11月24日（金）放送の「金曜ロードショー」（21時～22時54分）では心優しい孤独な鐘つき男・カジモドの愛と冒険を描く感動ミュージカル・アニメーション『ノートルダムの鐘』（1996年）を本編ノーカットで放送！予告動画は作品公式サイトで視聴できる。



視聴者から選ばれたディズニー作品を4週連続で放送するリクエスト企画。第2夜となる11月24日は『ノートルダムの鐘』（1996年）を本編ノーカットで放送する。『美女と野獣』のスタッフが贈る愛と友情の感動作で、美しい音楽とストーリーが支持され、視聴者から多くのリクエストが寄せられた。主人公・カジモドはその醜い容姿からノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められ、自由を夢見る心優しい男。偶然出会った美しい踊り子・エスメラルダに初めての恋心と友情を抱いた彼は、新しい世界へと飛び出して行くストーリーが展開する。

ヴィクトル・ユーゴーによる原作を大胆にアレンジした本作だが、何と言っても注目したいのは、日本語吹き替え版で声と歌唱を担当した劇団四季の面々だ。主人公・カジモドの声を担当するのは『オペラ座の怪人』『美女と野獣』など数多くのミュージカルに出演し、最近では『ハリー・ポッターと呪いの子』で主役を務めた石丸幹二。そしてヒロインのエスメラルダの声は抜群の演技力と歌唱力で劇団四季の看板女優として人気を博した保坂知寿が担当した。他にも村俊英や芥川英二（現：鈴木壮麻）、光枝明彦なども参加しており、劇団四季の舞台で鍛え上げた美しい歌声は聴き逃せない。

そして音楽と作曲を担当したのは『リトル・マーメイド』（1989年）、『美女と野獣』（1991年）、『アラジン』（1992年）、『ポカホンタス』（1995年）のディズニー・アニメーションで4作連続アカデミー賞作曲賞と歌曲賞の2部門ずつ受賞している巨匠アラン・メンケン。監督は『美女と野獣』でコンビを組んだゲイリー・トゥルースデイルとカーク・ワイズが担当している。美しい音楽、そして映像は視聴者からも「音楽は何百回と聴いても鳥肌が立ち、震えるくらい感動する」「絵がとても綺麗で話が何よりも美しく素敵」とコメントが寄せられており、多くの人の心に感動を残している。

かわいい動物たちと楽しい音楽、そしてハッピーエンドのディズニー作品とは違い、どこか暗い雰囲気が作品に漂い、シリアスで壮大な内容の本作。主人公の外見が醜いことや、エスメラルダがジプシーであることからジプシー狩りのシーンなど、ショッキングな内容に心が痛むけれど、最後に救いがあるところは、まさにディズニー映画の良いところ。寒い冬に心温まる『ノートルダムの鐘』を家族揃ってご覧ください。


■あらすじ
15世紀末のパリ。高くそびえ立つノートルダム大聖堂の鐘楼では、心優しい鐘つきのカジモド（石丸幹二）が一人で暮らしていた。町の権力者で判事のフロロー（日下武史／歌：村俊英）に育てられたカジモトは、鐘楼の外へ出ることを許されず、いつも塔の上から街を眺めては自由を夢見る心優しい男。「道化の祭り」の日に、石像のガーゴイルたちの応援をうけ、カジモドは初めて塔を抜け出し、美しい踊り子エスメラルダ（保坂知寿）と出会う。彼女に手を引かれ舞台に上がったカジモトは、仮装を競うコンテストに出場し、道化の王に選ばれる。だが仮装していないことがわかると観衆から虐げられる。

その様子を見ていたフロローは、カジモトをかばうエスメラルダを逮捕するよう、近衛隊長に就任したフィーバス（芥川日英司）に命じる。エスメラルダに初めて愛を感じたカジモドは大聖堂に逃げ込んだ彼女を逃がす。フロローがエスメラルダの美しさに邪悪な想いを抱き、捜索中に民家に火を放ち、民衆を迫害する。さらに命令に背いたフィーバスがフロローに命を狙われ重傷を負い、大聖堂でカジモトに匿ってもらいながら治療を受ける。そしてエスメラルダとフィーバスに恋が芽生え始めてことを知ったカジモドは、かつてない心の苦しみを感じるのだった・・・。

■キャスト
カジモド：トム・ハルス（石丸幹二）
エスメラルダ：デミ・ムーア／歌：ハイジ・モーレンハウアー（保坂知寿）
フロロー：トニー・ジェイ（日下武史／歌：村俊英）
フィーバス：ケビン・クライン（芥川英司）
クロパン：ポール・キャンデル（光枝明彦）

■スタッフ
監督：ゲイリー・トゥルースデイル／カーク・ワイズ
製作：ドン・ハーン
ストーリー：タブ・マーフィ
脚本：タブ・マーフィ／アイリーン・メッキ／ボブ・ツディカー／ノニ・ホワイト／ジョナサン・ロバーツ
音楽＆作曲：アラン・メンケン
作詞：スティーブン・シュワルツ

◇日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト