「どうする家康」”於愛”広瀬アリスに称賛の声!“茶々”北川景子が躍動!第36話ネタバレと第37話予告

2023年09月25日12時14分ドラマ
©NHK

NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)9月24日(日)に放送された第36話「於愛日記」“於愛”広瀬アリスが打ち明けた愛の形に視聴者が感動!10月1日(日)放送の第37話「さらば三河家臣団」で家康たちがついに江戸へ!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



9月24日放送の第36話では、真田から北条に領地を渡すかわりに徳川の姫を欲しいと言われた家康(松本潤/嵐)は、忠勝(山田裕貴)の娘・稲(鳴海唯)を養女にして嫁がせようとするが稲の反対にあう様子が描かれた。一方、探していた武田の忍び、千代(古川琴音)を忠元(音尾琢真)がかくまっていることが判明し、ここでも一波乱が。そして、於愛の日記からは、笑顔の裏に隠された夫を戦で亡くした悲しみや、作り笑顔で乗り越えて来た思いが綴られた。

稲、千代、そして於愛それぞれの思惑の中で「夫婦」に向き合う姿に視聴者から「千代も戦争で夫を亡くしていたんだっけ」「みんなそれぞれに悲しみを抱えていたんだね」など声が上がった。偽りの愛が、いつの頃からか本当の笑顔で家康と向き合えるようになった於愛。そして瀬名と信康を亡くした悲しみに暮れていた家康もまた、於愛のおかげで笑顔を取り戻し、思い出話にふける様子に、「愛深き姫、於愛さま!」「状況を受け入れて寄り添えあえる2人が素敵」など注目を集めた。

そして、10月1日放送の第37話では、秀吉が北条攻めを決定。新たに領地を与えられた家康は、住み慣れた三河を離れることになる。家臣たちに事情を話せないまま、北条氏政(駿河太郎)との対決に向かうのだが・・・。ついに家康が江戸へ着任!そして第36話で登場した茶々役の北川景子が、野望を秘めた秀吉の寵姫としてどう立ち振る舞うのか、今後の展開からも目が離せない。

■北川景子、お市に続き茶々を好演
第36話のラストに登場した秀吉の側室、茶々。戦で両親である浅井長政とお市を亡くし、世の不条理を悟り、家康へ敵対心を抱くという設定だ。後に秀吉の寵愛を受け、豊臣家で権力を握る茶々を、お市も演じた北川景子が演じ、一人二役となる。

オープニングのタイトルバックに北川の名前が登場すると、「激アツすぎる!」「北川景子が茶々なんだ!めっちゃ驚いた!」など反響を呼んだが、さらに視聴者を驚かせたのは終盤の登場シーン。秀吉がなかなか的に弓を当てに出来ることが出来ない中、鉄砲で的を打ち抜いたのが茶々だった。突然の登場、しかも銃口を家康に向ける姿に、家康も驚き、思わず「お市さま」と声を漏らすほど。ネットでは「茶々のラスボス感が凄い!」「お市と茶々、」と盛り上がりを見せた。

お市と茶々、一人二役を演じるにあたり、「違和感がないよう演じたい」と抱負を語っていた北川景子。視聴者の期待を受けて、伸び伸びと茶々を演じてくれることだろう。

■前回(第36話)ネタバレあらすじ
於愛は前夫の戦死や、徳川家の侍女として働き始めの頃を記した日記を読み返していた。慕っていた人が逝き、一度は生きることを諦めたが、遺された子供を祖父母に預け、働き始めた於愛。側室のお葉(北香耶)に「うそでも笑っていなされ」と言われ、無理にでも笑い、明るくしていた於愛だったが、瀬名に笑顔とおおらかなところが気に入られ側室へ。於愛は精いっぱい励むと口では言いながら、自分の笑顔は偽りだと後ろめたさを感じていた。そして日記には、家康のことは尊敬するものの、「お慕いするお方ではない」と綴られていた。

