「続・続・最後から二番目の恋」第1話 変わらぬ「ナガクラの食卓」とリアルな老いの話題に反響!ネタバレと第2話予告

4月14日に小泉今日子と中井貴一がW主演を務める「続・続・最後から二番目の恋」の第1話が初回15分拡大で放送された。ネタバレと見どころを紹介。予告動画は番組公式サイト他で公開、Tverで最新話を、FODで全話配信されている。
「続・続・最後から二番目の恋」は、古都鎌倉を舞台に、テレビ局プロデューサー・吉野千明(小泉今日子)と、公務員・長倉和平(中井貴一)の恋を描いたロマンチック&ホームコメディ。
【「最後から二番目の恋」全話あらすじ】
【「続・最後から二番目の恋」全話あらすじ】
変わらぬナガクラの朝にホッ
11年ぶりとは思えないほど変わらぬ“ナガクラの朝の風景”、コロナ禍を経てさらに絆が強まった千明と和平の関係、前作と変わらないテンポいい会話と、どうでもいいようで奥の深い登場人物たちのやり取りに「そうそうこの感じ」「会話が楽しい」といった反響が上がったほか、還暦まじかリアルな話題に同世代からの共感がよせられた。
令和を生きる昭和世代の千明
ドラマも音楽もコミックも配信が主流の令和の今、その昔花形職種だったテレビ局、出版、音楽業界の悲哀や、アラ還世代の“老害”についても自虐的にポツリ。それでも、千明はポケットマネーで部下にごちそうし、今も独身トリオで頻繁に女子会、定年間近でもネットフリックスへの引き抜きを夢見、新たな恋を期待したりと、変わらず輝いていた。
三浦友和、石田ひかりとの未来は?
今作では、千明と和平それぞれが、心動かされる異性と“出逢う”ことに。千明が出逢うのは、三浦友和演じる鎌倉の町医者・成瀬千次。どうやら千明は成瀬の亡き妻に瓜二つのようで…。一方、和平が出逢うのは、石田ひかり演じる過去作に登場した鎌倉の名物おじいちゃん・一条さんのひとり娘・早田律。鎌倉観光協会の通訳のバイトに応募し和平と知り合うのだが、そこにはちょっとした誤解があるようで…。それぞれの出会いは、どんな未来につながっていくのだろうか?
■第1話 ネタバレあらすじ
2025年。もうすぐ60歳を迎える千明は、来年に定年を控えた社員へのセミナー「これからの人生=セカンドライフについて」に参加するも、仕事一筋の彼女に、退職後のキャリアを想像したことなどなく、まるで取り残された気持ちになるばかり。
一方、鎌倉市役所の観光推進課。和平は、定年を迎えたあとも再任用制度で「指導監」という役職で働いていた。押し寄せる観光客のインバウンド集団や、相変わらずの残業でストレス&疲労過多な日々だが、身体は言うことを聞いてくれない。
その日の帰路。いつもの極楽寺駅でまたもばったりと会った、自宅がお隣同士でもあるふたり。千明は、和平との他愛のない会話の中で、「気の合う誰かが、隣にいてくれたらいい」と、心にそんな言葉が浮かび、思わず笑みをこぼすのだった。
2020年。コロナ禍による未曾有のパンデミックの真っ只中、千明はコロナに感染して孤独と恐怖に苛まれていた。壁を隔て、彼女に問いかける和平。「どんな形であれ、私と貴方はずっと一緒に生きていくんでしょう?早く元気になってください。治ってコロナが収束したら何したいですか?」「…長倉和平を木っ端微塵に論破する」千明はそう応じ、笑い合うふたり。千明にとって、和平は大きな支え、かけがえのない存在であることを実感。
時は流れ、現在。いつものように朝から鎌倉の古民家カフェ「ナガクラ」に集い朝食をとる千明と和平。カフェには、店長で和平の弟の真平(坂口憲二)、和平の亡き妻との娘・えりな(白本彩奈)が働いている。さらに千明専属脚本家で、和平の妹・万理子(内田有紀)と、気づけば専業主婦でどこか退屈な毎日を過ごす、和平の妹・水谷典子(飯島直子)の姿もあり、彼らは変わらぬ日常を過ごしていた。
それでも、アラ還の2人を取り巻く環境は、容赦なく変化、何の段差もないところで転んでしまった千明は“老い”を感じる。千明は出版業界の荒木啓子(森口博子)、音楽業界の水野祥子(渡辺真起子)といつもの女子会で、昔は花形だったそれぞれの業界の今を語り合う。「老害」「価値観のアップデート」「コンプライアンス」など、移り変わる常識の前で立ち尽くす大人たち。
そんなある日、和平は元同期の通夜に出席、千明は上司の通夜に…。それぞれ故人にいいように扱われていたことを知った2人だったが、その後の対応が昔とは違ったことにしみじみ。「自分が古いんだか、新しいんだかよくわからない」と途方に暮れる。
そんな中、鎌倉市観光協会に実家に戻ってきたばかりの引っ越してきたばかり早田律子(石田ひかり)が翻訳スタッフとしてやってくる。市役所の長倉と紹介する和平に、「くらちゃん?」と問いかける。律子は、亡き父の残した成人雑誌やDVDの箱に書いてあった「くらちゃん」という文字が頭をよぎったのだ。
一方、胸の動悸を感じ、近所の病院を訪れた千明に、病院の看護師は驚きの表情を浮かべ、医師・成瀬千次(三浦友和)も千明の登場に動揺する。千明は成瀬の爽やかさに心惹かれて動悸が激しくなってしまい…。
■第2話 あらすじ
和平と律子は観光地を見て回る。「今日が私の第二の人生のスタート」という律子の言葉を聞いた和平は、自身の定年後の再任用のことを思い出し、律子をそっと応援する。一方、病院を後にした千明は、その後の蕎麦屋でもたまたま成瀬と相席になる。そこで成瀬の人柄を知り、心を捕まれる千明であった。
和平は、今は課長となった田所勉(松尾諭)の相談飲みに付き合わされ、千明は友啓子と祥子との女子会で、成瀬の話で盛り上がる。そんな中、万里子は、「月9企画募集」というチラシを見つめている。典子はベランダで一人煙草を吸い物思いにふけ、真平は家族との幸せな時間を過ごし、それぞれが様々な想いを抱える長倉家の面々であった。そしていつも通り古民家カフェ・ナガクラでの朝。いつも通り、千明と和平は顔を合わせるが…。
フジテレビ 2025年4月14日スタート。毎週月曜日21時放送「続・続・最後から二番目の恋」。主題歌:浜崎あゆみ「mimosa」/脚本:岡田惠和/出演:小泉今日子、中井貴一、坂口憲二、内田有紀、飯島直子、久保田磨希、松尾諭、佐津川愛美、白本彩奈、広山詞葉、美保純、柴田理恵、浅野和之、渡辺真起子、森口博子、石田ひかり、三浦友和 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@zokuzokukoi2025」。
◇フジテレビ「続・続・最後から二番目の恋」番組公式サイト
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