「問題物件」くず警官(清水伸)が保身のためにゴミ屋敷を燃やそうとしていた【第3話ネタバレ・4話予告】
1月29日「問題物件」の第3話が放送され、犬頭(上川隆也)は相変わらず犬のような仕草ばかりを見せた。2月5日、22時、フジテレビで第4話が放送される。水の呪いを犬頭と恵美子(内田理央)は解けるのか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第3話が1月29日に放送された。
■第3話ネタバレあらすじ
大島不動産販売・販売特別室の若宮恵美子(内田理央)に室長代理の片山(本多力)から新しい調査依頼が舞い込む。今回の依頼はゴミ屋敷だ。悪臭のせいで近隣住民から苦情がきているという。大島不動産販売が貸与している物件が近所にあり、その住民からの苦情だった。
異臭を放つ2階建ての古い日本家屋の前に呆然と立ち尽くす恵美子。と、そこにまたしても謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)が現れる。ゴミ屋敷の家主の前島四毛(モロ師岡)に話を聞こうとすると「帰れ!!!」という声だけが聞こえてくる。
そこへ警察官の倉岳庄一(清水伸)が通りかかり、事情を説明する。交番にクレームとつけた伊藤に話を聞くと、前島がおかしくなったのは奥さんが亡くなってからという事実が判明し、息子の存在も明らかになる。さらに前島が夜中にゴミを集めていた公園は、一年前にホームレスによる警察官殺害事件があった場所であることが判明する。
恵美子は前島の家のゴミが門の外と中でまったく違うことに気がついた。門の外にあるのは生ゴミで、門の中にもゴミは沢山あるが、ペットボトル、紙、瓶など資源で分類されている。そして、再び前島とコンタクトを図ろうとすると、前島にゴミを投げつけられてしまう。
恵美子は雅弘(宮世琉弥)が待つ職場へ戻ることに。するとそこに大島不動産販売社長・大島高丸(船越英一郎)がやってくる。高級な肉を3人で食べるが、雅弘の表情は冴えない。高丸からは疎んじられているのだと、恵美子にはなした。
前島家の周りは住宅がない。実は再開発地域で前島家だけが立ち退きを拒んでいる。深夜、犬頭と恵美子が前島家をはっていると、トラックにのった男性たち3人がやってきて生ゴミを投げ捨てた。犬頭が3人をやっつけた。男性たちは地上げのために嫌がらせをしていたのだ。
前島は犬頭たちが地上げ屋の仲間かと聞いてきた。違うと答えているうちに、犬頭はすっと中に入り込んだ。リビングには紙や雑誌が大量にあったが、きれいに積み重ねられていた。
1年前に公園で起きた殺人事件を有村次郎(浜野謙太)に調べてもらう。ホームレスが警官の拳銃を奪って警官を殺し、その後ホームレスは階段から落ちてなくなっていた。殺された警官の多田はギャンブル好きだった。さらにこの地域に反社と繋がっていて、情報を流している人物がいることがわかる。
犬頭は前島の息子について調べる。優秀なエリートだったが、転勤で東北にいったということだ。息子の友人からは「評価されない」と嘆いていたことも聞き出した。
恵美子は推理して、前島が息子の遺体を隠すためにゴミを積み上げていると言い出した。しかし、犬頭はあっさりとその推理を却下する。犬頭はゴミを持ち帰って保管している“ホーダー”は息子の猛だという。そして、猛は東北に転勤しているのではなく、2階で引きこもっていると前島に言った。猛が引きこもり、夜にゴミをもってきてしまうようになった後、殺人事件が起きた。猛が持ち帰った雑誌に血痕がついていることにきがついた前島は猛が犯人だと思い、猛がいることを隠すことにした。
前島は自分の価値観を息子に押しつけていた。ゴミをため込んでいるのは猛の反発だ。前島は息子と自首するというが、犬頭は犯人は別にいるのでその必要はないという。真犯人は警官の倉岳だった。実は多田と同じようにギャンブルに狂っていた。さらに反社へ通報して金銭を得ていた。気が弱かった多田は自殺してしまったが、それをホームレスに見られた。罪をホームレスに着せたのだが、現場に落ちていた血痕のついた雑誌がどこかになくなっていた。猛が持ち帰ったのだ。そして、それが見付からないようにと、夜に前島の家に火をつけようとやってきていたのだ。猛は血痕のついた雑誌を2階から投げてきた。そして倉岳は捕まった。猛もやっと2階から降りてきて父親と話すこととなった。
犯人役の清水伸はCMで評判のあの人
賭け事に狂い、同僚を死に追いやり、その罪をホームレスにかぶせ、さらには“ゴミ屋敷”に火までつけようとしていた警察官を演じたのは清水伸だ。“どこで見たのか?”といえば、ニトリのNウォームやNクールで滑稽な姿を見せ、視聴者の注目を集める俳優だ。
次は“呪いの館”に対応する
2年間、人が住んでいなかった部屋からの水漏れが発生すると連絡が入り、犬頭と恵美子がその謎を探ってゆく。水漏れが起きるといわれている部屋の住民は湖で自殺している。さらに、近所の犬の飼い主は溺死して、その犯人は捕まっていない。2月5日に放送される第4話は“水”の呪いの話となる。
第4話のゲストは森永悠希、堀田茜、堀家一希
呪いの家の管理人役に森永悠希。心霊ものが苦手で、早くこの呪いの館から解放してほしいと恵美子に懇願する。マンションの別の部屋の住民を堀田茜が演じる。404号室からの水漏れの被害者だ。そしてマンション事情に詳しい清掃業者役が堀家一希。犬頭たちはわけあり物件からどんな秘密を探し出すのか?
■第4話あらすじ
大島不動産販売・販売特別室の若宮恵美⼦(内田理央)と室長・大島雅弘(宮世琉弥)が次二担当するのは、“サンドリアス”というマンションの誰も住んでいないのに無人の部屋から水が漏れ、下の階の部屋が水浸しになった部屋の調査だ。さらにその部屋の元住人は2年前に湖で自殺し、溺死。溺死した当日にも水漏れがあったという…。雅弘は「水の呪いだ!」と興味津々となるが、怖いものが苦手な恵美子はすでにやる気が薄れている。
恵美子が調査に向かう途中、元気がない犬に出会う。飼い主が溺死してしまったのだという。
恵美子が“サンドリアス”に到着すると、出迎えたのは今回の依頼人であり管理人の日向興一(森永悠希)だ。問題の404号室の中へ入っていくと、またしても突然、犬頭光太郎(上川隆也)が現れた。水漏れが起こった次の日、日向自身も突然意識を失い、目が覚めると洗面所で全身が水浸しになっていたという。サンドリアスでは、そこかしこで水にまつわる怪現象が起こっていた。
下の階・303号室の様子を探ろうとすると、偶然にもホテルに避難していたその部屋の住人・塚本登(森岡龍)が帰ってきて、塚本に部屋の中を見せてもらえることとなった……。
フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。
◇フジテレビ「問題物件」番組公式サイト
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