「イカゲーム」で注目を浴びたイ・ユミが主人公カン・ナムスン役を務めるドラマ「力の強い女カン・ナムスン」JTBC土日ドラマとして放送、Netflixでも独占配信中だ。今回は、第7話と第8話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「力の強い女カン・ナムスン」は「力の強い女ト・ボンスン」以降、約6年ぶりにさらにパワーアップした世界観で帰ってきた「力の強い」シリーズ第2弾。前作「ト・ボンスン」で新たなKヒロインの世界観を見出した脚本家ペク・ミギョンと韓国で大反響であったドラマ「酒飲みな都会の女たち」を生み出したキム・ジョンシク監督がタッグを組む。



■キャスト⇒キャストを写真付きで紹介
カン・ナムスン役：イ・ユミ
ファン・グムジュ役：キム・ジョンウン
キル・ジュンガン役：キム・へスク
カン・ヒシク役：オン・ソンウ（元Wanna One）
リュ・シオ役：ピョン・ウソク
ほか

■第7話あらすじ
ファジャに腹部を刺されたナムスン！だがナイフが腹部に直前にナムスンが彼女の手を掴み投げ飛ばした。一部始終を見ていたヒシクは警察だと名乗りファジャを逮捕しようとする。しかし、ナムスンに投げ飛ばされた衝撃でファジャの足が折れていたため、その場で逮捕はできなかった。

グンジュはついにリュ・シオと再会。インディアンポーカー対決をし、勝てば敗者に望みを一つ要求できるという取引をする。見事勝利したグンジュはDOO-GOの本当の権力者が誰なのかを教えてほしいと要求する。全財産額が記載されたUSBを渡し颯爽と去るグンジュ。リュ・シオはUSBに保存されていたグンジュグループの総資産額に驚き、グンジュの正体を調べるよう秘書に伝える。

先日、詐欺にあったカフェのマスターはジュンガンの息子グンドンの活躍により詐欺師の居場所を突き止める。ジュンガンはすぐさま詐欺師を捕まえ警察署に連れていく。ジュンガンの怪力を見たカフェのマスターは驚きを隠せない様子であったが、魅力に惹かれ恋人関係に。

押収したマスクから麻薬成分が出なかったことを受け、再び捜査は振り出しに戻る。
そんな中、ナムスンが顧客名簿から探すというアイデアを閃く。ナムスンは以前、倉庫からマスクを盗んだことがばれ、社長室に呼び出されることに。社長室でリュ・シオと会うとナムスンはいつものようにため口で謝罪をする。堂々とした姿が気に入ったというリュ・シオに対し、ナムスンは友達になろうと提案。連絡先を交換した2人は再び会う約束をする。

再び社長室に呼び出されたナムスン。リュ・シオはナムスンに富と名声を与えると提案すると、秘密の場所へ連れていく。殺しはしないと意味深な一言の後、突如ナムスンの怪力を調べるテストを始める。巨大プレス機を押し上げるテストで力を最大限に使ったことでグンジュとジュンガンも共鳴する。



■第8話あらすじ
チーム長が麻薬の副作用から脱却したと思われたが、実は密かに服用していたのだ。そんなことも知らずヒシクは、健全な姿に戻り現場復帰したチーム長と共に麻薬捜査を進める。麻薬の脅威はチーム長だけではなかった。謎の女性から受け取った薬を飲んで、食欲が急に無くなったナンミン。幻覚症状もあるが効果を信じ、2個目の薬代を送金してしまう。そして数日後届いた薬をまたもや飲んでしまう。

以前、ファジャがDOO-GOにいると通報したホン・ジョンホが過労死する。ナムスンとも親しくしていたこともあり、ナムスンはショックを受ける。ジョンホの弟のもとを訪ね葬式代を肩代わりしてやるナムスン。感謝する弟はナムスンの名前を聞くと、ナムスンはモンゴルで使っていたツェツェグではなく本名を教える。一方、会社内で過労死が起きたことを知ったリュ・シオは、報告をしなかった職員に対し会社のイメージが落ちると激怒する。

ヒシクは麻薬の売買が行われていると疑うヘリテージクラブの捜査に向かう。クラブとリュ・シオが関係しているのは確実だが、麻薬についての情報が得られず捜査は難航。そんな中、テストに合格しリュ・シオのもとで働き始めるナムスン。最初の仕事はヘリテージクラブに行くリュ・シオに同行することだった。リュ・シオはナムスンに名簿を渡し、名簿に載っている人物達に会えという指令をする。ヒシクからもらった撮影機能付きの時計を身に付け本格的にスパイを始めるナムスン。ナムスンが撮影する現場の映像を見ながらヒシク達も捜査を進める。

ヘリテージクラブの潜入を終えたナムスンはヒシクと合流する。ヒシクの心配をよそにナムスンは社長室に潜入し顧客データを盗んでくると提案する。真夜中、ナムスンは全身黒のボディースーツに身を包み潜入を開始する。持前の運動神経で防犯レーザーも潜り抜け社長室に潜入成功する。しかし、パソコンからデータを抜き出す方法が分からないナムスンはパソコンごと持ち出そうとする。そこに、警備がやってきてばれてしまう。

■見どころ、感想、視聴率
第7、8話では、ついにナムスンがリュ・シオと会い一気に距離を縮める。リュ・シオが怪力を悪用しようと企んでいるのを知らないナムスンは、スパイ目的でリュ・シオと親しくなってしまう。リュ・シオがナムスンの力をどう悪用しようと企んでいるのかはまだ明らかになっていないが、少しずつリュ・シオの裏計画が進行している様子だ。

一方で危険な捜査に果敢に挑むナムスンのことをまるで、彼氏のように心配するヒシク。ナムスンはヒシクのことをブラザーと呼び親友のように接するが、たまに見せる女性らしさにヒシクはナムスンを意識し始める展開も見どころだ。

グンジュもまたリュ・シオについて捜査を進める。それと同時に社長夫人たちに次々と投資話を持ち掛けるブレッド・ソンについても疑いの目を向けていた。グンジュは詐欺師だと思うものの、社長夫人たちの話から有力な情報は得られなかった。ブレッド・ソンは果たして本当に詐欺師なのか？今後正体が明らかになるのを期待したい。

また、忘れていけないのが麻薬の犠牲者となったチーム長とナンミン。麻薬の副作用に勝てず結局再度服用してしまったチーム長は、ヒシク達に隠してはいるもののさらに強力な力を手に入れたようだ。そして、ナンミンもダイエット薬と称し正体不明の女性からもらった薬を継続して服用してしまう。まだ麻薬かどうか確実ではないが、幻覚症状も出始めているため麻薬の可能性が高い。

少しずつナムスンたちの周囲にも麻薬の脅威が広がり始める第7、8話であった。リュ・シオが麻薬を利用して望むものは何か？そして謎の人物たちブレッド・ソンやナンミンに薬を渡す女性の正体についても謎が深まるばかりだ。次回の展開も見逃せない。

Netflixシリーズ「力の強い女カン・ナムスン」は10月7日から JTBC土日ドラマ（22：30）としてスタート。日本では放送後Netflixを通じて独占配信中だ。

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