NHK「アストリッドとラファエル5」第2話 二重スパイで活躍するも、ラファエルが流産!ネタバレと第3話予告

4月13日(日)に「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」(全8回)の第2話「毒蛇(後編)」が放送された。気になる第2話のネタバレあらすじとみどころを紹介。次回第3話「マントラ」は4月20日に放送される。シーズン1~4はNHKオンデマンドで配信、番組サイトで1分PR、予告動画などが公開されている。
「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」は、犯罪資料局の文書係として働く頭脳派のアストリッドと、猪突猛進型の警視ラファエルの女性コンビが難事件の解決に挑むフランス発のミステリードラマ。⇒ドラマ詳細
初回エピソード後半では、アストリッドとラファエルが二つの国の情報機関に雇われ二重スパイとして働くことに…。フランスの情報機関DGSEから007張りに洒落た秘密道具の入ったアタッシュケースを手渡され、テンション爆上がりのラファエル。ケースの中には香水や口紅の形をした様々な道具が入っていたが、カメラ付きの眼鏡しか使われなかったのがちょっとだけ残念。今後、この秘密兵器がお披露目される機会はあるのだろうか?
2つの国の情報機関の裏をかいて、誘拐された少年を無事救い出し、“勇気ある告発”で罪の問われた女性を国外に逃がしたラファエルたちはさすが。
ところが、ラファエルが子供を産むことに前向きになった矢先に、階段での転倒で流産。ニコラと共に涙を流すことに…。一方、日本への帰国が決まったテツオは、アストリッドの自分への気持ちが“愛”ではなく“習慣”なのではないかと不安になる。改めてアストリッドに「愛しています」と告白するのだが…日本への帰国を止めてもらえず落ち込んでしまう。
そして、アストリッドもこの急激な環境の変化と、突然現れたサミの幻影に発作を起こして倒れてしまう…。アストリッドとテツオはこのまま別れてしまうのか?アストリッドとサミの間には、どんな忘れられた過去があるのか?
次回第3話は、毎晩同じ殺害現場を目撃する夢に悩まされる男性のお話。バシェール警視正の親友だというその男性は、何故か自分が生まれたころに起きた殺人事件を知っていて…。生まれ変わりが信じられているチベット仏教寺院でおきた事件、もしかするとこの男性は…?
【シーズン4 全話ネタバレあらすじ】
■第2回 毒ヘビ(後編)ネタバレあらすじ
フランスの情報機関DGSEのエージェント・ダゴペールは、2人に協力を依頼。特別な証人保護プログラムを受けていた被害者を殺害した犯人、犯罪集団トロイリングの一員アキレスを探すためのスパイ道具を授ける。
ラファエルは「毒ヘビ」から、彼女の息子を誘拐した犯人との連絡方法を聞き出す。それは図書館でメモを通じてやりとりする方法だった。さっそく図書館を訪れた2人は、そこで2人組のCIAからも協力を依頼され、さらにアリスが監視していた女性の写真を見せられ、彼女が保護対象者だったことを告げられる。
2人の不審な行動に疑問をもったニコラとノラに詰め寄られたラファエルは、信頼する2人にもDGSEとCIAのスパイになったことを明かす。アリスが監視していた女性の画像をカメラ付きの眼鏡で撮影していたラファエルは彼女の身元特定をノラに依頼。アストリッドはトロイリングが起した事件の資料からエドアール・ショムスキーに目星をつける。
ラファエルがDGSEのダゴペールに、ショムスキーを捕らえるように依頼すると、その翌日、アストリッドの勤め先に拘束されたショムスキーが届けられる。しかし、ショムスキーは今回の暗殺誘拐事件には関与しておらず、ラファエルはDGSEの情報に嘘があるのではないかと推測する。
そこで、パシェール警視正に2つの情報機関にスパイとして雇われたことを打ち明け、郊外の家からいなくなった女性が、シリアでの米軍兵の略奪を告発し、アメリカで国家反逆罪に問われているケリー・クラークだということ、彼女が刑執行前に逃亡して、アリスに監視されていたことを告げる。
ケリーの逃亡を助けたのはアキレスだった。彼はケリーを守るために、DGSEが所有する郊外の家を与え、彼女を監視しているアリスを、DGSEが所在を把握していた「毒ヘビ」に暗殺させたのだ。
アキレスがケリーにも「毒へび」と同じ連絡方法を取っていたのではないかと、ニコラとノラが、ケリーの住んでいた家の近くの図書館で張り込みをしていると、そこへ行方不明だったケリーが現れる。
署に連行されたケリーは、自分を監視していたアリスが暗殺されたことも、暗殺者の息子が誘拐されたのも知らなかった。ケリーは自分をフランスにかくまってくれた人物の暗号名がアザトースだと話す。
内部犯行を疑ったタゴペールは、アストリッドにすべての情報にアクセスする権利を与える。アストリッドは、DGSEの情報管理室のマルク・ヴァソアがアキレスだと突き止める。彼の閲覧履歴の中に郊外の家と「毒ヘビ」に関するものが見つかったことと、彼のハンドルネーム・ハスラーが、アザトースと同じくラヴクラフトにでてくる登場人物だったからだ。
ラファエルはすぐさまマルクの携帯電話に連絡し、翌日の10時に図書館で誘拐された少年とケリーを人質交換する約束をとりつける。
マルクは少年を連れて図書館に現れるが、待ち構えていた狙撃手たちによって銃殺されてしまう。少年を庇ったラファエルは階段を転げ落ちる。アメリカに引き渡される予定だったケリーは、ニコラの手引きで国外へ。
ラファエルは流産し、アストリッドはテツオから愛していると伝えられるが、日本に帰るという彼を引き止めることはなかった。
■第3回 マンダラ あらすじ
バシェール警視正は、親友のマキシムが、毎晩殺人事件を目撃する悪夢に悩まされていると、ラファエルとアストリッドに相談する。それはチベット仏教の高僧が殺害される悪夢なのだが、夢の内容を聞いたアストリッドはすぐにそれが1996年に起こった事件だと指摘。不思議なことに事件のおきた日はマキシムの誕生日だった。資料から被害者はマキシムの夢と同一人物だと確認。あることに気づいた警視正はラファエルたちを連れて仏教の寺院へ。一方、テツオは日本へ帰る日が決まり、アストリッドに別れを言いに行くが…。
■キャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン:貫地谷しほり)
ラファエル・コスト(ローラ・ドベール:林真里花)
二コラ・ペラン(ブノワ・ミシェル:川田紳司)
ノラ・モンスール(ソフィア・ヤムナ:種﨑敦美)
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル:佐々木睦)
カール・バシェール(ジャン・ルイ・ギャルソン:藤真秀)
テオ(ティミ・ジョイ・マルボ:宮瀬尚也)
ウィリアム・トマ(ジャン・ブノワ・スイル:粟野志門)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ:中川慶一)
サミ・グルメ(ドミニク・エンゲルハート:佐川和正)
パトリシア(ジュリー・アーノルド:小宮和枝)
原題:Astrid et Raphaëlle
制作:2024年 フランス
© Patrick FOUQUE - FTV - JLA
【放送予定】NHK総合 2025年4月6日(日)23時より 全8話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「アストリッドとラファエル5文書係の事件録」番組サイト
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