「どうする家康」阿茶V.S茶々のバトル、笑顔の対決に視聴者が震えた!第38話ネタバレと第39話予告

2023年10月09日08時15分ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)10月8日(日)に放送された第38話「唐入り」で松本潤(嵐)がムロツヨシに一喝!阿茶と茶々の戦がゾクゾクすると話題に!10月15日(日)放送の第39話「太閤、くたばる」でついに秀吉、死す!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



10月8日放送の第38話では、息子・鶴松を亡くし絶望の秀吉(ムロツヨシ)が、ついに唐入りを決意、朝鮮出兵に乗り出した。途方もない侵略計画に「正気の沙汰ではない」と苦言を呈する家臣も出始め、秀吉の暴走がエスカレートしていく中、家康(松本潤)は自らの命と引き換えに阻止しようと奮闘。己の欲望を止められない秀吉をムロツヨシが怪演し、対する家康役の松本潤は「目を覚ませ。惨めぞサル!」と傲慢な秀吉に鋭い一言を浴びせた。一方、打倒家康を誓う茶々(北川景子)は、家康に接近。そこへ阿茶(松本若菜)も登場し、家康を巡り側室同士のバトルが勃発し、視聴者の注目を集めた。

そして10月15日放送の第39話では、第二子・秀頼誕生で、再び活気を取り戻した秀吉が第二次朝鮮出兵に着手する。予告では茶々が「秀頼があなたの子だとお思い?」という恐ろしい一言も飛び出し、秀吉の作り上げた世の中はカオス状態に。一方、家康は隠居した酒井忠次(大森南朋)から、最後の願いを託されるのだが、果たしてその内容とは?家康の息子・秀忠役で森崎ウィンが登場。そして、ついに秀吉が最期の時を迎える。

■熱闘!阿茶V.S茶々の側室対決
第38回でのハイライトとなった茶々V.S阿茶の側室対決。それは茶々が、家康の元を訪れた時のこと。登場から“悪女”として描かれてきた茶々は、家康に母・お市を見殺しにしたことを詫びさせ、さらに「父上とお慕いしてもようございますか」と切々に訴えた。そこへ絶妙なタイミングで登場したのが家康の側室・阿茶だった。

阿茶は“秀吉がキツネに取り憑かれた”という噂を引き合いに、「我が殿にもとりついてはいけませぬゆえ、キツネを見つけたら退治しようかと」と茶々(=キツネ)を牽制すれば、茶々は笑顔で「キツネ退治、大いに励んで下され」と応援する姿に、ネットでは「茶々対阿茶の対決、ゾクゾクする!」「阿茶と茶々の戦が熱い。」「笑顔の対決に震える・・・」と2人の応酬に視聴者が釘付けとなった。

阿茶は武術に長け、戦場にも付き添いを許され、奥を任されるほど知己に富んだ女性。夫に先立たれ、息子を抱えながらも家康の側室となり、秀忠、忠吉の養育を任されていた。阿茶と茶々。どちらも戦国を機抜く女性としての違った強さが魅力だが、キツネ退治すると警戒心むき出しの阿茶と、泣き落としで家康を翻弄しようとする茶々の女対決に今後も期待したい。

■前回(第38話)ネタバレあらすじ
天下統一を果たした秀吉は、関白を甥の秀次に譲り、自分は太閤として政の頂点に君臨していた。次の狙いを国外に求め、家康はじめ諸大名を肥前名護屋城に集めると唐入りを命じる。朝鮮に渡った加藤清正たちから連戦連勝という知らせが届き、秀吉はご満悦。自ら明に渡り、ゆくゆくは天竺や南蛮も手に入れると意気込んだ。

居合わせた武将たちは大いに沸き立つが、浅野長政(濱津隆之)が「正気の沙汰ではない」と異を唱えたので、怒った秀吉は刀を手に取り殺そうと襲いかかる。慌てて石田三成(中村七之助)らが浅野を捕まえ、家康が間に入りとりなした。何に置いても準備が足りない戦に家康が辟易している中、足利義昭(古田新太)が訪ねて来る。出家し昌山と名乗る元将軍は、皆が無下にできないことをいいことに、いろんなところへ顔を出して接待を受けていた。

その日、服部半蔵(山田孝之)が朝鮮半島での戦の情報を家康に報告。なんと藤堂高虎率いる海軍が敗戦したという裏情報をつかむ。家康は本多忠勝(山田裕貴)と共に本陣へ行き、石田三成を問いただすと、責任を感じて秀吉には報告していなかった。秀吉が明に向かうのを阻止するため、覚悟を決めた家康は秀吉の前で「どうしても参られるというのであれば、私はここで腹を切りまする」と小刀を差し出し、秀吉の代わりはいないから国に留まって欲しいと説き伏せた。



同じ頃、秀吉の母・仲(高畑淳子)が息を引き取る。死に際、仲は寧々(和久井映見)に強欲になる秀吉のことを心配する胸の内を明かしていた。一方、茶々は家康の元を訪れ、なぜ母・お市に援軍を送らなかったかと問い詰めながらも、「茶々は家康殿に守って欲しく存じます」と家康の手を取った。そこへ阿茶がやって来て、秀吉が狐に取り憑かれたという噂を聞いたから、家康に取り憑かないよう退治すると、茶々を牽制。しかし茶々は笑顔を見せ「狐退治。大いに励んでくだされ」と受け流しその場を立ち去った。

それから季節が巡り、家康は半蔵から挑戦攻めがうまくいっていないと報告を受ける。さっそく家康は大坂から戻った秀吉と対面。秀吉は「みなわしのことをあほになったと思っとる。狐に取り憑かれとる。小娘相手に思慮を失うと思うか。」と、あくまで茶々を側に置くことを選択する。茶々は秀吉の心を惑わすから遠ざけるべきだと進言すると、秀吉は怒りだした。今や太閤となった自分は徳川を潰すこともできると凄んでみせるが、家康はひるむことなく、以前の秀吉であればそんなことは口にしないと告げ、「目を覚ませ。惨めぞサル!」と一喝した。

今度は2人が揉めているところに、昌山がやって来て、「てっぺんは独りぼっちよ。信用する者を間違えてはいかん」と言って酒をあおり出て行ってしまった。これをきっかけに秀吉は茶々を大坂に返し、家康たちの意見に耳を傾けるようになった。文禄2年(1592年)、石田三成らは朝鮮から引き揚げて来た。秀吉は三成らの労をねぎらい、家康も胸を撫でおろしたのも束の間。秀吉の元に一通の文が到着し、秀吉は狂喜する。それは、茶々が秀吉の子供を身籠った知らせだった。秀吉の笑い声を聞いて、家康は再び不安を感じるのだった。

■第39話「太閤、くたばる」あらすじ
茶々に拾(後の秀頼)が生まれる。家康の説得により明との和睦を決めた秀吉だったが、石田三成たちが結んだ和議が嘘だとわかると、再び朝鮮への出兵を宣言、暴走が始まった。都が重い空気に包まれる中、家康は息子の秀忠(森崎ウィン)を連れて、京に隠居していた忠次を訪ねると、ある願いを託され悩む家康。そこへ秀吉が倒れたと知らせが届く。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第39話は10月15日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、ムロツヨシ、北川景子、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、音尾琢真、松本若菜、松山ケンイチ、和久井映見ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_ieyasu」。第39話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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