WOWOW「花が咲けば、月を想い」第9-12話:南山の虎~帰りを待つ

2023年09月15日21時37分ドラマ
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次週9月15(金)、22日(金)WOWOW(金曜19時)で放送する「花が咲けば、月を思い」では密造ビジネスを本格的に始める。ユ・スンホ&イ・ヘリW主演の青春ロマンス時代劇!第9話~第12話のあらすじと見どころを場面写真付きで紹介、予告動画は番組サイトで公開中だ。



「花が咲けば、月を想い」は、歴史上最も厳格な禁酒令の時代、密造酒の業者を取り締まる原則主義の監察ナム・ヨン(ユ・スンホ)と、酒造を通じて人生を変えようとする女性カン・ロソ(ヘリ)のハラハラ追撃ロマンス。【「花が咲けば、月を想い」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや朝鮮時代の禁酒令、韓国での評判、各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめている。。

■キャスト
ナム・ヨン役:ユ・スンホ
カン・ロソ役:ヘリ(Girl's Day)
イ・ピョ役:ビョン・ウソク
ハン・エジン役:カン・ミナ
ヨン・ジョムン役:チャン・グァン
イ・シフム役:チェ・ウォニョン
ファン・ソユ役:イム・ウォニ
チュンゲ役:キム・ギバン
 ほか

【第9話:南山の虎】
ホン(ムン・ユガン)に捕らわれ、絶体絶命の危機に陥ったヨン(ユ・スンホ)を救ったのは、またしてもロソ(ヘリ)だった。密造酒の輸入がバレそうになり、南山に隠れていた彼女は、偶然、捕らわれたヨンらを目撃し、酒を積んだ荷車を押し始める。奇襲を受けてホンが荷車の下敷きになっている隙に逃げ出した二人は、林の中の枯れ井戸に身を隠す。井戸の中で、積み荷が酒だったと明かしたロソ。兵曹判書の印を悪用した事に呆れながらも、「嫌いになった事はない」と告げるヨン。互いを意識する二人。ロソが隠し扉を発見。ホンらが密造酒を隠していた氷庫に繋がっている事を突き止めた二人は、どうにか追撃を免れ、ヨンの咄嗟のアイディアで井戸から脱出を果たす。
絶体絶命のヨンをロソが豪快に救うという痛快なオープニングから始まった第9話。どこか頼りないヨンと、彼のピンチを毎回ロソが助けるという構図が面白い。お互い意識しながらも正直になれない二人のもどかしい展開にも終止符が打たれ、ヨンがロソに気持ちを伝えた終盤の花が咲き乱れる月夜のキスシーンは幻想的だ。
物語も折り返し地点に差し掛かり、10年前にヨンが目撃したマンウォル寺の事件やホンとウンシムの関係が少しずつ明らかになってきた。この回のネタバレあらすじと見どころは9話詳細で。


花が咲けば【第10話:共闘】
マンウォル寺での戦いを終えて王宮に戻ったイ・ピョは、ロソを世子嬪として迎えようとしている事を告げるが、伯父であるシフムはそれに反対し、ロソの父の死に関して尋ねたイ・ピョに詳しく知ろうとするなと忠告する。ヨンと口づけを交わしたロソは、エジン(カン・ミナ)と談笑するヨンが気になって仕方ない。ヨンの将来の為にも、口づけの事をなかった事にしようと提案するも、エジンと縁談を進めるはずのヨンはあっけらかんとした表情でこれを拒む。大母(チョン・ヨンジュ)らを従えてウンシムのもとに現れたロソは、ウンシムに銃を向けてホンとの関係を問いただす。「かつては恋人だった」そう答えるウンシムだが、彼女の言葉はどこか、朧げで掴みどころがない。
ヨンとロソが口づけを交わすロマンティックなシーンの直後から始まり、ヨンが凶刃に倒れる場面で終わる第10話。二人のラブラインは順調に進み始めるかと思いきや、ヨンは自分の気持ちを認めてエジンとの婚約を破棄してロソに向かおうとするのに対し、ロソはヨンを想いながらも、二人の縁談やヨンの将来を邪魔するのではないかと一歩引く姿が描かれ、恋の進展は控えめに描かれた。代わりに大進展を見せたのが、宿敵ホンとの対立や、過去を巡るサスペンス的な部分だ。ホンに正体を知られ、命の危険に晒されたロソとヨンが巧妙な作戦でホンを追い詰めていく様子が描かれ、特にロソらがホンの保管庫を襲撃するシーンでは、銃を持たせたら迫力ピカイチの大母親子、怪力の持ち主チュンゲ、恵民署での鍼灸仕込みの針さばきで攻撃するグム、更には敵だったサンモクまでが結託して、アベンジャーズのようなかっこよさにしびれた視聴者も多いのではないだろうか。
この回のネタバレあらすじと見どころは10話詳細で。


