「烈女パク氏契約結婚伝」第11・12話（最終回）イ・セヨン、朝鮮時代に戻って過去のテハを救う！？完全ハッピーエンディングで視聴者大絶賛！ネタバレあらすじ見どころ

朝鮮の儒教ガール（イ・セヨン）と現代の論理優先の壁男（ペ・イニョク）とのタイムスリップ＆同居の共演のMBC金土ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」が視聴率2ケタに迫る勢いで、9日は同時間帯の視聴率1位となった。今回は1月5日と6日に放送された第11・12話（最終話）のネタバレあらすじや見どころを紹介したい。「MBCdrama」チャンネルにて予告動画など公開中だ（日本語字幕なし）。



「烈女パク氏契約結婚伝」は同名のNAVERウェブ小説を原作とした、死を超えて2023年の韓国に到着した19世紀の欲望儒教ガールのパク・ヨヌと、感情のないカン・テハの契約結婚を描くファンタジードラマだ。

2023年MBC演技大賞では、イ・セヨン最優秀演技賞、ペ・イニョク優秀演技賞、チュ・ヒョニョン新人賞を受賞した。受賞者一覧

■キャスト
パク・ヨヌ役：イ・セヨン
カン・テハ役：ペ・インヒョク
サウォル役：チュ・ヒョニョン
カン・テミン役：ユ・ソンホ
　ほか

■第11話あらすじ
テハが祖父サンモの元へ到着すると、ファン理事がサンモを殺そうと首を絞めており、とっさに阻止するもファン理事は次は壺を振り上げてサンモに殴りかかろうとする。テハはとっさにサンモの盾になるが、次の瞬間サンモはテハを突き飛ばして、壺で頭を強く殴られ倒れてしまう。テハは怒りで衝動的にファン理事の首を絞めるが駆けつけたヨヌが阻止する。サンモは病院に運ばれるも記憶喪失になってしまう。テハのことを忘れてしまいながらもニコニコと笑顔で話すサンモを見て、テハはサンモを恨むことはやめようと決心する。

ヘスクはあれだけ執着していたSH代表の座をテハに譲ることを決心。理事会にて突如発表され驚く一同だったが、テハはこれで全て整理がついたように思え安堵の表情を見せる。そしてもうヨヌさえ隣にいればいいと笑顔で話すが、ヨヌは浮かない顔を見せる。この時ヨヌはまだ、自分が朝鮮へ帰ると言えずにいたのであった。

その後ついに朝鮮に戻ることを告げるヨヌ。テハはショックのあまり涙ながらに行くなと懇願するが、テハを救うためには朝鮮へ戻らなければならなかった。テハは暫く顔を見たくないとヨヌを避け始めるが、朝鮮へ戻る日まで残された日数が残り僅かな中、テハはヨヌの選択を最大限尊重し、残る時間を幸せに過ごそうと思い直す。こうして迎えた最後の夜、ヨヌとテハは再び互いの気持ちを確認しい眠りにつく。そしてヨヌが現代に来る際に手にしていた花の最後の一輪が散った瞬間…ヨヌは目を覚ますと、朝鮮に戻っていた。早速テハを助けるために行動を移し始め…。

■見どころ
視聴率は8.0%。前話のラストで、ファン理事がテハを殴ったように描かれたが、実際はサンモが自身を助けようとしたテハを突き飛ばしていたのだった。こうして頭を強く殴られ記憶を失い、テハのことも忘れてしまったサンモ。悲しい現実だが、一方で常に笑顔でいるサンモを見ると、不幸中の幸いのようにも思える。これまでの険しい顔ではなく、笑顔で日々過ごして束の間の休息を味わってもらいたいと思う。テハもそんなサンモを見て、自分を愛してくれていたことは確かだと思い直し、改めて関係を築きあげていってほしいと願う。

