Leminoで全話配信中「輝くウォーターメロン」リョウンが変えた2023年は?最終回(第16話)でリュ・スヨンが友情出演

2023年12月25日15時30分ドラマ
tvN「반짝이는 워터멜론」放送場面より

25日Leminoで独占配信開始した「輝くウォータ―メロン」最終回「人生万歳」では、リョウンとチェ・ヒョヌクとの別れに感涙必至…そして2023年に戻ったウンギョルの新しい人生が描かれた。第16話のあらすじと見どころ、感想を紹介しよう。(ネタバレあり)
Leminoで独占配信の韓国ドラマ



「輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~」は、過去へタイムスリップしたCODA※の少年が、若かりし頃の父と出会いバンドを結成し、青春の日々と恋をレトロな世界観で描く珠玉のファンタジー青春ロマンス。
※CODA:Children of Deaf Adults= “耳の聴こえない両親に育てられた⼦ども”の意。⾳楽⽤語としては、楽曲や楽章の締めを表す=新たな章の始まりの意も持つことも第1話で説明された。
【各話のあらすじ】

■キャスト
ハ・ウンギョル(高校2年生)役:リョウン
ハ・イチャン(高校2年生/1995年)役:チェ・ヒョヌク
チェ・セギョン(高校2年生/1995年)役:ソル・イナ
オン・ウニュ役:ソル・イナ
ユン・チョンア(高校2年生/1995年)役:シン・ウンス
 ほか

徐々に姿を現しだした2つの月・帰れるチャンスは明日1日だけ…最終回では2023年ではリュ・スヨンが特別出演を果たしている。これはリュ・スヨンが同じ所属事務所の後輩のアン・ドギュ(高校生マジュ)のために出演を決めた。ちなみに成人したマジュ役のキム・ヒョンボムに加えて、イ・シグク役でリュ・スヨン、カン・ヒョニュル役でソン・チャンイ、ノ・セボム役でチン・テヒョンが演じている。

輝くウォータ―メロンtvN「반짝이는 워터멜론」放送場面より
■第16話・最終回「人生万歳」あらすじ
イチャン(チェ・ヒョヌク)は希望する大学に合格し、大学歌謡祭でも優勝する…夢だった。ひき逃げ事故に遭いすべてを失った。

イチャンをはねた車は、戸籍上チョンアの異母兄のジュヨプ(クォン・ドヒョン)によるひき逃げだった。母ジミ(キム・ジュリョン)にたきつけられ、ユン会長(キム・テウ)から信頼を寄せられるウンギョルめがけて車を突進させた。ところがウンギョルを助けたイチャンが事故に遭ってしまったのだ。

事故を目撃した白夜の社長(パク・ホサン)は現場に落ちていたカセットテープを拾う。一方駆けつけたウニュは走り去る赤い車を目撃し、警察にこれは事故ではなくひき逃げだと伝える。イチャンがカセットテープを届けに来たのかと、尋ねる社長に、ウニュはうなずいて事故をを防ごうとしたと打ち明ける。そして母セギョンが聞けなかった「なぜ私の捨てたの?なぜさがさなかったの?」と訊ねる。「幸せそうだったから‥・」と答える社長に「(母セギョン)は一度も幸せだったことがなかった。言わないと伝わらない」と帰って行った。

病院で手術を受けるイチャンの無事を祈るウンギョルにマスター(チョン・サンウ)から電話がかかって来る。「満月になるまでに時間旅行を終えなければ、2度と2023年に戻るチャンスはない。戻らなければ2023年のウンギョルの人生は消える」と。

イチャンの手術は無事終わる。ウンギョルは眠るイチャンに「僕がここに来たからこんなことになった。お願いだから目を開けて。言いたいことがあるんだけど、帰らなきゃならないんだ」と涙を流す。

目覚めたイチャンは耳に異変を感じる。音が聞こえない。祖母(ド・ドゥシム)が駆けつけるが何も聞こえないイチャン。「体も心も元気できれいだと言ってくれたのに…心がもっときれいになるようにして見る」と謝る孫を抱きしめて嗚咽する祖母。

病室を出たウンギョルは罪悪感で押しつぶされそうになる。ひき逃げ犯を捜すと取り乱すウンギョルを引き留めたウニュは、犯人がチョンアの異母兄ジュヨプ()で警察に捕まったと教え、一緒に2023年に帰ろうと誘う。だがウンギョルは「僕のせいで父の人生がめちゃくちゃになったのに、帰れない」という。ウニュは「私を生かして、チョンアも救った」と説得するが、ウンギョルを翻意させることはできず、「夜9時に会おう」とウンギョル自身に任せることに。

家に帰ったウニュは、戻ってきた本物のセギョウンと遭遇する。驚くセギョンに「未来から来た娘ウニュ」と名乗る。逃げ出すセギョンに母の人生を生きるように、28年後に会いましょうと声をかける。

