイ・ジョンスがボレーで合わせて先制すると、後半7分にはパク・チソンが相手陣内でボールを奪うとひとりでゴール前に攻め込んでそのまま追加点。試合終盤にギリシャが見せた波状攻撃も凌ぎきって2対0で勝利。この結果グループBはアルゼンチンと韓国が勝ち点3を獲得して幸先のいいスタートをきった。

グループCではイングランドとアメリカが対戦。4分、イングランドはへスキーのポストプレーからジェラードが冷静に決めて早々と先制点。しかし、その後ペースを握ったのはアメリカ。右サイドからのクロスを中心にゴールまであと一歩のところまで襲いかかる。すると前半40分に中盤でボールを受けたデンプシーがシュート。ボールはキーパーの真っ正面だったが、イングランドのグリーンがこれを痛恨のキャッチミス。1対1の同点となると、イングランドは再びリードを奪うことは出来ず勝ち点1に留まった。

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