「イカゲーム」で注目を浴びたイ・ユミが主人公カン・ナムスン役を務めるドラマ「力の強い女カン・ナムスン」が10月7日よりJTBC土日ドラマとして放送スタート、Netflixでも独占配信開始した。今回は、第5話と第6話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。

「力の強い女カン・ナムスン」は「力の強い女ト・ボンスン」以降、約6年ぶりにさらにパワーアップした世界観で帰ってきた「力の強い」シリーズ第2弾。前作「ト・ボンスン」で新たなKヒロインの世界観を見出した脚本家ペク・ミギョンと韓国で大反響であったドラマ「酒飲みな都会の女たち」を生み出したキム・ジョンシク監督がタッグを組む。



■キャスト⇒キャストを写真付きで紹介
カン・ナムスン役：イ・ユミ
ファン・グムジュ役：キム・ジョンウン
キル・ジュンガン役：キム・へスク
カン・ヒシク役：オン・ソンウ（元Wanna One）
リュ・シオ役：ピョン・ウソク
ほか

■第5話あらすじ
ナムスンとヒシクは誰もいないDOO-GOの物流倉庫に潜入。鑑定の為に特殊な加工が施された麻薬マスクのサンプルを手に入れた。
しかし、ナムスンとヒシクが手に入れたマスクのサンプルは鑑定の結果、麻薬は検出されなかった。そのためヒシクは潜入捜査を中断せざるを得ない状況となった。

捜査チームに復帰したヒシク。復帰してすぐさま待ち構えていたのは様々な場所で発生する変死体事件。死体の共通点は全て水を大量摂取したのちに突然死していることであった。

ヒシクがいなくなったあとも1人で潜入捜査を続けるナムスン。暗闇の中倉庫に侵入するとリュ・シオが一点を見つめ立っていた。ナムスンは近づき声をかけるとリュ・シオは怪力でナムスンを吹き飛ばした。

ナムスンは家に帰ると潜入捜査のことを母親のグンジュに伝える。それを聞いたグンジュはナムスンに2人で力を合わせて世界を救おうと提案するのであった。



■第6話あらすじ
特殊な力の遺伝は22歳に最も活性化するとともに結婚相手を探さないといけないという伝統が受け継がれている。ナムスンも22歳になり、母グンジュはヒシクをナムスンの相手として密かに考える。

一方ヒシクが所属する捜査班のチーム長は水を渇望するという新種麻薬の症状が見受けられ、急いでヒシクは病院へ連れて行こうとする。しかしチーム長は病院に行くのを拒みヒシクの家に行くことに。水を渇望する症状はどんどん深刻化していき突然力が強くなるという突然変異が起きヒシクは絶体絶命の危機に襲われる。しかしそこに偶然現れたナムスンにより助けられる。

家族で食事をする中グンジュに対し長年不満があったナムスンの弟ナムインは突然家を出て父親のボンゴと一緒に暮らすと言い出す。その後ナムインは以前謎の女性からもらったダイエット薬をストレスのあまり飲んでしまう。

グンジュは再びリュ・シオと再会し取引をしようと試みる一方、ナムスンはアルバイト中にファジャに刺されてしまうのであった。

■見どころ、感想、視聴率
第5話の視聴率は7.3％だった。第5話では、マスクに隠された秘密を解き明かすために潜入捜査をするヒシクとナムスンであったが捜査は難航。しかし麻薬の特性として水を大量に欲するようになり水を飲めば飲むほど体内で麻薬の成分が強くなるということに気づいたのが見どころだ。

また忘れてはいけないのが、ナムスンの弟ナンミンの元に突如現れた謎の女性。ダイエット薬といってナンミンに渡した一錠の薬。明らかに怪しい薬のようであるが、一体何の薬であるのか後に何かが起きそうな不吉な予感を感じるシーンであった。

第6話の視聴率は第5話よりも少し上昇し8.1％だった。第6話では、麻薬の新たな特性である突然ナムスンと同じような怪力を発揮することが明らかになった。新種麻薬は、本人の無意識的な渇望により下垂体に直接作用しホルモン変化が起こる仕組みになっていた。それを止めるには「アメフラシの血」で作った解毒剤だけが唯一の望みだ。この解毒剤の存在をナムスンたちは果たして気づくことが出来るのか。また、リュ・シオはこの特性を何に使うために開発したのか謎に深まるばかりだ。

ナンミンが第5話で謎の女性から受け取った薬をとうとう飲んでしまう。おそらくダイエット薬ではなく麻薬ではないかと推測できるためまた新たに被害者が拡大してしまうのではないだろうか。そして、何と言っても最後ファジャがナムスンをとうとうナイフで刺してしまうという衝撃のラストであったため視聴者たちも驚きであっただろう。果たして刺されたナムスンは無事なのか7話も目が離せない。


Netflixシリーズ「力の強い女カン・ナムスン」は10月7日から JTBC土日ドラマ（22：30）としてスタート。日本では放送後Netflixを通じて独占配信中だ。

【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】