「アイシー」第3話:瑞江(柏木悠)死亡の衝撃エンディング…新納慎也、「ビックリし過ぎて声出た‼」
2月4日(火)放送した波瑠主演のドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」(フジテレビ系/毎週火曜21時)の第3話では、「柊班の一員になりたい」と願った瑞江律(柏木悠)が殉死するという衝撃のエンディングで視聴者を驚かせた。Tverで最新話見逃し配信、FODでこれまでの全話配信中だ。(ネタバレあり)
「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」は、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ刑事・柊氷月(波瑠)が、忘れたくても忘れられない過去と向き合いながら、癖のある刑事たちとともに事件解決に奮闘していく新感覚の刑事ドラマだ。⇒【全話あらすじ・見どころ】
■第3話あらすじ
自殺志願者を募り、金品を奪っていた男・武田彰(竹財輝之助)が遺体で発見され、柊班は動揺する。ドライブレコーダーには佐伯克哉(町田大和)が武田をハンマーで殴打する映像が残っていた。佐伯は借金返済のため、SNSで「武田薫」という名のアカウントから殺人依頼を受けたと供述する。しかし、武田は独身であり、「武田薫」の登録者は集団自殺で武田に殺された安達景子だった。
麗華(佐藤みゆき)と梓(森日菜美)は武田に脅されて協力していたことが判明。瑞江悠(柏木悠)と木皿啓介(倉悠貴)は梓から安達景子について話を聞こうとするが拒まれる。その後、瑞江は不審な男・阿部智明(佐藤義夫)に襲われ、重傷を負って昏睡状態となる。柊氷月(波瑠)は責任を感じる仲間に「全責任は私にある」と告げる。瑞江の爪から犯人の皮膚片が発見され、阿部の逮捕に成功する。彼はSNSで「上杉美玖」から殺人依頼を受けたと証言するが、登録者は再び安達景子だった。
氷月は「上杉美玖」の耳と菊池麗華の耳が同じ形であることに気づき、麗華と梓を逮捕する。麗華は正当防衛を主張し、実際に手を下したのは依頼を受けた男たちだと罪を逃れようとするが、勝村(新納慎也)が犯罪教唆の罪の重さを説く。一方、梓は罪の意識に苛まれ自殺を図るが、氷月が「自殺は罪にならないが、残された者たちに大きな傷を負わせる。一生忘れられないこともある。生きることが辛くても目を見て生きていくしかない」としかりつけ、抱きしめてやる。
事件は解決したが、瑞江の容態が急変し帰らぬ人となった。
■第3話見どころ、感想、考察など
2週にわたって描かれた自殺願望を発端とする事件は、SNSの無責任な利用が現実の悲劇を招くことへの警鐘となった。
第3話の放送前、番組Xには波瑠と柏木悠の笑顔のツーショットが投稿されていたため、瑞江の死という衝撃の結末は視聴者を驚かせた。勝村英治役の新納慎也も、放送後に「ビックリし過ぎて台本読んだ時も声出たのです…柊班の雰囲気も変わるだろうなぁ」とXに投稿していた。
瑞江の死に直面し、暴行現場で動けなかった木皿(倉悠貴)や、瑞江に厳しく当たった穂村(森本慎太郎)も責任を感じていた。特に氷月は、自責の念に駆られ、捜査班長としての立場が揺らぐほどの衝撃を受けたはず。
今回もっともミニに響いたのは、氷月が瑞江のベッドのそばで「鋼のハートを持つ勇敢な刑事魂」と彼を称え、「私は人が怖い。人の目が怖い」と自身のトラウマを語ったシーンだ。少女の頃氷月がクローゼットの中から見たのは父が母を殺す現場。姉妹は被害者家族であると同時に加害者家族として世間のバッシングを受けた。20年経って幼かった妹は恐ろしい記憶を消したが、氷月は忘れられなかった。「人は辛さや恐怖を忘れることで幸せになれる」と悟りながらも、父が母を殺す場面を何度も思い出してしまう苦しみを抱え続けていた氷月がかわいそうでならない。
フジテレビ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」は2025年1月21日から毎週火曜日21時放送。第3話は2月4日放送予定。
出演:波瑠、山本耕史、森本慎太郎(SixTONES)、倉悠貴、柏木悠、石黒賢、新納慎也、植木祥平、加藤菜津、えなりかずき、今井朋彦、菅原大吉、松尾翠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@eyesee_fujitv」。
◇フジテレビ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」番組公式サイト
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