「どうする家康」松本潤&溝端淳平、涙の抱擁と熱い兄弟愛に感動の声!第45話ネタバレと第46話予告

2023年11月27日10時39分ドラマ
©NHK

NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)11月26日(日)に放送された第45話「二人のプリンス」かつて兄と慕った氏真(溝端淳平)に抱きしめられ涙を流す家康(松本潤)の“兄弟愛”が感動を呼んだ。12月3日(日)放送は大坂の陣に突入!真田丸が家康の前に立ちはだかる。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。


11月26日放送の第45話では、作間龍斗演じる若き当主・豊臣秀頼の登場で、豊臣家臣たちが盛り上がる中、“偉大なる凡庸”秀忠(森崎ウィン)は、家康が死んだ後の重責に耐え切れず眠れぬ日々を過ごし、妻の江(マイコ)も心配顔を見せた。何とか大戦を避けたい家康だったが、天皇譲位の際、秀頼と面会するも、まんまと茶々(北川景子)と秀頼の策にはまり世間からそしりを受けてしまう。さらに秀頼プロデュースの方広寺の鐘に刻まれた文字が家康を侮辱するものであったことから、徳川と豊臣の亀裂が深まり、いよいよ物語は大坂の陣へと向かう。

そして12月3日放送の第46話では、天下を取り返す信念に燃える茶々、そして豊臣と徳川の間で揺れ動く千姫。それぞれの思いが入り乱れる中、14年ぶりとなる大戦へ踏み切る家康の前に、真田丸が立ちはだかる!日向亘演じる真田信繁が築いた真田丸の登場に、ネットでは「みんな大好き真田丸!」「大坂冬の陣始まる!今から楽しみ!」と真田丸ファンを中心に盛り上がりを見せている。

■家康と氏真、涙の抱擁がアツい
麗しいプリンスとして世間の話題を集める秀頼に対し、跡取りとしての重圧に耐えかねる秀忠が対照的に描かれた第45話。サブタイトルになっている「二人のプリンス」が指す徳川と豊臣の2代目争いの裏で、家康と今川氏真というかつてのプリンス同志の再会が話題を呼んだ。

大戦を避けたいが、後に残す秀忠の世を心配する毎日を過ごす家康は、死期が近いことや、三成に言われた“戦を求める心”という言葉に苛まれる。氏真は「弟よ・・・弱音を吐きたいときはこの兄がすべて聞いてやる」と言って家康を抱きしめ、「おぬしに助けられた命もあることを忘れるな」と優しく語り掛けた。

重圧を背負う家康と、かつて兄と慕った氏真の本音トークに、ネットでは「長生きして殿を励ましてくれてありがとう氏真!」「家康の孤独を癒す氏真さま」「氏真とのシーンがジーンときた」などの声が持ち上がり、お爺さんになった2人のプリンスの熱い抱擁が感動を呼んだ。


■前回(第45話)ネタバレあらすじ
家康は将軍職を秀忠に譲り、駿府城に隠居していたが、大坂の動向には目を光らせていた。一方、豊臣家の当主、秀頼は、秀吉とは似ずに偉丈夫な青年に成長し、千姫との間に子供は無いものの、夫婦仲は良好で、その様子に茶々も目を細めていた。

世間では徳川と豊臣が対決するという噂が飛び交う中、江戸で政務を担う秀忠と老中としてそれを支える本多正信(松山ケンイチ)が駿府城に訪れた。秀忠は「この10年間、天下の政務を取り仕切っていたのは我ら徳川。」と言って天下を豊臣に返すことに反対し、家康のもと政を進めることが世の平和だと訴えた。家康の側近になった本多正純も、徳川が上位で豊臣が下位であることを明確にするべきだと主張した。

秀頼が服従するとも思えないが、武力で対抗することを避けたい家康は、「太閤というお方は、今も多くの物の心に生きておられる。」と話し、その太閤(秀吉)の子息い武力を使えば、民衆の怒りは徳川に向くだろうと説いた。正信は、重要なのは上下関係ではなく、関白職を担った豊臣家を公家として崇め、徳川は武家の棟梁として豊臣と協力している姿を世に示すことが肝要と考え、今回行われる天皇譲位の儀式の際、秀頼を二条城に招き、家康との面会の席で秀頼を上座に座ってもらうことを提案する。

家康から仲介役を頼まれた寧々(和久井映見)が、上手に茶々を説得し、家康と秀頼の面会が実現することになった。秀頼が民衆の前に姿を現すのはこれが初めてということもあり、麗しい秀頼の姿に民衆は熱狂する。上方の豊臣人気を目の当りにした家康は秀頼との面会へ。家康が「さぁ中へ」と促しても「大御所様からどうぞ」と秀頼も譲らず、秀頼は巧みに家康を上座に座らせた。しかし、そのことが世間に知られると家康は無礼者と批難を浴びる。一方、秀頼は豊臣の名声を取り戻すような大事業に取り掛かり、家康は成長した秀頼に脅威を感じ始めるのだった。

秀頼の大事業のひとつ、方広寺再建にあたり、開眼供養が秀吉の17回忌に合わせて行われることが決まる。年老いた家康がくたばれば、後に残るのは凡庸な秀忠。秀頼は待っていれば天下が手に入るといった流行り歌が世間を駆け巡る中、不安を抱える秀忠は開眼供養を止めるよう家康に訴えた。秀忠は家康の死後を気にして眠れないと愚痴をこぼすと、家康は「そなたは、わしの才能をよく受け継いでおる」と優しく語り掛ける。弱さを素直に認めるところが自分に似ていると話す家康は「戦を望む者たちに、天下を返すな」と思いを届けた。

武力で支配する覇道は、徳力で支配する王道には及ばない。家康は生涯、今川義元の教えを家康は大事にしていた。秀忠のためにも戦乱の原因は除去しておきたいが、自分に死期が近づいていることに苦悩する家康のもとに、今川氏真が訪ねてきた。かつて共に育ち、戦乱の世をくぐり抜けてきた2人。重圧を背負う家康が氏真に弱音を吐くと、氏真は家康を抱きしめ「おぬしに助けられた命もあることを忘れるな」と語り掛けるのだった。そんな時、方広寺の鐘に刻まれた「国家安康、君臣豊楽」が物議をかもす。



■第46話「大坂の陣」あらすじ
豊臣家復活を願う方広寺の鐘に刻まれた家康を呪う言葉。家康は茶々が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求する。激怒した大野治長(玉山鉄二)は、両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切り、全国の大名に呼びかけ、30万の大軍で大坂城を包囲する。三浦按針に用意させたイギリス製の大筒を配備する中、徳川の前に真田丸が立ちはだかる。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第46話は12月3日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、北川景子、松本若菜、玉山鉄二、松山ケンイチ、作間龍斗(HiHi Jets)和久井映見ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_ieyasu」。第46話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

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