韓国ドラマ「アスダル年代記2:アラムンの剣」第5−6話:暴君タゴンの凶行とまたひとつ現実となったアスダルの予言

2023年09月26日23時17分ドラマ
『アスダル年代記』シーズン2
ディズニープラス スターにて独占配信中

イ・ジュンギ、シン・セギョン、チャン・ドンゴンら豪華共演のファンタジー超大作「アスダル年代記シーズン2(アラムンの剣)」日本ではDisney+ (ディズニープラス)「スター」で独占配信中だ。第5話、第6話では常識が覆り混乱のアスダルでタゴンが暴君の片鱗を見せ、ウンソムと入れ替わったサヤがアゴ族の連合軍に合流する様子が描かれた。気になるあらすじをチェックしてみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「アスダル年代記」は太古の地アスで互いに異なる伝説を書いていくタゴン、ウンソム、タニャ、テアルハの運命的な話を描く韓国ドラマ初の古代をテーマにしたドラマ。「シーズン2:アラムンの剣」は、凄絶な闘争の末、タゴンがアスダル初の王となってから約 8 年後の世界を舞台にしている。【「アスダル年代記2:アラムンの剣」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、メイキングなどまとめている。

■第5話「アラムンの剣」あらすじ
ウンソム(イ・ジュンギ)の力を借りてアロク王子(シン・ソヌ)を救ったタゴン(チャン・ドンゴン)だが、深い傷を負い意識を失ってしまう。タニャ(シン・セギョン)により、伝説の英雄アラムンがイグトゥだったという事実が公になり、これまで忌まわしい存在だったイグトゥを崇めることに困惑する民。

タゴンは自らがイグトゥだと露見しながらも命拾いをするが、王妃テアラ(キム・オクビン)はこの偶然を疑い、タニャとサヤの偽物の関係を疑い始める。アラムンの墓には「けやきが割れ剣が現れた時に使命が告げられる」との予言が刻まれており、タニャはウンソムこそがアラムンの再来だと告げるが、既に200年前アラムンと戦ったイナイシンギの再来として部族の連合軍を率いるウンソムにとっては受け入れ難い事実だった。

一方のサヤはネアンタルから父の形見を受け取るが、直後にイグトゥに襲われる。彼らは「イコマヒス」という謎の言葉を残し一人は絶命、一人は逃走してしまう。

一度はウンソムにサヤのふりをさせて利用したテアラがウンソムを拉致。サヤが捕らえられたという噂が広まり、兵士たちとテアラも一触即発の状態に。女官として働くヌンビョル(イ・シウ)からダルセ(シン・ジュファン)を通じてウンソム拉致を知ったタニャ。ワハン族の仲間たちも捕らえられたのがウンソムだと知り、秘密の通路を通じてウンソム奪還にを成功させる。ヨルソン(チョン・ソギョン)はウンソムに鉄でできた剣を渡し、アスダルの軍事力を知らしめると反乱を思いとどまるように説得するが、タゴンの暴政を終わらせようとするウンソムは帰還を宣言。直後にタゴンのスパイでタニャの側近であるヤンチャ(キ・ドフン)に命を狙われるが、奇しくも近くにあったけやきの木に雷で焼け、剣を振り上げたウンソムも雷に撃たれて腕に雷紋を得る。

アスダルを発つウンソムは、アラムンの剣の出現と、自分がイナイシンギとアラムンふたつの神になり、200年に及ぶ神々の争いを終結させると宣言。

タゴンは目を覚ますが、かつて殺した父の幻覚を見るようになり、遂には医女3人を殺してしまい、彼の行動は常軌を逸していく…。

■第6話「偽りのイナイシンギ」あらすじ
精神が衰弱しイグトゥが世間に認められた世の中を信じることができないタゴンは民が自分を嘲笑っているような妄想を抱えてしまう。そんな隙に乗じてヌンビョルはタゴンへの接近を成功させる。

ウンソムが残していったアラムンの剣はたちまち街でも噂になり、タニャは困惑する民に、これまで底辺で迫害されてきた者を崇めるよう教えを説いた。これはいずれやってくるイナイシンギの再来ウンソムがアラムンとしても受け入れられるように敷いた作戦だった。

