「光る君へ」まひろ(吉高由里子)が道長(柄本祐)に“あの秘密”を告白 第45話ネタバレと第46話予告

08時18分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)11月24日(日)放送の第45話「はばたき」まひろが道長と別れ新たな旅立ちへ。12月1日(日)放送の第46話「刀伊の入寇」で隆家(竜星涼)が大宰府で躍動する。予告動画は公式サイトで公開中。



11月24日放送の第45話では、物語を書き終えたまひろに、賢子は宮仕えを希望したので、太皇太后となった彰子(見上愛)に仕えることを提案。まひろは念願だった旅に出る決意を固めるが、道長に反対され、ついに賢子(南沙良)が道長の子であると告白する。知らなかったとはいえ、罪悪感から顔をゆがめる道長だが、そんな道長も出家を決意。それぞれが新たな一歩を踏み出す中、まひろは大宰府で周明と再会を果たすという、展開を迎えた。

そして12月1日放送の第46話では、大宰府で起こった女真族襲来事件「刀伊の入寇」が描かれる。予告では馬に乗って貴族らしからぬワイルドな姿で再登場する隆家(竜星涼)の姿や、敵と戦う双寿丸(伊藤健太郎)の姿も見られ、最終回まであと3回を残すところだが盛りだくさんの内容となりそうだ。

■まひろと道長との“おわり”に反響
幼い頃の出会いから、お互いに惹かれ合い、賢子という子供までもうけたまひろと道長の別れが反響を呼んでいる。物語を書き終え、旅に出ることを決意したまひろが、はじめは「気を付けて参れ」と送り出した道長が、まひろと2人きりになると「行かないでくれ」と引き留める。まひろにとって道長は大切な存在であることに変わりないが「これ以上、手に入らぬお方の側にいる意味は何なのでございましょう」と本音を告げた。

感謝の言葉を伝えながら「違う人生も歩んでみたくなった」と語るまひろは、サブタイトルのように、新たな世界へ羽ばたく芯の強さを感じさせた。その姿に視聴者から「まひろ、道長のこと諦めてなかったんだね」「別れをつげたまひろ、かっこよかったな」と注目を集めた。働きながら一家を支え、賢子を置いていく代わりに真実を告げたまひろ。「お前とはもう会えぬのか?」と未練が残る道長に「これで終わりです」とばっさり別れを告げる潔さが印象的な場面となった。

■第45話ネタバレあらすじ
道長が宴で披露した「望月の歌」について、どういう意味だったのか四納言が語り合っている。「何もかも思いのままであることを歌っているのではないか」「月は后を表すから、3人の妃が欠けていない、よい夜だという意味に思える」など意見はそれぞれだが、その真相は誰にも分らない。摂政になった頼通(渡邉圭祐)は、道長に怒られながら政務に励むが、自分で決断することができないでいた。敦康親王(片岡千之助)は、父に起こられる頼通を羨ましく思っていた。それでも妻と子と幸せそうな日々を怒る敦康親王だったが、21歳の若さでこの世を去ってしまう。

その後、まひろは 『源氏の物語』を書き上げた。寛仁3年(1019年)、叙位の儀に左大臣と右大臣が欠席し、頼通を困らせる。このことを道長に報告すると、「うろたえるな」と叱責され、内大臣の自分がやればよいと言われてしまう。まひろの娘・賢子は宮仕えする決心を固めたので、まひろはこれを機会に旅にでよることを家族に伝えた。自分が物語で描いた明石や須磨、そして宣孝が務めていた大宰府、さわが亡くなった松浦へ行きたいと話すまひろ。心配する為時だが、言い出したら聞かないまひろの性格をよく知っているため、出立を許し、まひろは乙丸(矢部太郎)と一緒に旅にでることになる。

賢子は、女房として彰子の元で働くことになった。賢子を彰子に会わせた後、道長と倫子にも挨拶へ行き、旅に出ることを告げる。道長は「道中、気を付けるように」と送り出す。その後、まひろは賢子に『源氏の物語』とその続編『宇治の物語』を託し、旅から戻ったら感想を聞かせて欲しいと言って、物語を娘に託す。そこへ道長がやって来たので、まひろは賢子を帰らせると、道長は御簾を下ろし、まひろの手をとり「行かないでくれ」と引き留める。

しかし、まひろは「これ以上、手に入らない人を思い続けるのは何なのでしょう。」と切り出し、「違う人生を歩んでみたくなったのです。私は去りますが、賢子がいます。賢子は、あなた様の子でございます」と初めて道長に真実を話した。まひろは乙丸を連れ旅立った後、賢子は「越後弁」と名づけられ、土御門殿で女房として働き出し、道名gあはそれを見守るが、何もしてこなかった罪悪感を抱き、顔を曇らせた。

その後、道長は体が衰えたことから出家することを倫子に告げる。頼通を一人前にするためだと言う道長だが、倫子は夫の突然の出家に反対し、休みたければ現世で休んで欲しいと懇願する。倫子(黒木華)は「藤式部がいなくなったからでございますか。」と踏み込むが、道長は軽くあしらい、彰子にも出家することを告げに行く。そして寛仁3年(1019年)道長は出家した。残された倫子は赤染衛門(凰稀かなめ)に道長の物語を書いて欲しいと依頼する。

公任(町田啓太)や斉信(金田哲)、行成(渡辺大知)は、出家してもかわらない道長に安心しながら、50代になっても誰ひとり欠けることなくここまで来れたことに感慨深さを感じていた。剃髪姿の道長を見てこみ上げてくるものを抑えきれず泣き出す行成に、道長は世話になったと感謝を告げた。そして旧友たちに頼通を補佐して欲しいと頭を下げた。一方、大宰府に到着したまひろは、そこでかつて越後で出会った周明(松下洸平)と再会を果たす。

■第46話あらすじ
まひろは念願の旅に出て、亡き夫が働いていた大宰府で、周明と再会する。かつて越前で別れ、消息がわからないくなっていた周明だが、通訳として大宰府で働いていた。周明の案内で、政庁を訪ねたまひろは、鍛錬中の双寿丸(伊藤健太郎)と再会する。そして、太宰権帥の隆家(竜星涼)に、道長からまひろに対しある指示を受けたと告げられる。そんな中、国を揺るがす有事が起こり・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、町田啓太、黒木華、見上愛、岸谷五朗ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第46話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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