「日本一の最低男」姪・ひまりの万引きする理由が切ない…冨永愛がそっと寄り添う【第4話ネタバレ・5話予告】
1月30日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」第4話では、ひまり(増田梨沙)が生理のことを一平(香取慎吾)、正助(志尊淳)に打ち明けられず、万引きをしてしまった。その切なさが痛い。2月6日に第5話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その第4話が1月30日に放送された。
■第4話ネタバレあらすじ
一平(香取慎吾)は、正助(志尊淳)一家との暮らしにも慣れ、むしろ子育てが楽しいのかもと錯覚し始めていた。しかし、真壁(安田顕)は厳しい言葉を投げ、次は“地域貢献活動”に取り組もうと提案する。
ある日、一平はひまり(増田梨沙)や朝陽(千葉惣二朗)、正助とともに、都(冨永愛)のイタリアンカフェを訪れる。正助の話にヒントを得た一平は、こども食堂を主催している姿をニュース番組に特集させ、その取り組みを自身の選挙活動に利用しようと思いつく。さらにはテレビ映えを狙い、SNSでも話題になるほど人気がある都を巻き込み、こども食堂を立ち上げようと画策する。
都は久しぶりに友人のみゆ(美村里江)と会い、みゆが子どもを産んだことを知る。キャリアもあったが、“産む”ことを選んだとみゆが話すのをモヤモヤとした気持ちで聞いていた。
同じころ、ひまりは“ある悩み”を抱えていたが、誰にも相談することが出来ずにいた。都に話しかけようとするが、都も忙しく、単に料理を習いにきただけだと勘違いしてしまう。正助にお小遣いを欲しいと頼むが、正助は“なにが買いたいのか?”と聞いてきて、ひまりは答えられない。実はひまりは初潮を迎えていて、生理用品が欲しかったのだ。周りに頼れる大人の女性がいないし、正助や一平に相談もできない。
一平はテニス好きの区長(堺正章)にテニスの腕前を確認され、「大好きです」と答えてしまう。実際にはやったこともない。そこでテニス部だった正助に教えてもらう。そんな一平が区長とのテニスに向かおうとすると、正助から“SOS”の電話が入る。ひまりがドラッグストアで万引きしてしまったというのだ。万引きしたものは生理用品だった。一平は都に頼み、都に迎えに行ってもらう。
ひまりの部屋で生理について説明すると、母・陽菜(向里祐香)から話は聞いていて、ポーチも作ってくれていたという。ただ、使い方などの説明をしようと陽菜がすると、「その時が来たときに教えて欲しい」と頼んだのだ。話を聞けば、母親がいなくなってしまいそうだったから。
都はひまりに母親がいつも太陽みたいに笑ってて格好いいねという。しかし、母親がいなくなってずっと夜だと言われてしまう。そんなひまりに「太陽の光がいつ生まれたか知ってる?17万年前だって」と教え、陽菜の光はずっと届くから心配いらないと話した。
一平、正助、都、ひまりで朝陽(千葉惣二朗)を保育園に迎えに行く。帰り道、ひまりは同級生の男子に、突き飛ばしたことを謝る。ただ、母親のことは格好いいとも告げた。そんなひまりに男子も「ごめんなさい」と謝ってくれた。そしてひまりは一平がこども食堂をやるなら手伝いたいという。太陽の光が17万年かかって地球に届くのを都に教えてくれたのは高校生時代の一平だった。みなが笑える楽しい学校を目指して生徒会長に立候補して敗れた時に話してくれたのだ。
真壁は黒岩鉄男(橋本じゅん)に一平のことを報告する。良い具合にいっているというが、黒岩は「肩入れしすぎないように」と、一平は単なる駒であることを強く言った。
万引きの切ない理由
第4話では一平の姪のひまり(増田梨沙)が万引きしてしまう。実は生理用品が必要で、自分のお小遣いでは買うことができず、困った末の事だった。不登校なひまりの周りにいる大人は継父、伯父でデリケートな話はできない。困って、都(冨永愛)のところにむかうが、忙しい都はひまりの気持ちを察してくれなかった。万引きしてしまった後、都と一緒に亡き母・陽菜(向里祐香)の話をする。太陽みたいだった陽菜が居なくなり、まるで“夜”だと考えてしまう、ひまりのせつない気持ちがわかる第4話となった。
2月6日に放送する第5話は保育園の立て直しに挑戦
これまでも家庭の問題にいろいろ取り組んできた一平だが、第5話は正助(志尊淳)の勤める『フォーピース保育園』に乗り込む。新しい園長との方針の違いなどで、保育士が離職してしまったのだが、その話をきいた真壁(安田顕)はチャンスをばかりに一平を保育園に送り込むのだが、子ども二人でもなかなかうまくいかない一平に保育園を建て直すなどということができるのか?
第5話からは“中山忍”登場
第1話、第3話に登場した故・中山美穂さんが演じていた『フォーピース保育園』の園長役を妹の中山忍が引き継ぐ。新しい園長としてやってきて、園を改革しようと英語教育やプログラミング教育の導入するのだが、保育士達と対立してしまう役だ。「姉の気持ちに添うように、姉の面影を感じてもらえるように、そして皆さまのお心に残りますように、願いを込めて大切に演じました」とコメントしている。なお、コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。
■第5話あらすじ
一平(香取慎吾)は正助(志尊淳)たちとの生活が楽しくなってきた。そんな一平に対して、真壁(安田顕)は「本来の目的を忘れるな」とクギを刺す。
そんな折、正助が働く『フォーピース保育園』では、新園長に鮫島ふみ(中山忍)が就任する。鮫島は保護者たちから“選ばれる園”になるため、英語教育やプログラミング教育を導入することを決める。それに対して、ベテラン保育士の林千鶴子(伊勢志摩)は人手不足の解消や業務効率化を訴えるも、鮫島は聞く耳を持たない。すると、栗田好美(八木優希)ら5人の保育士が、一斉に園を辞めると言い出す事態に。
一平からフォーピース保育園の状況を聞かされた真壁は一平に園を立て直すようにいう。
フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。
◇フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト
【2025年冬ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】