「119エマージェンシーコール」命を助けたい気持ちは清野菜名も一ノ瀬颯もみんな同じ【第4話ネタバレ・5話予告】

00時17分ドラマ
©フジテレビ

2月10日にフジ月9「119エマージェンシーコール」の第4話が放送され、通報をしながら救急車を待つ通報者に救急医療を担ってもらうために、雪(清野菜名)たち司令官が如何に伝えるかが描かれた。2月17日(月)21時に第5話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「119エマージェンシーコール」とは
消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマだ。その第4話が2月10日に放送された。

■第4話ネタバレあらすじ

消防司令センターでは、粕原雪(清野菜名)、新島紗良(見上愛)、与呉心之介(一ノ瀬颯)、箕輪健介(前原滉)らが指令台で通報の対応に追われていた。インフルエンザなどで通報が劇的に増えていた。救急車がほとんど出払っている状態が続いていた。

そんな中、与呉は通報者に怪我人の救急処置を頼むが、通報者は処置ができない。止血だけでもなんとか頼もうとして与呉は言葉を荒げてしまう。そんな与呉の言葉の荒さにクレームが入った。

また、指導医の峰元英隆(マキタスポーツ)が司令センターに入り、緊急を要することなのかに迷えば、峰元が判断することになる。峰元は皆から“試験官”とあだ名をつけられているように、救急電話の内容をきき、司令官たちに「今のはどういう状態か?」とテストのようにしてくる。

雪は高齢女性から夫の様子がおかしいと通報を受け、救急車を向かわせようとするが、断られてしまう。が、先ほどの高齢女性から再度通報が入った。電話を替わってもらった雪は、「絶対に助ける!」と口走り、なんとか通報者に夫の心臓マッサージをするように言う。しかし、通報者も高齢でとても対応できない。さらに、「絶対助ける」という言葉に与呉が固まる。実は、3年前まで救急救命士として現場で活動していた与呉は同じ言葉を口にしたことがあったのだ。ビルの爆破事故の際に救急救命士として出動していた与呉は父親の安否を気遣い、自分の治療をうけようとしない娘をなんとか治療してもらうために、その言葉を吐いた。しかし、与呉の懸命の心臓マッサージのかいなく、父親は亡くなった。娘は「助けるって言ったじゃない」と与呉をせめた。与呉はその後、現場を離れ司令官になった。

勤務明け、高千穂一葉(中村ゆり)は与呉たちを飲みに誘うが、断られてしまう。与呉は帰り道で偶然、電話で彼と別れ話をしている紗良に出会ってしまう。紗良は付き合ってほしいといってバッティングセンターに向かうと、与呉が雪に言ってはいけないといった「絶対助ける」という言葉について話す。

次の勤務の際、与呉はPAからの通報を受ける。義理の父親が心臓の発作のようで息がないという。救急車を出動させたいが、全台出払っている。通報者に心臓マッサージをしながら、PAにあるAEDを取ってきてもらうように指示する。通報者の妻であり、倒れている男性の娘が帰ってきた。娘は心臓マッサージの講習を受けたことがあると言って、心臓マッサージに協力する。AEDをもってきた夫も加わり、救急処置を続ける。しかし、川崎市に応援を頼んでもやはり救急車はない。地図をみていた雪は、最近そこに新道が開通したことに気がついた。

そのことを与呉たちに告げ、夫に車を運転してもらい、車内で妻に父親の心臓マッサージを続けてもらいながら、救急病院に向かった。なんとか父親は一命を取り戻した。のちに市にも感謝の連絡がはいった。



今日もいいところは堂島信一(佐藤浩市)がもってゆく

毎回、若手の指令管制員(ディスパッチャー)たちに少しの言葉で的確なアドバイスを与える堂島は第4話での健在だ。「絶対助ける」と話したことについて与呉(一ノ瀬颯)と雪(清野菜名)がもめていても、堂島が語ることでぎくしゃくした雰囲気もなくなる。



雪(清野菜名)が幼少期に119番した相手は堂島か?

指令管制員がかける「絶対助ける」という言葉が通報者にとっていいことなのか、悪いことなのか?救急の現場でその言葉をいったのに助けられなかった与呉は“言ってはいけない”と思っている。しかし、幼少期に119番通報してその言葉で希望を見いだして助かった雪にとっては救いの言葉なのだ。そして、雪が通報した際に対応してくれたのはどうやら堂島のようだ。抜群に耳がいい雪がなにか堂島に言おうとしている。それについてもこれからの展開で判明してゆく。



不要な通報にどう対処するのかが描かれる第5話

17日に放送される第5話では、“いたずら”や“タクシー代わり”に救急通報をする人達が描かれる。通報を受ける指令官もそうだが、それ以上に実際に現場にでむく隊員たちも辛い。それでも本当に緊急を要する通報に対応するために救急隊員は対応してゆく。



■第5話あらすじ

粕原雪(清野菜名)は多くの通報にため息をつく箕輪健介(前原滉)に気付く。兼下睦夫(瀬戸康史)も新島紗良(見上愛)が必要ない出場の救急隊員たちの徒労を気遣うと、与呉心之介(一ノ瀬颯)もSNSでは救急車を必要なく出場させ、揶揄するような投稿も多いと話す。高千穂一葉(中村ゆり)は「100回出場させて100回無駄だったとしても、101回目も出場させるしかない」と諭した。

雪は男性から会う予定だった女性が倒れてしまったという通報を受け、女性の住所と“フルカワジュンコ”という名をもとに救急車を要請する。兼下はドアが施錠されている場合に備え、消防車も出場させる許可を高千穂から得る。しかし、その後、消防救助隊長の飯田慎吾(谷恭輔)から現場に着いたと報告が入が、男性から通報のあった女性宅に要救助者の姿はなかったという。高千穂は雪に通報者への連絡、紗良には“フルカワ”本人に電話をかけるよう指示する。そんな中、箕輪が別の男性から救急車要請の通報を受ける。その通報は、現在“フルカワ”という女性を探しているマンションからだった。



フジテレビ 2025年1月13日スタート。毎週月曜日21時放送「119エマージェンシーコール」。出演:清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、酒井大成、三浦獠太、蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也、中村ゆり、佐藤浩市 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@drama119_cx」。

フジテレビ「119エマージェンシーコール」番組公式サイト

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