家康は真田昌幸(佐藤浩市)から、北条に沼田を渡す代わりに徳川の姫が欲しいと頼まれ、忠勝(山田裕貴)娘・稲(鳴海唯)を養女にして嫁がせようとするが、忠勝は猛反対する。かたや、家康は秀吉から早く北条を説き伏せるよう迫られ、北条と真田の問題に頭を抱える日々が続く。駿府では於愛が領地に住む目が悪い者達へ施しを行っていた。自分も目が悪いことから、同じ境遇の民を助けたいと働きかける於愛の慈悲深さに領民も於愛のことを慕っていた。

一方、家康が探させていた武田の女・千代(古川琴音)を元忠(音尾琢真)がかくまっていることが判明。それを知った本多忠勝(山田裕貴)は、千代が元忠をかどわかしていると激怒し、元忠の屋敷に乗り込んでいく。千代はかつて、武田勢の忍びとして暗躍した過去があり、元忠は千代が真田の忍びだと疑っていた。だが千代は、「非道なことをさんざんしてきた私の言葉に信用などありますまい」と答え、そして元忠を慕う気持ちを聞かれても「きっと偽りでございましょう。あなたは私にだまされたのさ。」と返すのだった。

駿府に戻って来た家康は、元忠に命令に従わなかったことは言語道断であるとしながら、なぜ素直に妻にしたいと申し出なかったか訳を聞いた。家康は元から千代を恨んではおらず、行方知らずになっていたことをただ気に掛けていたのだった。むしろかつて夢見た戦無き世を、穴山梅雪らと共に目指した一人だと思っていた。忍びの過去を捨て、元忠の妻になることを命じる家康は、幸せになることは生き残った者の務めだと告げた。

それでも納得いかない忠勝は、忍びでないことが証明されていないと主張する。すると、そこに居合わせた稲から自分が真田に入り、操ってみせる。もし元忠が千代に寝首をかかれれば、自分が真田親子の寝首をかくと言い出した。そして「夫婦をなすもまた、おなごの戦と思い知りました。真田家、我が戦場として申し分なし。」と輿入れを受け入れた。これに忠勝も反対することはできず、泣きながらもかわいい娘を真田に送り出す決意をするのだった。

その後、家康は、於愛に煎じたお茶をふるまい、「これまでもわしは、そなたに救われてきた。そなたがいつも笑顔でおおらかでいてくれたから・・・」と告げると、於愛もいつの頃から無理しなくても笑顔になれたのは家康のおかげだと話した。於愛は日記の中で、瀬名と信康を亡くし深く傷ついた家康の姿を見て「笑っていよう。たとえ偽りの笑顔でも絶えずおおらかでいよう。この方がいつかまたあのお優しい笑顔を取り戻される日まで」と綴っていたが、いつの頃から心から笑えるようになっていたのは於愛の方だった。

そして、これで真田と北条のもめ事が解決したと思っていた家康だったが、今度は秀吉から沼田の一部を真田に渡すよう命じられ再び頭を悩ますことになる。それではこれまで北条を説得し、真田に稲を嫁がせた家康たちの努力が水の泡になってしまうが、秀吉の暴走はもはや誰も止められないところまできていた。さらに家康を驚かせたのは、お市そっくりに育った茶々(北川景子)が秀吉の側室となり家康の前に姿を現したことだった。

■第37話「さらば三河家臣団」あらすじ
茶々(北川景子)が秀吉との子・鶴松を出産し、勢いづく秀吉は北条攻めを決定する。和平を主張する家康に秀吉は先陣を命じ、勝てば北条領を全て与えるという。しかし、それは故郷・三河を離れることでもあった。家康は家臣たちに事情を話せないまま出陣を命じる。秀吉が20万もの大軍で小田原城を包囲する中、家康は氏政(駿河太郎)に降伏を促すが、全く応じようとしない。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第37話は10月1日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、松山ケンイチほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_ieyasu」。第37話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
NHKオンライン・NHK_PR

【大河ドラマ】【「どうする家康」関連記事】

【2023年秋ドラマ紹介】