飼い主不在時ペットは何してる?『ペット』バナナマン声優初主演作、本編ノーカット放送(見どころ・あらすじ)

02月15日14時49分映画
画像出典:日本テレビ「金曜ロードショー」より

『ミニオンズ』『SING/シング』のイルミネーション作品ならではのドタバタエンターテイメント『ペット』(2016)が、明日16日の日本テレビ「金曜ロードショー」(21:00-22:54)にてノーカット放送する。番組公式サイトで予告動画が公開中だ。



『ペット』は、大人気『ミニオンズ』でお馴染みのイルミネーションが手がけた3DCGアニメーション映画。「怪盗グルー」シリーズのクリス・ルノーが監督を務め、ニューヨークを舞台に、飼い主が留守の間にペットたちが巻き起こす騒動を没入感たっぷりの「映像美と笑いや感動を交えた心温まるストーリーに仕上がっている。

日本では2016年に劇場公開され興行収入42億3800万円を記録し、2019年には『ペット2』も公開された。
『ペット2』作品紹介へ

本作の主人公は、NYマンハッタンのアパートに住む小型犬のマックス。飼い主のケイティが保健所から大型の保護犬・デューク引き取って来るが全く気が合わない。そんなある日、マックスとケイティは仲間たちと共にNYの街に飛び出し、マックスとデュークとが大げんかの果てに、飼い主に見捨てられたウサギのスノーボールら半グレペットたちのアジトへ連れていかれる。ギクシャクしたマックスとデュークはそこから逃げ出し、助けに来てくれた仲間とペットたちと半グレペットたちと戦うことに…。

主人公マックスをバナナマンの設楽統、デュークをリアルでもバナナマンの相棒、日村勇紀。初め気が合わない2匹が、次第に打ち解けていく様子を実にうまく演じている。そして動物好きの飼い主ケイティ役を佐藤栞里、クロエ役には永作博美、他にも宮野真守、梶裕貴、山寺宏一ら人気声優が脇を固めるのも注目を集めた。

飼い主たちが想像もしないような大騒動の中で、マックスとデュークが、少しずつ友情が芽生えるエピソードに笑って泣かされるが、悪党キャラのウサギのスノーマンと戦うシーンや、ある経緯でスノーマンに助けられるハラハラドキドキシーン。見た目の愛らしさとのギャップにスノーボールにハマっファンも多い。

『トイストーリー』シリーズは持ち主の不在時に大騒ぎしたが、本作でも飼い主が出かけるとペット同士が互いの家を行き来して、パーティーをするなどペットたちの生活が楽しく描かれている。飼い主と一緒にいるときと留守中とで変わるペットの顔つきと動きも見どころだ。また、イルミネーション作品は映像の美しさも人気の要因だが、本作でも活気あるNYの街を再現している。特に“水”のシーンは本物以上のリアルさで没入感たっぷり。

そして見逃せないのは、マックス&デュークが潜り込む精肉工場で歌うシーン。これは映画『グリース』の遊園地で若い男女が「ウィ・ゴー・トゥギャザー」を歌って踊るシーンのオマージュ。またクッキー映像(エンドクレジットの後の映像)では、『ミニオンズ』からミニオンとティムも登場(❓)するのでお見逃しなく。

ユニークなキャラクターと、ワクワクする音楽、自由自在に動き回る迫力のアクションに惹き込まれる『ペット』は、16日金曜日日本テレビにて21時からノーカット放送。番組の後半では、同じくかわいい動物が主人公のドリームワークス・スタジオの短編アニメ『ビルビー』を日本初放送する。

■あらすじ
小型犬マックスはNYマンハッタンで飼い主・ケイティと一緒に幸せな生活を送っていた。ところがある日、ケイティが保護犬を連れてきた。やってきたのは大型犬・デューク。マックスは必死で猛反対するのだが、結局同居することに。そんなある日、散歩中の2人はトラブルに巻き込まれ、保健所の職員に捕らえられてしまうのだが…。



【ペット】(2016)
監督:クリス・ルノー
脚本:シンコ・ポール/ケン・ダウリオ/ブライアン・リンチ
共同監督:ヤーロウ・チェイニー

【出演】
マックス:ルイス・C・K(設楽統/バナナマン)
デューク:エリック・ストーンストリート(日村勇紀/バナナマン)
ケイティ:エリー・ケンパー(佐藤栞里)
クロエ:レイク・ベル(永作博美)
タイベリアス:アルバート・ブルックス(宮野真守)
ノーマン:クリス・ルノー(梶裕貴)
ギジェット:ジェニー・スレイト(沢城みゆき)
スノーボール:ケヴィン・ハート(中尾隆聖)
ポップス:ダナ・カーヴィ(銀河万丈)
バディ:ハンニバル・バレス(青山穣)
メル:ボビー・モナハン(かぬか光明)
オゾン:スティーヴ・クーガン(山寺宏一)
上映時間:90分

日本テレビ「金曜ロードショー」番組サイト