小松菜奈×坂口健太郎W主演でおくる『余命10年』を10月20日金曜ロードショーで地上波初放送!

2023年10月18日20時00分映画
©2022映画『余命10年』製作委員会

昨年の大ヒット作が早くも地上波初放送!10月20日放送の「金曜ロードショー」(21時~23時14分)では、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がったベストセラーを小松菜奈×坂口健太郎W主演で映画化した『余命10年』(2022年)を20分拡大で放送!予告動画は作品公式サイトで視聴できる。



2017年発売以来、ただの恋愛小説にとどまらず、SNSを中心に切なすぎる小説として反響が広がった『余命10年』(小坂流加/文芸社NEO刊)を原作に、小松菜奈、坂口健太郎のW主演で映画化した大ヒット作を20日の金曜ロードショーで地上波初放送する。本作は2022年3月に公開されると、たちまち感動の声が広がり、興行収入30憶円を超える大ヒットを記録した。

二十歳で難病を発症し、余命10年を宣告された主人公・茉莉(小松菜奈)。生きることに執着しないよう、恋はしないと心に決めた茉莉だが、同窓会で再会した和人(坂口健太郎)と次第に心を通わせていく。小説の文庫化・映像化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、制作された主人公2人の「10年」の物語。季節の移り変わりとともに、誰もが経験する“大切な人たちとの日々”を色鮮やかに描く感動作だ。

物語は2013年からはじまり、少しずつ時を重ねるごとに茉莉と和人にもたらされる変化を小松菜奈と坂口健太郎が全身全霊で演じた。小松は常に死への恐怖と発作を重ね、不安を抱える茉莉を演じ、役柄的に1年間ずっと減量して役作りに励んだ。坂口は、はじめは自信がなく無気力な青年から、年を追うごとにたくましく成長していく和人を髪形や表情の変化で表現している。

また、難病を抱える茉莉に接し、かけがえのない“今”を生きる素晴らしさに気づかされるのは和人だけではない。彼らを取り巻く友人や家族たちの心の変化が描かれるのもこの映画の見どころになっている。2人の友人役を山田裕貴と奈緒が演じ、茉莉の家族に黒木華、重松豊、原日出子が出演。さらに田中哲司、リリー・フランキー、井口理(King Gnu)ら豪華俳優陣が参加しているので、こちらも注目したい。

そしてメガホンをとったのは『新聞記者』(2019年)で日本アカデミー賞優秀監督賞と優秀脚本賞を受賞した藤井道人が担当。“限りある時間”がキーワードとなる本作で、監督がこだわったのは四季を通して撮影すること。約1年かけて行われた撮影では、春・夏・秋・冬の四季の移り変わりと共に、茉莉と和人が過ごした時間を丁寧に撮影した。また、桜やイチョウなど季節を象徴する植物はもちろん、茉莉の家の中に飾られている花も、季節を意識したもの。その中にそれぞれの心情や、願いを込めるなど、こだわりが詰まった映像となっている。

茉莉と和人のストーリーが交差し、四季の中にあるかけがえのない人たちとの大切な時間が紡がれる『余命10年』。友人や家族、大切な人たちと一緒にお楽しみください。

■あらすじ
数万人に一人という難病を発症し、余命10年となった茉莉(小松菜奈)。入院中に知り合った女性から「日常」を記録したビデオを託された茉莉は、退院を機に撮影を始める。高校時代の同窓会に出席した茉莉は、そこで同級生だった和人(坂口健太郎)と再会する。生きることに迷い、自分の場所を失った和人と、もう恋はしないと心に決めた茉莉。別々の人生を歩んでいた二人は、これをきっかけに急接近する。病に侵されていることを隠し、和人と楽しい時間を重ねる茉莉だが、思い出の数だけ残された時間は失われていく・・・。そして彼らが最後に選んだ道とは?

■キャスト
高林茉莉:小松菜奈
真部和人:坂口健太郎
富田タケル:山田裕貴
藤崎沙苗:奈緒
三浦アキラ:井口理
高林百合子:原日出子
梶原玄:リリー・フランキー
高林明久:松重豊

■スタッフ
原作:小坂流加『余命10年』(文芸社文庫NEO刊)
監督:藤井道人
脚本:岡田惠和/渡邉真子
音楽・主題歌:RADWIMPS『うるうびと』(Muzinto Records/EMI)


日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト