怖いけど引き込まれる新作サスペンス・スリラー3選『梟ーフクロウー』『サウンド・オブ・サイレンス』『ボーはおそれている』

2023年12月18日16時00分映画

韓国サスペンススリラー『梟ーフクロウー』が、2024年2月9日(金)より全国ロードショーされるのを記念して、この冬公開の新作映画から、映画好きでも思わず唸ってしまう予想外のどんでん返しや意外な結末、ゾッとするような人間の怖さを描いた傑作サスペンス・スリラー映画3作品をまとめてご紹介する。予告動画は映画HPにて公開中だ。



『梟ーフクロウー』 2月9日(金)公開
梟朝鮮王朝時代の記録物<仁祖実録>(1645年)に残された‟怪奇の死“にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加え誕生した『梟―フクロウ―』は、観客の無限の想像力を刺激し、韓国年間最長 No.1 記録を樹立。韓国エンターテイメント界の最高峰を決める「第59回百想芸術大賞」では作品賞、新人監督賞、男性最優秀演技賞の3冠を受賞。また韓国の三大映画祭の一つである「第 59 回大鐘賞映画祭」で新人監督賞、脚本賞、編集賞の 3 冠、「第 44 回青龍映画賞」でも新人監督賞含む 3 冠を受賞し、本年度の韓国国内映画賞で計 25 冠を達成し、最多受賞を果たした。

盲目の天才鍼医ギョンス(リュ・ジュンヨル)は、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王(ユ・ヘジン)の子の死を‟目撃“し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか―?追われる身となった彼は、制御不能な狂気が迫るなか、昼夜に隠された謎を暴くために闇を駆ける―。絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで―。史実に残された最大の謎に迫る<全感覚麻痺>サスペンス・スリラー。
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『サウンド・オブ・サイレンス』1月26日(金)公開
サウンドニューヨークで歌手を目指すエマは、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、父親が入院したという報せが入り、恋人のセバと一緒に故郷のイタリアへと向かう。父親は面会謝絶となっており、病院で居合わせた母親に理由を聞くが、急に暴れ出した父親から殺されそうになったと震えるばかりだった。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味だった父親の隠し部屋で、古いラジオを見つける。突然ラジオがひとりでに音楽を流し始め、不審に思いつつもスイッチを切るが、その瞬間何かの気配を感じ取る。エマがスイッチを入れて再び音楽が流れ始めると、“それ”は確実に目の前に現れた―。
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『ボーはおそれている』2月16日(金)公開
b;日常のささいなことでも不安になる怖がりの男ボー(ホアキン・フェニックス)は、ある日、さっきまで電話で話していた母が突然、怪死したことを知る。しばらく会っていなかった母のもとへ駆けつけようと、アパートの玄関を出たボーだったが、そこはもう"いつもの日常"ではなくなっていた。その道のりは奇妙で予想外の出来事が次々に起こる“最狂の帰省”だった―。これは現実か?それとも妄想、悪夢なのか?里帰りの道のりが、いつしかボーと世界をのみこむ壮大な物語へと変貌していく様子を描いたオデッセイ・スリラー。
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■『梟ーフクロウー』映画概要
監督:アン・テジン
出演:リュ・ジュンヨル、ユ・ヘジン
2022年/韓国/118分/原題:올빼미/英題:THE NIGHT OWL/日本語字幕:根本理恵/G/配給:ショウゲート

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