NHK朝ドラ「おむすび」コンビニ弁当開発を成功させた橋本環奈はコロナ禍の中へ…第22週あらすじと第23週予告

03月07日08時35分ドラマ
©NHK

栄養士の結(橋本環奈)は高齢者向けのコンビニ弁当を幼なじみの菜摘(田畑志真)と完成させた。そして2020年2月、世界が、日本がコロナ禍に巻き込まれてゆく。NHK朝ドラ「おむすび」の第23週「離れとってもつながっとうけん」(3月10日~3月14日)のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「おむすび」第22週ネタバレ&トピックスと第23週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本環奈)が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第22週が3月3日から放送された。

幼なじみの佐久間菜摘(田畑志真)とコンビニ弁当を開発

結(橋本環奈)が糸島に移る前まで一緒に遊び、神戸に戻ってからもいろいろ相談しあってきたパン屋の佐久間菜摘(田畑志真)。コンビニで商品開発をしているが、なかなかうまくいかない。結と二人で開発に挑むことになった。最初の試作品は「おいしい」し、彩りもいいけど部長たちは却下する。工場での作業工程を全く考えていなかったためだ。朝ドラ受けのNHK「あさイチ」でMCの博多大吉が以前コンビニ弁当の工場で働いていた経験から「工程多そう」と恐れる弁当になっていた。全て反省して、新しい試作品を作り、完成させた。



スポ根に火が付いた翔也(佐野勇斗)

娘の花がサッカーの代表に選ばれると、もともとのスポ根に火が付いてしまう。自身も野球でプロを目指していただけあり、花の目標がオリンピックだと聞くと、かなりの入れ込みようとなっていた。娘の花はその期待に応えようと頑張ってしまう。結も翔也も花の気持ちを優先させようと思っていたが、花は翔也の夢を引き継ぎたいと考えていたのだった。



新型コロナが日本を混乱に陥れてゆく第23週

2020年、日本だけではなく世界を新型コロナが襲った。結も医療従事者として、家族との関係も考えながら働かなくてはいけない。患者との接触を防ぐために栄養指導の回数が減ったりしてゆく。疲労困憊する医師や看護師たちは普段なら救える命が救えないことに悔しさを覚え、理髪店を開けていて良いのか聖人(北村有起哉)は悩む。5年前には“こんな風に在宅勤務を始めた”“出かけることも出来なかった”“リモート会議ばかりだった”と思い出す第23週となる。



【第22週(2025/3/3-3/7ネタバレあらすじ】

結(橋本環奈)が栄養指導する仕事柄、患者から怖いとか厳しいと言われることに複雑な気持ちになる。以前入院して栄養指導をした患者が再度入院してきて、結はますます厳しく言ってしまう。上司の塚本(濱田マリ)からは管理栄養士は厳しいと思われても仕方ないという。

幼なじみの佐久間菜摘(田畑志真)は勤め先のコンビニ会社を辞めるかもと言い出し、結を驚かす。菜摘は弁当開発の職場にいて高齢者向けの弁当を提案しているが、過去の失敗のせいか部長からボロカスに言われて、何を提案しても全部却下されているらしい。どんな弁当を提案したのかと聞いてみると、健康な高齢者向けとしてはカロリーやタンパク質がたりていないようだった。アドバイスをすると、菜摘はそれを取り入れ、企画が通った。

結は、菜摘が働いているコンビニ会社から弁当の共同開発を依頼され、栄養科長の塚本(濱田マリ)に相談し、塚本にも参加してもらいたい旨を伝える。塚本は快く承諾し、数日後早速打ち合わせがあり、コンビニ会社から菜摘のほか、商品開発部長と製造を委託されている会社の管理栄養士・土屋が同席する。菜摘と結で作った試作品を食べてもらうが、部長も土屋も渋い表情だ。結と菜摘は、考案したコンビニ弁当がなぜダメだったかを製造担当の管理栄養士から聞き、作業工程を理解していない試作品だと指摘をうけ、開発を断念する。

一方、夫の翔也(佐野勇斗)はサッカーに励んでいる娘・花の指導に熱血になっていく。ある日、帰宅した結は、娘・花が意気消沈しているのを見て何があったのか聞く。花は、サッカーの試合でシュートをミスして負けたことが悔しいと答える。結は、それなら次頑張ればいいと言うが、花は父の翔也ががっかりすると落ち込む。

