竹野内豊と吉田羊が博多弁で共演!剛田部長、アプリドライバーにスカウトされて「どげんする?」

01月18日04時00分商品・CM

俳優の竹野内豊と前原滉が出演するタクシーアプリ『GO』のTVCM シリーズに新キャラクターとして吉田羊が登場する最新作「アプリドライバー募集」篇(15 秒、30 秒)を1月18日(木)から順次、全国(一部地域を除く)で放映し、YouTubeでもメイキング動画と共に公開した。



流し営業は行わず『GO』アプリからの注文のみを受ける「アプリドライバー」という新しい働き方を紹介する新TVCM「アプリドライバー募集」篇は、やや天然な性格の剛田部長を演じる竹野内豊と、しっかり者の部下・後藤役の前原滉が登場するシリーズ最新作だ。今作からは剛田部長の幼なじみ“よっちゃん”として吉田羊が加わり、新たなストーリーが展開される。

『GO』アプリでタクシーを注文した剛田部長が、偶然「アプリドライバー」として乗務していた故郷・福岡の幼なじみ“よっちゃん”と再会する。本作では、竹野内が博多弁のセリフに初挑戦。博多弁での撮影に臨み、プライベートでも福岡生まれでネーティブな博多弁を話せる吉田を相手に、軽快でユニークな掛け合いを披露する。

GO

これまで、暑さや寒さ、時間に間に合わない、現金が足りないなど、剛田部長が数々のピンチに直面する中で使われてきた「どうする?」「GOする!」というおなじみのフレーズも、「アプリドライバー」への転職を誘われた今回は、「どげんする?」という博多弁バージョンを採用。いつもクールでダンディーな竹野内が、ハイテンションな演技とともに話す流ちょうな博多弁のセリフにも見どころだ。

和気あいあいの撮影現場で、吉田にまつわるエピソードが続々と 好天に恵まれた撮影現場では竹野内と吉田、前原が空き時間を利用して談笑する姿が見られた。竹野内は「以前、吉田さんと共演したときはボクがタクシー乗務員で吉田がお客さんの役だったから、今回(のCM)は逆ですね」とかつて共演したドラマ「素敵な選TAXI」を振り返り、前原は「以前、吉田さんがボクの顔を見て『あ、GOの人だ! どうする?』って話かけてこられたんですけど…『GOする!』ってボクのセリフじゃないからリアクションに困りました(笑)」と吉田との初対面のエピソードを披露し、周囲の笑いを誘った。

剛田部長が後藤の顔をのぞき込み「どげんする?」と尋ねる場面はストーリーのヤマ場であることから、竹野内はこれまでのシーンに増して演技に熱を込めていた。ニヤリと笑みを浮かべながら「どげんする?」と話す竹野内のセリフは、監督をはじめ撮影現場でも大ウケだったが、困っていたのはその熱演を至近距離で見ていた前原。「ダメだ!どうしても笑っちゃう。あ~、ヤバい!」と困惑する前原さんの様子が面白かったためか竹野内の演技はテイクを重ねるごとにパワーアップし、前原の悩みは撮影終了まで続いた。

CM動画

メイキング動画



撮影の後にはインタビューも行われた。

――――新 TVCM の撮影を終えた感想と見どころを教えてください。
竹野内「今回から吉田羊さんが参加してくださって、非常に面白い3人の掛け合いが見どころになっています。吉田さんは幼なじみという設定で、博多弁で話したり、急に剛田部長(竹野内)が博多弁で話している姿を見た後藤くん(前原)が驚いたりする掛け合いを楽しみにしていただきたいです」

吉田「(このシリーズは)大好きな CM なので、この世界観に自分がいることが不思議な感じです。現実と虚構が混じっているような気がして、ちょっとフワフワしているんですけど、3年も続けてこられたチームなので、現場の雰囲気がとても明るくて穏やかで、楽しく撮影させていただきました」

前原「剛田部長があんなに楽しそうにしている姿は、この CM シリーズで初めて見ました。(吉田を)『よっちゃん!』って呼ぶとき、すごく楽しそうでした。これまでのストーリーのように小銭が足りなかったり、会議で慌てていたりとかじゃなく、本当に楽しそうな笑顔の部長を見ることができたので、そこが見どころだと思います」

――――今作は博多弁での会話が印象的ですが、方言にまつわるエピソードがあればお聞かせください。
吉田「無意識なので、なまっていることに気付かないんですよね。セリフで無意識になまっていることが多くて…指摘されて直すけど直ってなかったり、どっちが正解か分からなくなったり、言えば言うほど分からなくなることは今でもしばしばあります(笑)」

竹野内「方言で演技をしたことは 2 回しかないんですよね。今までは関西弁と、広島の呉弁でした。関西弁はすごく難しいイメージがありました。英語と一緒で子どもの頃からなじみがある言葉なので、『オレイケてないな』っていうのが明らかに分かるんです(笑)。でも方言の役って楽しいですよね」

前原「関西弁みたいによく聞く方言は近づけるのが難しいですけど、あまり知らない方言は(役に)入りやすい気がしますね。イメージが湧かない方が正解と不正解の差が自分でも分からなくて、勢いでやるしかない。ボクは顔つきのせいか、地方から出てきた役が多いんですよ(笑)」

――――新 CM では吉田さんがアプリドライバーに転職した“よっちゃん”を演じましたが、 皆さんが俳優から転職するとしたら、どんな職業に就きたいですか?
竹野内「転職するとしたら、カメラに興味があるんですよね。今から転職はできないですけど、撮影とか技術の方で芸能の世界と関係のある仕事をしているかも、裏方の方ですとか」

吉田「私はスキルとか、この年から努力することを抜きにして考えるなら…物作りをするお仕事をしたいな。着物が好きなので織物の仕事とか、機織りの仕事をやってみたいです」

前原「人生で初めて占いに行って『34歳から忙しくなります』って言われて『あと 3年だ、やった!』と思ったら『キャスティングの仕事も増えていきます』って言われて。向いてますって別の仕事を勧められたのがキャスティングプロデューサーだったので、もし転職するとしたらリアルにそれなのかな」

――――2024年に「思い切って『GO』してみたい!」ことを教えてください。
竹野内「思い切ってというほどでもないけど…旅行です。海外よりも、日本でまだまだ見ていない素晴らしい景色がたくさんあると思うので、日本のいろんな景色を回ってみたいな、『GO』アプリで。屋久島って行ったことないんですよ。日本のはかなげな美しい大自然や景色をいろいろ見て、おいしいものを食べて、温泉に入ってそんなことをしてみたいですね」

吉田「もし休みを取れるのであれば、ガッツリ(スケジュールを)空ける勇気を持ちたいです。お休みというか、次の作品までに準備する時間を、勇気を持って空けたいです。語学留学とかも行きたいですね、2カ月とか。できればアクターズレッスンみたいなものも受けてみたいです」

前原「国内から出たことがないので、海外に行ってみたいです。この年でまたちょっと価値観が変わる可能性があると思うので、いつか(海外に)行く日にワクワクしています。行くなら、イタリアに行きたいですね。サッカーの好きなチームがあって、それを生で見たいっていう夢があるんです」