『スペース・レース:NASA黒人初の宇宙飛行士』2月23日(金・祝)日本初放送!予告編公開

02月16日12時00分映画

全国のケーブルテレビおよびスカパー!などで放送中のドキュメンタリー専門チャンネル、ナショナル ジオグラフィックは、特別編成「特集:アストロノートの軌跡」を2月23日(金・祝)14:30~18:00に放送する。

中でも人種差別が終わりを見ないアメリカで、さまざまな障壁と闘いながら宇宙を目指した黒人たちのドキュメンタリーフィルムズ『スペース・レース:NASA黒人初の宇宙飛行士』が日本初放送となる。



日本初放送となる『スペース・レース:NASA 黒人初の宇宙飛行士』では、エド・ドワイト、ガイ・ブルフォード、チャールズ・ボールデン、この3人に主にスポットが当たり、黒人初の宇宙飛行士が誕生するまでの当時の状況を自らの体験談を交えながら振り返っていく。

まずはエド・ドワイト。彼は初の黒人宇宙飛行士としてその候補に選ばれるも、時は 1961年。いわば冷戦時代であり、また公民権法がまだ定まっていない時期。黒人に対する差別というものが深く根付いていました。その政治的な思惑等に翻弄され、彼は宇宙に行くことができませんでした。次にガイ・ブルフォード。エド・ドワイトの無念さと人種差別の撤廃とう強い思いを胸に空軍のパイロットであったガイ・ブルフォードは 1979 年に数千人の候補者の中から選ばれ、1983 年に黒人として初めてチャレンジャー号で宇宙へ飛び立つことになった。

そしてチャールズ・ボールデン。彼は1970年に海軍飛行士に任命され、1980年にNASAから宇宙飛行士候補として任命されます。その後、1986年のスペースシャトル計画24回目のSTS-61-C の操縦士となり宇宙に飛び立つ。そして2009年にはオバマ大統領よりアフリカ系アメリカ人初のNASAの長官に指名され、任務を遂行した。

その他にもフレッド・グレゴリーやロン・マクネイアにも触れ、黒人宇宙飛行士たちの功績に迫ります。当時の人種差別が蔓延るアメリカの時代背景、そして人類の進歩のために道を切り拓いてきたパイオニアたちの過去の映像やインタビューを織り交ぜ、社会的不平等の中にありながらも宇宙開発に貢献してきた黒人宇宙飛行士たちの勇気や葛藤を描く。

『スペース・レース:NASA黒人初の宇宙飛行士』予告編

©2023 National Geographic Partners, LLC.©2023 National Geographic Partners, LLC.

他にも、340日間という長い期間を国際宇宙ステーションで生活した宇宙飛行士スコット・ケリーの想像を絶する研究の模様を映した『双子宇宙飛行士の新たな挑戦』や、人類で初めて月に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングの素顔を友人、家族、そして本人へのインタビューをまじえて贈る『初めて月を歩いた男の素顔』を一挙放送。いまだ謎に包まれている「宇宙」をテーマに宇宙飛行士たちの尽きることのない情熱の数々をナショナル ジオグラフィックで。



2月23日(金・祝) 放送番組一覧
14:30『双子宇宙飛行士の新たな挑戦』
15:20『初めて月を歩いた男の素顔』
16:15『スペース・レース:NASA黒人初の宇宙飛行士』(日本初放送)

「特集:アストロノートの軌跡」番組公式ページ

『双子宇宙飛行士の新たな挑戦』
【『初めて月を歩いた男の素顔』
日本初放送】『スペース・レース:NASA黒人初の宇宙飛行士』