花が咲けば【第11話:君を探して】
ロソ(ヘリ)に対する正直な気持ちを受け入れて贈り物を用意して彼女のもとに向かうヨン(ユ・スンホ)は、都承旨シフム(チェ・ウォニョン)の命令で現れたホン(ムン・ユガン)に刺され、意識を失う。ロソの身に危険が及んだと知ったイ・ピョ(ビョン・ウソク)は無力さを痛感するも、シフムに言われるがままに状況を見守る事しか出来なかった。また世子嬪を選ぶ為の揀択が行われる事になり、エジン(カン・ミナ)にも白羽の矢が立つが、意中のイ・ピョが世子だと知らないエジンは、自由に恋が出来なくなると意気消沈して家出をしてしまう。
span style="color:#A0522D">ヨンが刺されて興味を引く展開で幕を閉じた前回。ヨンは当然のように生き残らなければならない主要キャラクターだが、どのように一命を取り留めるのかが注目された。実際にヨンはウンシムに発見され介抱されるのだが、ウンシムが果たして何を考え、味方なのか敵なのかが再び謎に包まれる展開となった。ロソはシフムの策略で賞金をかけられ、ホンだけでなく都中の人々に狙われる立場に追い詰められてしまい、ヨンと離れ離れになってしまうが、ヨンの死を知って騒ぎを起こした事で更に自らを追い詰めてしまう事になる。この回のネタバレあらすじと見どころは11話詳細で。

花が酒が【第12話:帰りを待つ】
死んだと思っていたヨンとの再会を果たし涙するロソ。遅れて現れたエジンとイ・ピョもヨンの無事を知って喜びを隠しきれない。しかし、感動の再会もつかの間、エジンから渡された木彫りのトラを見たヨンは、10年前に自分を救って犠牲になったのが「南山の虎」と呼ばれたロソの父だったと知り、罪悪感に襲われる。ホンを追い詰めた大母は銃撃でホンに重傷を負わせるが逃してしまう。また、王宮では死んだはずのヨンが戻ってきたばかりか、昇進して周囲に混乱が広がる。密造酒はロソではなくホンが主犯だと訴え、酒を隠していた氷庫と井戸でつながる地下道の存在を告白するが、証拠はホンに奪われ、ホンを捕らえるしか道は残されていなかった。
再会を果たし、お互いが自分の気持ちに正直になり始めたものの、ここで二人が持つ木彫りのトラの正体が明かされ、ヨンのロソに対する気持ちにブレーキをかける結果になってしまう。物語序盤から登場していたヨンの木彫りのトラ、そしてロソが持つもう一体の木彫りのトラ。その正体はロソの父が作ったもので、ロソに頼まれてもう一体作ったものを、マンウォル寺で怯えていたヨンに渡し、その際にヨンをかばい傷を負いロソの父は何者かに殺されていた。またひとつ過去の真相が繋がり、ヨンもシフムが10年前の一連の事件に関与している事に気づき始め、彼がロソの父を殺した張本人なのか?一体どんな計画を企てているのかますます目が離せない。
この回のネタバレあらすじと見どころは12話詳細で。


WOWOW番組サイト
 2023年8月18日 金曜19:00-21:30 2話連続
YouTube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「花が咲けば、月を想い」を2倍楽しむ】