キム・ミョンス(INFINITE エル)×イ・ユヨン主演のKBS2で22時10分スタートした「むやみに接してくれ」。今回は、7月1日・2日に放送された第15・16話（最終話）のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。



「むやみに接してくれ」は、骨の髄まで儒教精神がしみ込んでいる鉄壁男シン・ユンボク（キム・ミョンス）と、シンユンボクと直進しか知らない猪突猛進の現代女性キム・ホンド（イ・ユヨン）との本格ディフェンスロマンチックコメディ。

「本格ディフェンスロマンス」というコメントは、あらゆる誘惑を阻止するシン・ユンボクと、諦めずに絶え間なく秋波を送るキム・ホンドの関係性を想像させる。勝者のいないこの愛の対決で、ユーモラスな笑顔と興奮をもたらすシン・ユンボクとキム・ホンドのディフェンスロマンスが期待されている。

■キャスト:
シン・ユンボク役：キム・ミョンス(INFINITE エル)
キム・ホンド役：イ・ユヨン
カミユ・ジャン役：ペ・ジョンオク
シン・スグン役：ソヌ・ジェドク
イ・ジュノ役：パク・ウンソク
ほか

■第15話あらすじ
ホンドはユンボクが夜になっても現れないため心配して連絡をするも返事はなし。というのも、ユンボクは拘置所で襲撃され救急搬送されたジュノに付き添っていたのであった。手術は無事終わるもいつ意識が戻るかわ分からない状況で、ユンボクは一刻も早く犯人を捕まえなければと固く誓う。翌日になってユンボクはホンドに前夜のことを謝罪するも、事件解決のために考え込みがちになって、ホンドとの会話も上の空。村のために忙しくするユンボクを見ているホンドは、このままユンボクをパリに連れて行っていいのかと更に悩んでしまう。

ファッションショーの開催も迫る中、ホンドは並行してパリ出発に向けた準備を着々と進めていた。ユンボクは自身もパリに行くために一刻も早く犯人を捕まえ解決しようと、祖父スグンに再び警察の捜査に協力することを宣言。スグンは危険な目に遭わせたくないため反対するが、ユンボクは危険だからこそ自分が村を守るために協力したいと主張。そんな二人の言い争いを偶然聞いたホンドは、自分の選択は正しいのか、ユンボクが苦しんでいるのではと悩んだ末、パリには一人で行くことを決意、ユンボクに別れを告げる。愛する人を失いたくないユンボクだったが、ホンドは自分は一人でも平気だと言い放つのだった。

そんな中迎えたファッションショー当日。デザイナーのホンド、メインモデルのユンボクはそれぞれ自分の準備で忙しく顔をあわせる暇もなかった。そんな中ソンサン村に侵入する不審人物の影が。捕まりそうになり逃げてきたその男は、何と文化財庁長イ・ボムギョ（パク・ユンヒ）だった。そこに偶然現れたホンドは、ボムギョが鍵牌を持っているのを目にし、幼い頃に目撃したものだと過去の記憶が蘇る。その瞬間、衣装のスカーフで首を絞められ意識を失い、そのまま連れ去られてしまう。

ホンドが消えたことに気づいたユンボクは、拉致されたことに気付き逃げたボムギョを車で追う。ボムギョから通報したらホンドの命はないと脅され、鍵牌を持って指定の場所へ来るように言われたユンボクは一人で向かう。しかし取引現場に行くとホンドはおらず、突然バイクに乗った男にカバンを奪い取られてしまうのだった。しかし、それを予め想定していたユンボク。実は現場に向かったのは扮装したユナであり、奪われたカバンには文化財のかわりにブロックを入れていた。ホンドを人質にとって隠れ家にいたボムギョはカバンの中身を見て怒り狂い、側にいるホンドを始末するよう指示。するとそこに、ユンボクが隠れ家に到着し…！



■見どころ
15話は1.0％を記録。ホンドとパリに行くために一刻も早く事件解決しようと必死に動き、忙しく過ごすユンボクを見て複雑な顔を浮かべるホンドは、カミユにパリ時代のスグンの話を訪ねる。勘の鋭いカミユはすぐにホンドの気持ちを察知し「こうして二人は互いの未来のために別れた…なんて私らの昔の話で、あなたは自堂々と自分のための選択しなさい。そうすれば本当に望むものを手に入れられる」と諭す。カミユは当初はただの気の強い傲慢な女性かと思いきや、実はとても情に厚く、気遣いも出来てスマートなスーパーウーマンだということに気づく。ブランドをここまで大きくしてきたというのも納得だ。
そんなカミユの言葉を受け、ホンドは自分のためにも、ユンボクのためにも別れを決意する。ユンボクは「再び愛する人を失いたくない」と訴えた時は、どちらの気持ちも理解できて何とも心が痛むシーンであった。

また刺されて意識不明だったジュノは何とか目を覚まし、ユンボクに直接電話し、ボムギョの隠れ家の場所を伝える。そのおかげでユンボクはホンドがいる隠れ家に向かうことが出来たが、 ホンドを救うことができるのであろうか？！

