山﨑貴監督作品、日本が誇るゴジラ映画最新作『ゴジラ- 1.0』を早くも地上派ノーカットで初放送!

10月31日21時07分 映画
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戦後日本に現れたゴジラと人々の戦いを描いた山﨑貴監督の特撮映画『ゴジラ- 1.0』を11月1日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(21時~23時29分)を地上波初、35分拡大で放送。予告動画は番組サイトで視聴できる。



ゴジラ70周年を記念して公開され、日本のみならず米国では邦画実写作品の中で、全米興行収入1位を記録した大ヒット映画『ゴジラ‐1.0』が早くも11月1日放送の金曜ロードショーに本編ノーカットで登場する。第96回アカデミー賞Ⓡでは、邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞。第二次世界大戦の敗戦で全てを失った日本に突如として現れたゴジラ。奔走されながらも、必死に立ち向かう人々の戦いと葛藤を描く人間ドラマが話題となり、“怪獣映画”を超えた感動を呼んだ。

本作の監督・VFX・脚本を手掛けたのは『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』など日本映画のVFX第一人者として知られる山﨑貴監督。ゴジラの大ファンという山﨑監督が並々ならぬ情熱を注ぎ、ゴジラ造形の細部までこだわりをつめこんだ結果、ゴジラのリアリティと圧倒的な存在感が観客に印象を残した。特に、ゴジラが東京を破壊するシーンでは、映像と音響、放射能を放出する際に体の一部が発光し、ド迫力の演出で魅了してくる。

ゴジラに圧倒される一方で、注目すべきは、戦後の名もなき人々の生き様だ。主人公は敷島浩一という、元海軍航空隊少尉。戦争で両親を亡くした敷島が、焼け野原の中で出会った典子という女性と共に生きていく。しかし、ゴジラの襲撃で典子が行方不明になり、敷島はゴジラに復讐していくという物語が展開するが、そこには、戦後の日本を支えた人々が多数登場する。機雷の撤去作業をする新生丸のメンバー、打倒ゴジラを胸に集結する元海軍の人々。彼らは無力ながら、勇敢に立ち向かい、その姿が胸を打つ。

不器用で無骨案、そして人を見捨てない優しさを持つ主人公・敷島浩一を神木隆之介、逆境の中でも“守るべきもの”を抱きしめ、人生の困難に抗いながら生きる女性、大石典子を浜辺美波が演じた。他にも山田孝之、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介など豪華キャストが集結した。

今までのゴジラ作品へのリスペクトをこめながらも、VFXによりド迫力の存在感を見せるゴジラと、戦後日本を支えた名もなき人々の奮闘が胸を打つ『ゴジラ-1.0』。ゴジラ映画を見たことない方は、これを機にぜひご覧ください。

■あらすじ
第二次世界大戦末期、敷島浩一少尉は特高に出撃するものの、大戸島に不時着する。その夜、島民に呉爾羅と呼ばれる全高15mの恐竜のような謎の巨大生物が基地を攻撃。敷島を残し、隊は壊滅。戦争によって何もかも失い、焼け野原となった東京にもどった敷島は、空襲で両親を失ったことを知り、一人彷徨っているところ、赤ん坊を抱えた女性、大石典子に出会う。なんとか職を探し、3人の共同生活をしていくが、敷島は毎晩悪夢にうなされ、帰還兵の悲しみを痛感する。

戦争を生き延びた人々が、日本復興を目指す中、追い打ちをかけるかのように、巨大生物ゴジラが出現し、東京に上陸する。自前の軍隊を持たない日本は、武器も弾薬もなく、民間人だけでゴジラに立ち向かうことに。戦争を生き抜いた人々はゴジラと戦うことを決意し「死ぬための戦い」ではなくて「生きるための戦い」に挑む。

■キャスト
敷島浩一:神木隆之介
大石典子:浜辺美波
水島四郎:山田裕貴
橘宗作:青木崇高
野田健治:吉岡秀隆
太田澄子:安藤サクラ
秋津淸治:佐々木蔵之介

■スタッフ
監督・脚本・VFX:山﨑貴
音楽:佐藤直紀

日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト