ディズニーアニメ不朽の名作の実写版『リトル・マーメイド』を21日金曜ロードショーにて本編ノーカット初放送

3月21日の金曜ロードショーは伝説的大ヒットディズニーアニメの実写版『リトル・マーメイド』（日本テレビ、21時から23時39分）を本編ノーカットで地上波初放送する。番組公式サイトで予告動画が公開中だ。



アンデルセンの童話『人魚姫』を原作として1989年に公開され、大ヒットを記録した不朽の名作アニメーションを実写化した『リトル・マーメイド』（2023年）。実写版もアニメーション作品と同じく、主人公のアリエルは自分の心が向くまま、新しい世界へ飛び出す人魚姫・アリエルの成長を描く。

主人公のアリエル役は歌手としても活躍する女優ハリー・ベイリーが抜擢され、注目を集めた。監督を務めたロブ・マーシャルは彼女の力強い歌声、そして無邪気さに惚れこんだと言われているが、SNSではアリエルが白人でないことに賛否両論の意見もあったが、ハリーはチャーミングで魅力的なアリエルを演じ、抜群の歌唱力を発揮している。

また、これまで実写化されたディズニーアニメにはなかった海中風景を描いた作品はほとんどなく、その点でも注目度の作品となっていた。実際は、画面いっぱいに広がる美しい海の世界、アリエルの髪の毛一本一本まで繊細に描かれており、臨場感たっぷりに描かれている。

そして、押さえておきたいのは巨匠が贈る名曲の数々。アニメーション挿入歌『アンダー・ザ・シー』でアカデミー賞の歌曲賞を受賞した、巨匠アラン・メンケンに加え、作曲家、劇作家、俳優とマルチな才能で3度のグラミー賞、トニー賞、エミー賞など数々の栄冠に輝くリン＝マニュエル・ミランダが参加。人間の姿になり声を失ったアリエルが地上にあがりワクワクする胸のときめきを歌った『何もかも初めて』、アリエルへの一途な想いを力強くエリック王子が歌う『まだ見ぬ世界へ』など当代きっての作曲家2人の共作も注目です。

歌の出演は、エリック王子をジョナ・ハウアー＝キング、アースラをメリッサ・マッカーシー、トリトン王をハビエル・バルデムが担当。日本語吹替では、アリエルの声をミュージカルで活躍する豊原江理佳、セバスチャンに木村昴。他にも、野地祐翔、高乃麗、海宝直人、仲野祐、塩田朋子、大塚明夫、浦嶋りんこなど、実力派声優陣が集合した。

海の中から人間世界に飛び出した人魚姫アリエルの冒険と成長を描く実写版『リトル・マーメイド』。金曜夜は美しい映像と、躍動感たっぷりの歌声に酔いしれよう。

■あらすじ
アリエルは人間の世界に憧れる人魚姫。難破船の中を探検しては、人間の使っているものを拾っては“宝物”として集めていた。しかし、娘の秘密を知った父・トリトン王は、人間界は危険が溢れているからと、アリエルに人間に近づかないよう忠告する。落ち込むアリエルは、海面の向こうから差し込む光に導かれ海の中から姿を現すと、船内でエリック王子の誕生パーティーが開かれていた。始めてみる花火や、人間の奏でる音楽に心を奪われるアリエル。そこに突然嵐がやってきて、エリックの乗った船が燃え上がり、混乱の中、海に投げ出されたエリックをアリエルは助け出す。

目覚めたエリックは、自分を助けてくれた美しい歌声の持ち主に惹かれ、再会を夢見る。一方、執事のセバスチャンからアリエルが人間を助けたと報告を受けたトリトン王は激怒。アリエルの“宝物”を破壊してしまう。悲しみに暮れるアリエルだが、エリックのことが忘れられず、美しい声と引き換えに、人間の姿に変える契約を海の魔女・アースラと交わす。3日後の日没までにエリックと“真実のキス”をしなければ、アリエルは永遠に自由を奪われてしまう・・・。エリックと再会したアリエルは徐々に距離を縮めていくが、アースラの魔の手が忍び寄る。

■キャスト
※は原語版
アリエル：ハリー・ベイリー （豊原江理佳）
セバスチャン：（木村昴／※ダヴィード・ディグス）
フランダー：（野地祐翔／※ジェイコブ・トレンブレイ）
スカットル：（高乃麗／※オークワフィナ）
エリック王子：ジョナ・ハウアー＝キング（海宝直人）
グリムズビー：アート・マリク（仲野裕）
女王：ノーマ・ドゥメズウェニ（塩田朋子）
トリトン王：ハビエル・バルデム（大塚明夫）
アースラ：メリッサ・マッカーシー（浦嶋りんこ）

■スタッフ
原作：ハンス・クリスチャン・アンデルセン
監督：ロブ・マーシャル
脚本：デヴィッド・マギー
製作：マーク・プラット、リン＝マニュエル・ミランダ、ロブ・マーシャル、ジョン・デルーカ
製作総指揮：ジェフリー・シルヴァー
プロダクション・デザイナー：ジョン・マイヤー
衣装デザイナー：コリーン・アトウッド
歌／音楽：アラン・メンケン
作詞：ハワード・アシュマン、リン＝マニュエル・ミランダ



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