画像:「烈女パク氏契約結婚伝」公式HPより■第12話あらすじ
朝鮮時代の、婚礼前の日に戻ったヨヌはテハを呼び出し、テハの母が用意する韓薬に毒が盛られていることを伝え、事前に解毒剤を渡す。そして何事もなかったように婚礼を無事に済ませた初夜、以前と同じようにヨヌがさらわれ井戸に投げ込まれそうになるも、事前に伝えていたため両親らが助けに来て危機一髪。ファン理事の前世であるトッグは逃げ出すも、ヨヌらが追いかけ捕まえる。そして翌日テハの母とトッグの罪を告発したヨヌ。テハの母は捕盗庁で尋問を受けても証拠がないとしらばっくれるが、そこに死んだはずのテハが現れる。母の罪を明らかにするために、死なない程度の量だけ毒を飲み、解毒剤を飲んで死んだふりをしたのだった。

こうして無事に解決したヨヌは朝鮮のテハから告白をされるも断り、夫婦でなく友達として過ごすことになるが、テハの病気が悪化してしまう。その後テハに誘われピクニックに出かけた二人。座って景色を眺めながら、テハはとある夢を見たと話す。自分に似た人が木の下で誰かを待つが、いくら待っても来ずに泣いている、と。現代のテハの様子だと気づいたヨヌは涙を浮かべる。それを見たテハはその人に会いたかっただろうに、邪魔をしてすまなかったと謝りながらヨヌの手を取り「もしも来世があったら、絶対その人に生まれ変わるから、また会いに来てくれますか？その時はあなたも私を見てくれることでしょう？忘れずに必ず来てください。あなたの時間の中に少しでも居ることができてよかった」と感謝を伝え、ヨヌの隣で息を引き取るのであった。

しかしその後、トッグが一人では死ねないと再びヨヌを拉致する。隙を見て必死に逃げるも絶壁へ来てしまい逃げ道を失ったヨヌは、死ぬ覚悟で、未来のテハがくれたネックレスを握りしめながら飛び降りる。

現代にいるテハは、最初にヨヌと出会ったホテルのプールサイドで待ち続ける日々。すると突然、花が一斉に萎れ始めてしまい嘆き悲しむ。しかしその後再び花が咲いたかと思うと、次の瞬間ヨヌが目の前に現れる。こうして現代で再会を果たしたヨヌとテハの二人は再び正式に結婚式を挙げ、笑顔で向かい合いながら幸せを噛み締めるのであった。



■見どころ
視聴率は9.3%、自己最高（第6話の9.6%）に迫る記録で無事終焉。
最終話はヨヌが朝鮮に戻り、烈女として殺されてしまった過去を正して見事解決！そして朝鮮のテハはヨヌのことを好きになるが、ヨヌが好きなのはあくまで現代のテハであるため、告白を断ってしまう。結局死んでしまった朝鮮のテハのシーンは、切なくて思わず涙が出てしまう視聴者も多かったようだ。しかしその死の悲しみを乗り越えて、無事に現代へ戻ってテハと再会を果たしたヨヌ。無事にハッピーエンドを迎えることができ、ホッと一安心だ。

またテハが代表の座を譲ろうとしているパク代表は、前世のヨヌの父！またヨヌの母であったミダムと再び関係が結ばれそうだ。他にもサウォルとホン秘書の結婚や、ヘスクとテミンの関係も改善など、見ていて幸せになるエピソードが続き、とても綺麗にまとまった最終話だという感想が多かった。

ネット上でも「ミッコポヌン（信じて見る）俳優達の好演」など称賛の声が並ぶ。「イ・セヨンはコメディ演技から切ない感性演技まで幅広い演技を証明して人生キャラクターを更新」「ペ・インヒョクはもともと感情のない性格だったが、愛する人に出会い喜怒哀楽を表現する纎細な熱演を見せ、次世代のロコキングに台頭」などと報道された。

◇MBC「열녀박씨 계약결혼뎐」HP

◇YouTube「MBCdrama」チャンネル

◇YouTube予告動画（日本語字幕なし）

【作品詳細】【「烈女パク氏」を2倍楽しむ】