シリーズ第3作『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』あす金曜ロードショーで拡大放送

01月25日21時29分映画

日本テレビ系「金曜ロードショー」で、J/Kローリングが生んだ“ハリー・ポッター魔法ワールド”を4週連続放送する第3夜の26日は、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を30分拡大版で放送、番組サイトで予告動画が公開されている。



『ハリー・ポッター』は、英国作家J・K・ローリングによる同名傑作ファンタジー小説の全7巻を映画化した作品シリーズ。映画では、最終章の『ハリー・ポッターと死の秘宝』がPART1、PART2に別れて公開され、全8シリーズで完結した。そして『ファンタスティック ビーストと魔法使いの旅』は、完結から5年、世界中が注目を集めるなか「ハリー・ポッター」シリーズの前日譚を描く「ファンタスティック・ビースト」(3部作)が続いた。⇒『ファンタスティック ビーストと魔法使いの旅』公式サイト

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、シリーズごとに1年成長していくハリー・ポッター3作目。13歳になったハリーは、ホグワーツ魔法魔術学校の3年生。魔法牢獄アズカバンから脱走した囚人の騒動を通じて、両親の死にまつわる真相を知らされる1年間を描く。

監督は、これまでメガホンを取ったクリス・コロンバス監督が制作に回ったことにより、「トゥモロー・ワールド」などを手掛けた独特の世界観を持つアルフォンソ・キュアロンが担当した。前2作に比べ演出が大人っぽくなったと評価され、同シリーズが徐々に大人向けの本格的なサスペンスへシフトしていくきっかけとなった作品ともいえる。

脱獄犯シリウス・ブラック役で実力派ゲイリー・オールドマンが登場する他、リチャード・ハリスが亡くなったために、アルバス・ダンブルドア校長役はマイケル・ガンボンが演じた。他にも、占い学の教師シビル・トレローニー先生役のエマ・トンプソン、人に言えない秘密を持っている防衛術の新任教師ルーピン先生役のデイビッド・シューリスら、英国を代表する俳優陣が新たに参加し、前2作を鑑賞された方にも新鮮な感覚で視聴できるはず。

物語の中心となる魔法の村、ホグズミードや吸血鬼ディメンターがどう描かれるのかにも注目してほしい。

■あらすじ
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、ホグワーツ魔法学校の3年生に進級。アズカバン監獄を脱獄した凶悪な殺人犯、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が自分を探し回っていると知る。シリウス・ブラックは、闇の帝王ヴォルデモート卿の手下。さらに、恐怖や辛い記憶を相手から吸い出す力を持つディメンターは、なぜかハリーにしつこく付きまとい始める。そんな中、学校では “占い学”や“魔法生物飼育学”など新しい授業が始まり、ハリーは半馬半鳥のヒッポグリフ“バックビーク”と良い相棒になる。しかし、トレローニー先生(エマ・トンプソン)がハリーに不吉な予言を告げる。クイディッチの試合でディメンターに襲われ、命の危険にさらされたハリーは、“闇の魔術に対する防衛術”の先生・ルーピン(デイビッド・シューリス)から、ディメンターのパワーに対抗できる“守護霊の呪文”を教えられる。そんなある日、「忍びの地図」を手に入れたハリーは、魔法族だけが住むホグズミード村に忍び込み、ブラックとハリーの両親の関係を知ってしまう。果たしてハリーが知ったブラックの正体とは? ハリーの味方であるルーピン先生の正体は? そしてディメンターたちの真の目的は? すべての謎を解き明かすため、ハリーとハーマイオニー、ロンは新たな冒険に踏み出すことに!

■作品紹介
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』<2001年 / アメリカ>
監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーブ・クローブス
原作:J.K.ローリング
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、トム・フェルトン、ロビー・コルトレーン、マイケル・ガンボン、リチャード・グリフィス、ゲイリー・オールドマン、アラン・リックマン 他

日テレ|金曜ロードSHOW「ハリー・ポッター祭り!」