白夜の社長(パク・ホサン)が後に自分を助けてギターを教えてくれたビバのおじいさん(チョン・ホジン)と気づいたウンギョルが訪ねてくる。「二度と会えないと思ったのに、こうしてお目にかかれました」というウンギョルに社長はイチャンが落としたテープを渡す。「健康に気をつけて、特に心臓。そして娘さんと必ず仲直りしてください。そしていつか店の前で泣いているちびっ子を見たら、ココアの代わりに牛乳を上げてください」と最後の挨拶をして立ち去る。

受け取ったテープの中にはイチャンから、輝いた瞬間に一緒にいたウンギョルへの感謝のメッセージと、「僕が君の父親だと言ったが、僕には君が父のようだった。来世は僕が君の父親に生まれてあげる」と録音されていた。

病院でウンギョルはイチャンにも最後の挨拶を伝える。「本当にごめんね。未来のイチャンは、妻に愛され、子供たちにも尊敬される父親になれる。必ず約束を守って、素敵に乗り越えて僕の父になってください」と話す。イチャンは「お前のせいじゃない。事故は事故に過ぎない。だから行って、振り向かないで」と伝え、最後にウンギョルを強く抱きしめる。



一方、イチャンからもらった手話の本で勉強したユン会長(キム・テウ)は、海外出張に一緒に行かないかと手話で話しかける。チョンアは笑顔でそれを受け入れる。事故の一件を知ったユン会長はチョンアをそのまま海外の大学に留学させることにし、イチャンには病院代から大学にかかる費用の一切の面倒を見ることに。そしてひき逃げをしたドヒョンからのどんな要求も聞き入れないことにする。

2つの月が昇り、ラ・ビダ・ミュージックがオープンする。マスターからギターを受け取り時空の扉を開けたウンギョル。「会えてうれしかったよ。おチビちゃん」と見送ったのは事故のビバのおじいさんだった。

2023年に目覚めたウンギョルはユン会長宅で目を覚ました。リビングにはユン会長を囲むウンギョウル家族の写真が飾られていた。ウニュが無事戻れたか家を訪ねるが、見慣れた家はウニュの家ではなかった。ウニュが無事に2023年に戻れたのか心配するウンギョル。

途方に暮れるウンギョルを女子学生たちがファンだと騒いで追いかける。手招きする車に飛び乗ったウンギョルはそこでスパイン9のメンバーを見て驚く。どうやらウンギョルが戻ってきた2023年では、スパイン9はデビューしており、メンバーはユン・ドンジン(ユン・ドヒョン)の海外ツアーのサポートに行くことになっていた。

さらにはウンギョルが去った後、母チョンアはユン会長が経営する総合楽器製造会社(株)ジンソン楽器で働き、有名人になっていた。父イチャンも挫折せずにジンソン楽器の本部長として会社を大きくしてきた。新作発表会のセレモニーでイチャンは、手話で失聴事故で世界のアーティストになる夢は消えたが、もう一つの夢である美人と結婚したと、会場のチョンアを照れさせた。

次はスパイン9のステージ。着替えに立ったウンギョルは父と向き合う。「罪悪感なく会う準備ができたときに会おう」と言った高校生イチャンの言葉を思い出し、父に抱きつき「約束を守ってくれてありがとう。これからは僕が素敵になる番。見ていて」と囁く。着替えに行ったウンギョルが落としたカセットテープを父イチャンが手にする。

スパイン9のステージは大いに盛り上がり、アンコールを求める声が。その時会場にウニュの姿を見つけたウンギョルはステージを降りてウニュの後を追う。そして28年(?)ぶりに再会したウニュとキスを交わす。



■見どころ・感想
1995年で事故を知った祖母が病室に駆けつけイチャンを抱きしめるシーンと、イチャンとウンギョルと別れのシーンには大いに泣かされた。

最終回になって、ウンギョルとウニュの時間旅行の旅がビバのおじいさんからの素敵なプレゼントだったことが分かった。生まれてこなければよかったと自殺を考える孫ウニュ、いつも家族のことばかりを優先して夢を諦めそうになった弟子ウンギョル…過去は変えることはできないが、その後の行動で現在、そして未来は変えられるという素敵な体験をさせてくれたのだった。

最終回は1995年と2023年の成人になったキャストが勢ぞろいし、素敵なキスエンディングで幕を閉じた「輝くウォーターメロン」全16話はLeminoにて独占配信中だ。

■スタッフ
脚本:チン・スワ
演出:
原題:반짝이는 워터멜론(パンチャギヌン ウォートーメルロン
韓国放送:2023年9月25日~11月14日tvN月火ドラマ(20時50分)
配信:Leminoで独占配信中

YouTube「輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~」ティーザー予告編

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