堤真一の“石神”が鳥肌ものの演技で原作超え?福山雅治『容疑者Xの献身』23日放送|2週連続ガリレオ

03月21日17時00分映画
(C)2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社

フジテレビ「土曜プレミアム」では2週連続で福山雅治主演『ガリレオ』を放送、第1弾ととなる3月23日(21時から23時25分)は劇場版第1作『容疑者Xの献身』(2008)を放送する。YouTubeで予告動画が視聴できる。



2007年にフジテレビ系「月9」枠で放送した連続ドラマから始まった、福山雅治が殺人事件のトリックに挑む天才科学者ガリレオこと湯川学に扮した「ガリレオ」シリーズ。

『容疑者Xの献身』は2018年に劇場公開された劇場版第1作。原作はベストセラー作家・東野圭吾による『ガリレオ』シリーズの中でも特に人気の高い同名の長編作。脚本は福田靖、監督は西谷弘。『真夏の方程式』(2013)と最新作『沈黙のパレード』(2022)のゴールデンコンビによる作品。本作の大ヒットを受けて、2012年に韓国版、2017年に中国版としてそれぞれ映画化されているほか、舞台劇にもなっている。

『容疑者Xの献身』では、湯川役の福山を始め、湯川のバディ的存在の刑事・内海役の柴咲コウ、湯川の親友の刑事・草薙役の北村一輝らドラマレギュラーはそのままに、湯川学をして、天才と言わしめた数学教師・石神哲哉に堤真一を演じる。原作ファンの中には石神のイメージが堤と違い過ぎるという声も多かったが、堤が見事に演じた。被害者の元妻で容疑者と目されている靖子を松雪泰子が担当し、他にも渡辺いっけい、品川祐、真矢みき、ダンカンらや、石坂浩二、映画『そして父になる』(2013年)で共演したリリー・フランキーも友情出演している。

本作で描かれるのは、狂気にすら思える命がけの純愛が生んだあまりにも悲しい犯罪。冴えない人生を送る石神が、無償の愛に突き動かされて仕組んだ究極のトリックに湯川は挑戦する。

見どころは、虚言、盲点、心理戦、ブラフ、様々な要素が複雑に絡まったスリリングな湯川と堤真一扮する石神との頭脳戦!特に、堤のキャスティングは原作イメージ(不格好な容貌)と大きくかけ離れており、原作ファンをがっかりさせたが、映画公開の後は原作を超える“石神”そのものと、堤の悲壮感ある天才数学者役の演技が鳥肌が立った」「原作を超えて」など絶賛された。堤は演技だけでなく湯川との年齢差を出すために前髪部分を白髪に染めたり、冴えない中年男になりきった。この役で堤は、同作で「第32回 日本アカデミー賞」の優秀助演男優賞を獲得した。特にラストの石神の号泣はタイトルの“献身”を考えさせる本作最大の見どころ。果たして涙の訳は?

映画では、原作にはない、湯川と石神が雪山に登り、その雪山で対峙するシーンも挿入されている。原作を読んだ方はもちろん、読んでいない方も絶対ハマる映画第1作をお見逃しなく。主題歌は、福山と柴咲によるユニット「KOH+(コウプラス)」の「最愛」。

なお、次週30日は『沈黙のパレード』を放送する。



■あらすじ
花岡靖子は娘・美里とアパートでつつましい二人暮らし。ある日、貝塚北警察署管轄内の旧江戸川で男性の死体が発見される。顔は潰され、指も焼かれて指紋が消されていたが、ほどなく身元が判明。容疑者として浮上した被害者の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)。捜査には本庁も出動し、貝塚北署の刑事・内海薫(柴咲コウ)は、先輩の草薙俊平(北村一輝)と共に、靖子に聞き込みを行うが、彼女には完璧なアリバイがあった。困った内海と草薙は、“ガリレオ”こと湯川に相談を持ちかける。ところがそこで、靖子のアパートの隣に住む冴えない男・石神(堤真一)が、湯川の学生時代の無二の親友だったことが判明する。石神は、現在は、高校のしがない数学教師だが、実は湯川が「僕の知る限り、本物の天才」と評するほどの頭脳の持ち主。やがて、湯川は石神がこの事件に深く関わっているのではと疑念を抱き始め、独自に解明に乗り出していく。

■キャスト
福山雅治 柴咲コウ 北村一輝・松雪泰子/堤真一 ほか

■スタッフ
【原作】東野圭吾(文春文庫刊)
【主題歌】「最愛」KOH+(ユニバーサル ミュージック)
【脚本】福田靖
【音楽】福山雅治 菅野祐悟
【監督】西谷弘

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