宇宙飛行士・向井千秋初フライトから30年を記念して映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像解禁

07月08日15時00分 映画

30年前の7月8日(現地時間)は日本人宇宙飛行士の向井千秋が宇宙に飛び立った日。アジア人女性初快挙となる記念すべき日に『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』に登場する敏腕PRウーマン、ケリーにフォーカスした特別映像が解禁された。



人類最大の偉業、アポロ11号の月面着陸。この歴史的瞬間は全世界で生中継され、人類が初めて月を歩く姿に多くの人々が感動した。しかし、その後に映像が実はフェイクだったのではないかという陰謀説が浮上し、マスメディアでも話題となった。この噂から生まれたのが映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。だが、この作品は単なる陰謀説を描く映画ではない。監督のグレッグ・バーランティは「人間が月に行ったことの重要性を描いている」と語り、人類史上最も有名な瞬間のリアルを追求する映画となった。

主演のスカーレット・ヨハンソンが惚れ込んだ完全オリジナル脚本に、チャニング・テイタムやウディ・ハレルソンといった豪華キャストが集結。

特別映像も解禁され、その内容は30年前に日本人宇宙飛行士の向井千秋さんが宇宙に飛び立った日を記念するもの。向井さんはアジア人女性初の宇宙飛行士として、数々の実験を宇宙で行った。この記念すべき日に、スカーレット・ヨハンソンが演じるPRウーマン、ケリーにフォーカスした特別映像が公開された。

ヨハンソンが語る「誰にも渡したくなかった役」を手にした理由、そして共演のチャニング・テイタムが語る極秘プロジェクトの裏側。1960年代のマンハッタンでPRのプロとして成功を収めたケリーが、NASAのPRを担当することになる。NASAのイメージアップと月面着陸のPRに奔走するケリーと、発射責任者のコール(テイタム)が織り成す軽快なやり取りも見どころだ。

NASAの技術者たちの奮闘とケリーのPR戦略により再び国民の期待を取り戻すことができたNASA。迫るアポロ11号の発射の日、モー(ウディ・ハレルソン)は「月面着陸を捏造しろ」という衝撃のミッションをケリーに言い渡す。本編映像では、巨大撮影スタジオがNASAの施設内に設置され、ケリーとコールが困難に立ち向かう様子が描かれる。

プロデューサーとしても参加したヨハンソンは「オリジナルで楽しい作品」と語り、テイタムも「すべてが詰まっている」と断言。月面着陸撮影のリハーサルではトラブルが続出し、ケリーの「キューブリック監督に頼めばよかった」というぼやきで締めくくられる。

人類初の“月面着陸”がどのように描かれるのか、その続きは映画館の大スクリーンで確認してほしい。映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は7月19日(金)全国ロードショー。

映像YouTube

■作品概要
・タイトル:『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
・原題:FLY ME TO THE MOON
・日本公開表記:7月19日(金)より全国の映画館で公開
・US公開:2024年7月12日
・監督:グレッグ・バーランティ(『フリー・ガイ』製作)
・出演:スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム、ウディ・ハレルソン

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』予告動画YouTube
映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』公式サイト