「Re:リベンジ-欲望の果てに-」ついに理事長になった赤楚衛二、罠をしかける錦戸亮…第5話ネタバレと第6話あらすじ

05月10日10時36分ドラマ
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病院再生のために融資を引き出すことに成功した天堂海斗(赤楚衛二)だが、大友郁弥(錦戸亮)は罠をしかけてほくそ笑む!5月16日「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジ・22時)第6話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開された。



「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンスだ。その第5話が5月9日に放送された。

祖父である会長・天堂皇一郎(笹野高史)に頼んで理事になり、理事長選に出馬することにした天堂海斗(赤楚衛二)だったが、理事長選は中止になる。不祥事で融資を引き上げる会社が続出し、病院経営が危機にさらされたのだ。皇一郎は海斗、大友郁弥(錦戸亮)に融資を取り付けた方が理事長になると発破をかける。

これまで医学界にはいなかった海斗は心臓血管外科プロジェクトに対する熱い思いだけで突き進むが、全くうまくいかない。うまくいかないどころか、外資系銀行の東京支店長・宇佐美義満(丸山智己)にうまく扱われ、後輩である木下紗耶(見上愛)をレイプの危機にさらさせられてしまった。もっとも、沙耶は柔道部出身で宇佐美のことに技をかけて落とす寸前までしてしまっていた。結局、大友が融資を頼んでいた投資ファンド・レイスキャピタルを横取りするか達で15億の融資を引き出し、理事長に登りつめた。

海斗の元恋人で、今は大友を婚約している看護師の朝比奈陽月(芳根京子)だが、心臓に病気をかかえる妹・美咲(白山乃愛)のために男を利用していた過去もあった。最初の手術代を出してもらったIT会社社長の佐竹徹(柏原収史)とはクラブで知り合い付き合ったが美咲の手術が終わるとサヨナラしたようなのだが、佐竹は陽月につきまとう。そんな時、陽月を助けたのは大友だったが、陽月は海斗をよりを戻したくて大友と別れる。妹のためとはいえ、金のために男を利用しすぎなところにヒロインに共感できる部分が少ない。

5月16日に放送される第6話からは理事長となった海斗が病院経営を行ってゆくのだが、素人の海斗にどこまでその能力があるのか?さらに、海斗を追い落とそうとする大友はどんどんと罠を仕掛けてくる。奪われた融資元である投資ファンド・レイスキャピタルの不祥事を週刊誌にリークしたりするが、大友の本当の目的はなんなのか?



■前回:第5話ネタバレあらすじ
天堂海斗(赤楚衛二)は、大友郁弥(錦戸亮)が天堂記念病院の理事長になるのを阻止するべく、理事長選に名乗りを上げる。しかし、会長である天堂皇一郎(笹野高史)は理事長選を中止にするという。世間を動かした智信(光石研)の殺害事件により、多くの企業から支援が取り下げられてしまったため、このままでは資金がショートする事態に見舞われていた。そこで一週間で融資を取り付けてきた者を新理事長にするというのだ。

海斗は医療機器メーカーの専務に声をかけるが冷たく断られる。父親の代からの付き合いだったが、融資元を集めた会合でも今度の経営方針などを一切説明しない病院側の体制に不信感をもたれていたのだ。一方、大友は投資ファンドのCEOに声をかけ、好感触を得ていた。その様子を見ていた大友の婚約者・朝比奈陽月(芳根京子)は、佐竹徹(柏原収史)に声をかけられる。

実は以前、陽月は心臓に病気を抱える妹・美咲(白山乃愛)の手術代のためにクラブでバイトをしていた。佐竹とはその時知り合い、美咲の手術代を出してもらっていた。しかし、その後、陽月のほうから連絡をたち、海斗と付き合い始め、今は大友と付き合っている。佐竹は陽月につきまとっていたのだ。

美咲の症状は悪化していた。この病院では手術はできない。陽月は婚約者である大友が心臓血管外科プロジェクトに反対していることに、複雑な感情を抱いていた。

海斗は、外資系銀行の東京支店長・宇佐美義満(丸山智己)と食事の約束を取り付ける。会食の席に空きがあるからと言われ、海斗は出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)を連れて、会食に臨む。食事中、好きなワインの話で意気投合した宇佐美と紗耶は、宇佐美の行きつけのバーへ向かう。海斗は自分もついてゆくと最初はいったが、沙耶に「そんなことをしたら宇佐美の機嫌が悪くなる」と言われて引き下がった。

一方、海斗はいつもの居酒屋へ行くと、陽月がやって来た。陽月と飲んでいると、沙耶から助けを求めるような画像が送られてきた。返信したが、その後、返事がない。陽月が思い切ってなにかを話そうとしたとき、海斗は沙耶のもとに駆けつけるため、店をでた。そんな海斗を陽月は寂しく見送る。

ワインバーにつくと、店員の制止をふりきって中に入る。すると奥の部屋から沙耶の叫び声が聞こえた。宇佐美は沙耶に強い酒をがんがん飲ませて、沙耶を襲おうとしていたのだ。しかし、海斗がドアをあけると、柔道技をかけて宇佐美を失神寸前にしている沙耶がいた。

沙耶は融資の話がなくなって悪かったと謝る。海斗はどうしてそこまでしてくれるのかと聞く。すると沙耶は「好きだから」といって海斗に口づけした。

そのころ、陽月は大友と会っていた。陽月を追い回していた佐竹と話しをつけたと言う。陽月は自分と付き合い始めたのも、血管外科プロジェクトを中止しようとするのも、海斗からすべてを奪うためなのかと聞く。「軽蔑した?」と返す大友に、自分には何も言う資格はないが、これで終りにしたいといって帰って行った。

融資の状況を皇一郎の秘書に確認すると、海斗は全く契約がとれていなかったが、大友は着実に契約をとっているという。海斗は大友が話をしている投資ファンド・レイスキャピタルを横取りしようとして会社に乗り込んだ。CEOの阿川遼太郎(矢柴俊博)に会うと、なんと、大友の企画書よりも海斗の企画書に熱を感じると、海斗の案に乗ってくれるというのだ。

期限の日、二人の融資額が発表され、大友よりも海斗が多く融資を取り付けたので、海斗が理事長になった。しかし、大友は海斗が融資してもらうとした投資ファンド・レイスキャピタルには悪い噂があると皇一郎に話をした。

何も知らない海斗は理事長の椅子に座って満足げな顔を浮かべていた。

■第6話あらすじ
天堂海斗(赤楚衛二)は、天堂記念病院の理事長に就任し、早速、父である元理事長・天堂智信(光石研)の悲願だった心臓血管外科プロジェクトに着手していく。一方、大友郁弥(錦戸亮)は海斗が融資を取り付けた投資ファンド・レイスキャピタルの不祥事の情報をつかんでいた。その情報を週刊誌にリークし、病院の会長・天堂皇一郎(笹野高史)に海斗を理事長から下ろすように進言する。

木下紗耶(見上愛)と食事をしていた海斗は、秘書・高村実(利重剛)からの電話で不祥事について知る。急いで病院へ戻り、レイスキャピタルの阿川遼太郎(矢柴俊博)に電話をするが、連絡がつかない。慌てる海斗だったが、実は皇一郎は融資の契約など結んでいなかった。新たな出資元も用意してあり、海斗に代償に見合う成果をあげるように発破をかけた。

その頃、心臓に病気を抱える朝比奈陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)は発作を起こし緊急処置を受ける。予断を許さない状況だが、病院には必要な設備が整っていない上、体に負担の大きい手術に耐えられない可能性もある。不安が募る陽月。そして、郁弥を信用できない海斗は、郁弥にプロジェクトから外れるよう伝える…。

フジテレビ 2024年4月11日スタート。毎週木曜日22時放送「Re:リベンジ-欲望の果てに-」。出演:赤楚衛二、錦戸亮、芳根京子、見上愛、梶原善、青木柚、白山乃愛、利重剛、小木茂光、光石研、余貴美子、笹野高史ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@revenge_fujitv」。

フジテレビ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」番組公式サイト

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