■第16話あらすじ
これまで必死に探し回った真犯人が文化財庁長のイ・ボムギョだったことに気づいたユンボクは、ジュノの助けもあって隠れ家にたどり着き、激しい死闘を繰り広げ、ホンドがいる建物の中に入っていく。しかしその直前、ボムギョはホンドを始末しようと家に火をつけて逃げてしまった。激しい炎の中で何とかホンドを救出したユンボクは、一人でボムギョを追いかけてついに対峙する。するとボムギョはユンボクの顔をまじまじと眺め「こうして見るとお父さんにそっくりだ」と笑みを浮かべる。やはり17年前の父の死の犯人はボムギョだった。挑発され頭にきたユンボクが殴りかかろうとしたところ、ホンドが現れ文化財でボムギョの頭を殴る。そこにイボクら警察も到着し、ボムギュは逮捕されるのであった。ユンボクはホンドの手首が縛られた跡で真っ赤になっているのを見て、自分のせいでこんなことになったと何度も謝罪し、こうしてついに事件は幕を閉じた。

ユンボクから真犯人がボムギョだったと聞いたスグンは、これまで親しい間柄であっただけに衝撃を受け、同時に亡くなった息子への申し訳なさで涙が止まらず、ユンボクがスグンの手を取り慰める。その後これまでの自身の行動を深く反省したスグンは、イボクに過去村を追い出したことを謝罪し、いつでも村に戻ってこいと言葉をかける。

何とか日常生活に戻り、フランスに向け最終準備をするホンドだったが、ユンボクから電話がかかってくる。久々に会った二人は近況報告をしながら、ユンボクはホンドのおかげで自分のやりたいことは何か、幸せとは何か気づけたと感謝の気持ちを伝える。そしてホンドの言う通り、これから自分はソンサン村を守っていくと宣言。こうして各自の夢や目標のために、お互いの健闘を祈りながら、最後は笑顔で別れるのだった。

その後、ユンボクは再び文化財還収専門家として日々忙しく過ごす。イボクも警察を退職して村へと戻ってきたため、二人でより良い村づくりのため日々奮闘し、村を解放して様々な文化を取り入れるこれまで以上に活気を見せるソンサン村。 スグンは村を継承するにあたり、何より大切なものは人であり、むやみに接してはいけないとイボクとユンボクに改めて説く。

一方ホンドはパリで順調にカミユのデザイナーとして、新ブランドを出すまでに成長。ユンボクのことを思い出しつつも忙しい日々を送っていた。ソンサン村のニュースは欠かさずチェックし、ユンボクの活躍を見守っていた。そんなある日、ソンサン村初の女性首長としてイボクのインタビュー記事を見て驚くホンド。ユンボクはどうなったのかと思っていると、そこに花びらが舞ってくる。振り向くと、そこにはユンボクが立っていた。ユンボクは一輪の花を差し出しながら「遅すぎということはないですよね？」と言うと、ホンドは喜んで抱きつき、感動の再会を果たす二人であった。



■見どころ
最終話は1.4％を記録。初回2.3%からスタートした本作品だったが、その後は1％台を低迷し最後まで視聴率アップとはならなかったが、ファン達に最後まで見守られ幕を閉じた。また最終話にはGOT7のヨンジェが特別出演！ホンドがユンボクと見間違えるシーンに登場する。アイドルファンは見逃せない！！

ホンドの父キム・チルボク（キム・ボンチュン）がホンドとホンハクの父として、最終回で仲睦まじい親子3人の姿が描かれ、とてもチャーミングな家族愛を見ることができた。また韓国ウェブ漫画アウォードで受賞したホンハクが、ユナに漫画のシーズン2のストーリー作家としてスカウト！ジュノは面会に来たイボクから「人生で一番良い思い出の場所に戻ることにした、隣の席は空けておくからいつでもおいで」と言われ、二人の明るい未来を彷彿とさせた。その他にもスグンとカミユ、またチルボクとヨジュテクなど、主演以外の登場人物も皆が良い姿で描かれて何ともあたたかい内容であった。

放送翌日の本日、主演のイ・ユヨンの結婚・妊娠が発表され視聴者らは祝福モード！！一般人の男性と今年5月に婚姻し、9月に母になるという。ドラマでは、ホンドとユンボクが仕事も恋もどちらも掴むハッピーエンドを迎えたが、イ・ユヨンのおめでたいニュースと相まって、更に幸せな気持ちでドラマの余韻に浸れそうだ。

また、本日7月3日深夜より、ミョンスが会計士を役を演じた「ナンバーズ‐ビルの森の監視者たち‐」がBS日テレでスタートする。放送後、Tverにて第3話まで一挙見逃し配信するので気になる方はチェックを！⇒【「ナンバーズ」関連記事・各話のあらすじ】

■作品紹介
制作国：韓国
制作年：2024年
スタッフ：
演出：チャン・ヤンホ
脚本：パク・ユミ
原作：ソヌ(ソヌ)著『むやみに対してくれ』
原題：「함부로 대해줘」(ハムブロ テヘジョ)
韓国放送：2024年5月13日-7月2日(予定)22：10～ KBS2TV 月火ドラマ

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