さくら通り商店街のテーラー・要蔵(内場勝則)が、妻の介護で神戸から離れた老人ホームに引っ越すことになり、理容店に集まっていたみんなに別れを告げる。その会話から高齢者の食事に配慮が必要だと思った菜摘と結は、やっぱり高齢者向けの弁当開発をやるべきだと思い、菜摘は部長を再度説得する。行程を簡素化し、病院のみんなからの指摘も取り入れ、栄養価が高く、かみ応えなどにも工夫した試作品ができあたった。それを部長にプレゼンする。しかし、今の説明ではダメだと部長がいう。そんな部長に結から教わった「フレイル」という言葉の意味を語り始める。衰えるのをカバーするために弁当でできることを訴えたのだ。部長は菜摘のプレゼンを聞いて、うまくいくと確信する。そして、ついに発売にこぎつけた。

一方、オリジナルのギャルブランドを立ち上げ展示会を企画している歩(仲里依紗)は、ネット記事による宣伝に力を入れ、その効果が現れ始める。結のギャル仲間だったりさぽんがギャル雑誌の編集をしていて、りさぽんに紹介記事を書いてもらうと知名度が一気にあがり、ショーにも出展できるようになった。

二人の娘が仕事で独り立ちできるようになったが、聖人はなんだか老け込んでしまう。そんな2020年の2月、テレビからは新型コロナの感染者が多くいる大型客船が横浜港に入港したことを告げていた。



【第23週(2025/3/10-3/14)あらすじ】


■第111話(月)

新型コロナウイルスの感染が日本で初めて確認されて病院で警戒感が漂う中、コンビニ弁当の開発をしないかという友人の菜摘(田畑志真)の誘いに、結(橋本環奈)はどう答えようか迷う。一方歩(仲里依紗)は、自身のブランドを広めるため、春のファッションイベントへ向けて佑馬(一ノ瀬ワタル)たちとともに準備を進めていく。



■第112話(火)

コロナ感染の広がりで管理栄養士の結(橋本環奈)たちも一般病棟患者への接触を減らすことが求められ、食事指導は週一になってしまう。結は、毎日顔を出して会話しながら患者の状態を確認していたので帰宅後、聖人(北村有起哉)や翔也(佐野勇斗)に辛さを吐露する。そんな中、佳代(宮崎美子)の様子を見に糸島に行っている愛子(麻生久美子)からネット画面でリモート通話しようというお誘いが来る。



■第113話(水)

コロナによる緊急事態宣言で飲食店が営業自粛に追い込まれる中、理容店を営む聖人(北村有起哉)は店を開けていいのかわからず、市役所勤めの若林(新納慎也)に教えを乞う。一方オリジナルブランドを立ち上げた歩(仲里依紗)は、在庫を抱えて落ち込んでいるかと思いきや、ネット通販で商品が爆売れして威勢がいい。



■第114話(木)

結(橋本環奈)は、コロナの感染爆発で疲労困憊になっている看護師の桑原(妃海風)や森下医師(馬場徹)と話し、普段なら助かるはずの命を救えない悔しさを分かち合う。一方神戸の米田家では、愛子(麻生久美子)が糸島に行き不在の中、聖人(北村有起哉)が料理に精を出して、翔也(佐野勇斗)からメキメキ上達しているとほめられる。



■第115話(金)

結(橋本環奈)は職場で、医療従事者の子どもたちが学校で除け者扱いされる現状を同僚たちと嘆く。それを聞いていた科長の塚本(濱田マリ)は、結にコンビニ会社からの転職の誘いに応じるのがいいとアドバイスする。帰宅後、歩(仲里依紗)からテレビ電話がかかってきて、結のすっぴんで髪がボサボサなのを見た歩は、おしゃれして元気を出せと言う。



■スタッフ他


脚本: 根本ノンジ
主題歌:B’z「イルミネーション」
語り: リリー・フランキー
出演:橋本環奈,仲里依紗,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,濱田マリ,犬飼貴丈,宮崎美子, 他



 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「おむすび」番組公式サイト
NHK朝ドラ「おむすび」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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