清野菜名、松坂桃李W主演…あの名作を実写映画化した『耳をすませば』を10日金ローで地上波初放送!

05月08日21時00分映画
©柊木あおい/集英社 
©2022『耳をすませば』製作委員会

5月10日(金)放送の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(21時~23時09分)は不朽の名作を実写映画化した『耳をすませば』(2022年)を地上派初放送!清野菜名×松坂桃李W主演、雫と聖司のその後を描く青春映画!予告動画は番組サイトで視聴できる。



柊木あおいの不朽の名作を原作に、スタジオジブリが1995年にアニメーション映画として世に送り出し、大ヒットを記録した『耳をすませば』。明日放送の金曜ロードショーでは、その物語をベースに主人公・月島雫と天沢聖司の10年後のオリジナルストーリーも加え実写映画化した作品を地上派で初放送する。主演とつとめる清野菜名と松坂桃李は大人になった雫と聖司をそれぞれ演じ、作中には地球屋や猫のムーン、猫の人形・バロンなど、おなじみのキャラクターも登場する。

原作やアニメ版では、雫と聖司の“最悪な出会い”から、お互いの想いを確かめあうまでが描かれたが、実写映画では、そんな甘酸っぱい2人の中学生時代と大人になった現在がオーバーラップしていく。その中で、中学の時に交わした約束を胸に、離ればなれになりながらもお互いの存在を支えに夢に向かって突き進む2人。しかし、現実とのギャップに悩む雫の姿や、遠距離恋愛の寂しさなど、大人になった2人ならではのすれ違う恋愛模様が描かれていく。

出演は、主演の2人に加え、雫の中学時代からの友人・杉村竜也を山田裕貴、原田夕子を内田理央が演じる。また、編集者として働く雫が担当する作家・園村真琴に田中圭、雫の先輩・津田みどり役に松本まりか、アンティークショップ「地球屋」の主人に近藤正臣ら豪華キャストが勢揃いした。監督は『ROOKIES 卒業』(2009年)や『春待つ僕ら』(2018年)など生み出したヒットメーカー平野雄一朗がつとめる。

あのラストから10年、アニメ版の世界観を壊すことなく、成長した2人の恋の行方や、夢に向かって進み続ける葛藤を描く『耳をすませば』。アニメ版ではバイオリン職人を目指した聖司が、実写ではチェロ奏者を目指すなど、設定に若干の違いはあるものの、雫のアラサーならではの悩みや、周囲から取り残される苦悩などは、共感する人も多いはず。アニメ版では描かれなかった雫と聖司のオリジナルストーリーも合わせてぜひ本作をご堪能ください。

■あらすじ
読書が好きな元気な中学生の女の子・月島雫(安原琉那)は、図書貸出カードでよく見かける、天沢聖司(中川翼)の名前が頭から離れないでいた。ひょんなことから“最悪な出会い”をした雫と聖司だが、聖司の大きな夢を知り、雫は次第に彼に惹かれていく。そして雫もそんな聖司に背中を押され、自分の夢を抱くようになる。ある日、聖司から夢を叶えるためイタリア行きを告げられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓う。

それから10年後の1998年。雫は児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追いかけていたものの、思うようにいかずにいた。一方、聖司も戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、2人はお互いの存在を支えに自分を奮い立たせていた。ある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢か、どちからかを取るか選択に迫られる。そして雫は答えを見つけにある場所へ向かう。


■キャスト
月島雫(大人):清野菜名
天沢聖司(大人):松坂桃李
杉村竜也(大人):山田裕貴
原田夕子(大人):内田理央
月島雫(中学生):安原琉那
天沢聖司(中学生):中川翼
杉村竜也(中学生):荒木飛羽
原田夕子(中学生):住友沙来
堀内部長:音尾琢真
津田みどり:松本まりか
高木洋輔:中田圭祐
月島靖也:小林隆
園村真琴:田中圭
おじいさん:近藤正臣

■スタッフ
原作:柊あおい『耳をすませば』(集英社文庫<コミック版>刊)
監督・脚本:平川雄一朗
主題歌:「翼をください」杏(ソニー・ミュージックレーベルズ)

日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト