映画『ナミビアの砂漠』河合優実の中毒的な魅力を切り取った本予告映像と鼻血を垂らす場面カット解禁

07月11日08時00分映画
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

第77回カンヌ国際映画祭で、国際映画批評家連盟賞受賞の快挙を成し遂げた山中瑶子監督×河合優実主演の映画『ナミビアの砂漠』の本予告映像と場面カットが解禁となった。



『ナミビアの砂漠』は、何にも情熱が持てない21歳のカナを取り巻く青春物語。主役に抜擢されたのは、2021 年に公開された『由宇子の天秤』、『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではテレビドラマ「不適切にもほどがある!」でお茶の間でも話題沸騰、飛ぶ鳥を落とす勢いの新時代のアイコン、河合優実。

この度解禁する本予告映像では、河合優実演じる主人公カナの一挙手一投足に目が釘付けとなるシーンが盛りだくさん!

楽しそうに街中を走ったり、寛一郎演じる同棲している彼氏ホンダの前で「甘いのとしょっぱいの嬉しい」と微笑む姿や、金子大地演じる新しい彼氏・ハヤシとのデートで幸せそうなカナの様子が切り取られ、身近にいそうな21歳の女の子として描かれる前半部分。打って変わって、「わたし働かなくていいかなぁ」と暗い表情でつぶやくシーンからは、襲い掛かるように誰かを足で踏みつけたり、土下座する男から走り去ったり、取っ組み合いのケンカをしていたりと感情剥き出しの言動が続く。カナが「わたしおかしいかなぁ」とつぶやく静かな声は、どこか不安定な雰囲気を纏っている。

いじわるで、嘘つきで、暴力的。それでも夢中になってしまう中毒的な魅力を持ったカナというキャラクターを、河合優実が演じきった!

山中瑶子監督と河合優実という若き才能が、これまでの日本映画で決して見たことのない女性像を、スクリーンに焼き付けたことがヒシヒシと伝わってくる予告映像が完成!

併せて解禁する場面カットには、カナが男の手を握っている場面が切り取られている。鼻から垂れた鼻血が目を惹く、強烈な一枚。心ここにあらずという感じのカナの表情が、異彩を放つ彼女のキャラクターを物語っている!

さらに、2024年香港国際映画祭<夏季>の正式出品も決定した映画『ナミビアの砂漠』に期待したい。

予告映像

映画監督・脚本:山中瑶子
出演:河合優実
金子大地 寛一郎
新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか
渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空
堀部圭亮 渡辺真起子
プロデューサー:小西啓介 小川真司 山田真史 鈴木徳至
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
制作プロダクション:ブリッジヘッド コギトワークス
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

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