一方、連合軍ではイナイシンギの不在が明るみになってしまい、連合軍撤退の話が持ち上がる中、森で発見されたサヤが連れてこられる。敵軍の総兵長であることを隠してイナイシンギのふりをし始めたサヤだが、連合軍では馬が謎の病気に冒され頭を抱えていた。チェウン(ハ・スンリ)の調査で、かつて馬やネアンタルに甚大な被害を与えた伝染病が原因だと突き止めたサヤは、部族内部にスパイがいると指摘。

そんな中、一足先にアスダルから帰還したイプセン(イ・ヘウォン)はイナイシンギが敵国の総兵長サヤだと見抜き襲いかかるが、反逆者扱いされて捕らわれてしまう。互いに疑わせることで反乱軍を分裂させようとしていたサヤのもとに武器運搬の情報が舞い込む。

アスダルではテアラがワハン族出身のチャソル(大臣)を脅し、ウンソムがワハン族出身であることを突き止めた。タゴンは忽然と姿を消し、アラムンの剣を見ると使命がわかったと不敵に微笑み、王宮に戻ると歌うオオカミの年に生まれた青年をすべて捕らえて殺害するよう王命を下した。。その年に生まれた3人が世界を終わらせタゴンを殺すという予言が彼を突き動かし、予言を知りながらも黙っていたテアラにも不信感を抱き、反対する臣下も斬りつけるなど暴政は加速していく…。

自ら武器強奪作戦に赴いたサヤ。しかしそれは部族内のスパイが仕組んだ罠だった。村でイプセンに襲われた際に幼い少女が身代わりになっただけでなく、敵兵の前で多くの兵士が身を挺して自分を守る姿を見て、ウンソムの人望の厚さを痛感したサヤ。遂には敵兵に追い込まれてしまうが、敵兵に混ざって機を伺っていたウンソムが敵兵を殲滅し危機を救った…。

■見どころ
先週の放送ではウンソムとタニャが悲願の再会を果たし、更にタゴンが多くの人々を殺してまで隠し続けてきたイグトゥであるという真実が公に認められ、一見すると、穏やかな世界がやって来そうな展開だったものの、今週放送の第5−6話では、状況がこじれにこじれてしまった。

テアラの陰謀によりウンソムが捕まり、彼を災い扱いしてきたワハン族の仲間たちがそれを救出。一方のサヤは謎の男たちに襲撃され「イコマヒス」という謎のネアンタル語を耳にし、ウンソムになりすまして反乱軍に帰還し内部でひと悶着を起こすことに。

ようやくイグトゥであることを隠さずに生きられるようになったはずのタゴンは半狂乱になり、再び暴君の片鱗を見せ始め、自分を滅ぼす予言を隠していたことから愛する妻テアラにも敵意を剥き出しにする始末。

その予言に関しても進展があった。シーズン1の段階で既に三種の神器の一つとも言える鈴を手に入れていたタニャに次ぎ、ウンソムを主とする剣が登場。残すはサヤが手にするとされる鏡だが、ネアンタルから父の形見として受け取った黒い石の首飾りが鏡のようにサヤの顔を映していたことから、これが鏡である可能性が高い。果たしてこの3人がどのように世界に終わりをもたらすのか。サヤを指す「イコマヒス」とは不吉な言葉のようだが、その意味は一体…?

タゴンの乱心、ウンソムの人望に心を動かされたサヤ、再び顔を合わせた双子の兄弟…果たして予言はどのように叶えられていくのか注目したい。

期待の新作「シーズン2:アラムンの剣」は2023年9月9日~10月15日にtvN新土日ドラマ21:20から放送される予定で、日本ではディズニープラス(Disney Plus)スターにて独占配信を開始した(全 12 話/初回3話一挙配信、以降毎週土・日1話ずつ配信)。

■スタッフ
監督:キム・グァンシク 「安市城 グレート・バトル」
脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン 「善徳女王」「六龍が飛ぶ」

■キャスト
ウンソム/サヤ役:イ・ジュンギ「麗<レイ>〜花萌ゆる 8 人の皇子たち〜」「悪の花」
タゴン役:チャン・ドンゴン「紳士の品格」「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」
タニャ役:シン・セギョン「新米史官ク・ヘリョン」「ハベクの新婦」
テアラ役:キム・オクビン「渇き」「悪女」

韓国tvN番組サイト

【作品詳細】【「アスダル年代記2:アラムンの剣」を2倍楽しむ】
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