バカらしいけど見入ってしまう…「タッカンジョン」全10話Netflixで配信開始

03月15日19時24分ドラマ
Netflixシリーズ「タッカンジョン」独占配信中

イ・ビョンホン監督×リュ・スンリョン×アン・ジェホンの韓国ドラマ「タッカンジョン」がNetflixにて本日3月15日(金)全10話×約30分を一挙配信開始した。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「タッカンジョン」は、謎のマシンに入り、タッカンジョン(甘辛いソースのかかった鶏の唐揚げ)になってしまった娘ミナ(キム・ユジョン)を、父ソンマン(リュ・スンリョン)と彼女に片思いしていた男ベクチュン(アン・ジェホン)が必死に人間に戻そうとするコメディミステリー。

同名のウェブトゥーンを原作としており、公開された当時にも、人間が甘辛たれのかかったチキン唐揚げに変身するというテーマが多くの人々の興味を引き起こした。

そもそもなぜそんな機械が会社にあるのかだが…

前作「マイ・デーモン」ではデキる大人の女を美しく演じたキム・ユジョンが、本作では序盤でアン・ジェホン扮するペクチュンと数こと話して甘辛タレまみれの“タッカンジョン”になってしまう。「そんなバカな!」と鼻で笑ってしまったが、その後、駆けつけた父親役のリュ・スンリョンが、タッカンジョンになった娘を見て嘆き、娘の誕生と妻の死から始まり、幼少期、思春期、中学生?(キム・ユジョン扮)の回想シーンではリュ・スンリョンの慈愛に満ちた演技に、「ムービング」で娘を命がけで守る父ジュヨンを思い出し、不覚にも泣いてしまいそうになった。アン・ジェホンも「マスクガール」で幼少期からいじめられたオナムの匂いを残しながら、ミナに一途なペクチュン役を呆れるほど陽気に演じている。

そんなソンマンとペクチュンがなんとかミナを元に戻そうとするが、2人が席を外した隙にキム・ナミ扮する職員が買ってきたタッカンジョンとミナ混ざってしまう。ソンマンたちはミナを含む20個のタッカンジョの中から“ゴマ3粒”を手掛かりにミナを見つけ出そうとするが…。

冒頭から独特なテーマと笑いでイ・ビョンホンワールド満載の本作。この先物語はどんな展開になるのか?1話が約30分ということも手伝って全10話サクッと一気見してしまうはず。

リュ・スンリョンとタッグを組んだ『エクストリーム・ジョブ』では観客動員数1,600万人を突破させ、アン・ジェホンとは「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」で新たなラブコメディを見せてくれたイ監督。しかしイ監督のユーモアには「好き嫌い」もある。「バカらしいけど見入ってしまう」そんなイ監督の個性が色濃く出ている本作。果たしてこれまでイ監督の作品を観なかったドラマファンの心をどれほど多く掴むことができるか、Netflixファンの声が楽しみだ。

「タッカンジョン」はNetflixにて全10話独占配信中だ。

タッカンジョン | ティーザー予告編 | Netflix【日本語字幕 CC】

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