「愛の、がっこう。」中島歩が木村文乃とラウールの禁断の恋を手助けした【第9話ネタバレと第10話予告】

10時32分ドラマ
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「愛の、がっこう。」(フジテレビ、木曜22時)9月4日、第9話が放送された。警察で事情を聞かれたカヲル(ラウール・Snow Man)を心配して、愛実(木村文乃)は駆けつける。川原(中島歩)は愛実との婚約を破棄し、愛実とカヲルが真実の愛に向かうようにたきつけた。9月11日、第10話が放送される。予告動画が番組公式サイトに掲載されている。



「愛の、がっこう。」とは
「愛の、がっこう。」は、ドラマ「白い巨塔」、「昼顔」などを手がけた脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組み、現代にアップデートした新たな純愛ドラマを届ける。「恋への憧れの扉」をこじあけるような、新たなラブストーリーだ。その第9話が9月4日に放送された。

■第9話ネタバレあらすじ

ホストクラブ「THE JOKER」での事件が警察沙汰になった以上、カヲル(ラウール)とは絶対に関わるなと百々子(田中みな実)は愛実(木村文乃)に忠告する。すでに学校でカヲルとのことが話題になっている愛実がこれ以上なにか疑われるだけで仕事をなくしてしまうと心配しているのだ。愛実もそれはわかっているが、心配で、「THE JOKER」のことを検索してしまう。

カヲル(ラウール・Snow Man)も警察で事情聴取を受ける。最後に調書を渡され、間違いがないか確認するように言われる。最初は読んだふりをして署名しようとするが、刑事が「間違っていることが書かれていれば周りに迷惑がかかるかも知れないからちゃんと読んで」といい、カヲルは懸命に読み始める。しかし、識字に問題を抱えるカヲルは漢字が多い調書を読むことができない。異常なほど時間がかかってしまうが、なかなか署名できない。

愛実は学校で事件のこととは関係がないのか、カヲルには会っていないのかを確認される。そんな愛実に佐倉栄太(味方良介)はカヲルが調書を読めずに不利益を被るかもしれないと愛実に話す。同性愛者の佐倉は自分の恋愛も周りからは祝福されていない。だからこそ、愛実とカヲルのことは応援したいという。愛実はタクシーに飛び乗って警察に向かう。

警察署に着いた愛実は、担当の刑事にカヲルの事情を話し、配慮してほしいと必死に訴える。その様子を、カヲルの母・香坂奈央(りょう)が見ていた。今だけ助けても何も変わらない、同情は残酷だと奈央に言われてしまう。

警察署を出た愛実は、「THE JOKER」の社長・松浦小治郎(沢村一樹)に声をかけられた。カヲルに字を教えてくれた礼と、カヲルが愛実をよほど信頼しているのだと話す。

愛実は一人暮らしを始める。その部屋に川原(中島歩)がやってきた。そして、婚約を破棄したいという。さらに、自分は三浦海岸まで愛実を探しにいって、自分と一緒に居るときには決して見せない顔を愛実がカヲルにみせているのを見てかっとなってカヲルを殴ってしまい、結果、カヲルが怪我をしたことを正直に白状する。その上で、カヲルがそのことを警察にも愛実にも話さないのは、愛実に幸せになってもらいたいと考えているからだと思うという。愛実は“カヲルを好きだった”というが、今後はもうないという。しかし、川原は「あいつ君に惚れているよ。じれったいな。昔ストーカーしたんだろ?それくらいの勢いで行けよ」と愛実をたきつけた。そして、自分は愛実のことが全然好きではなかったという。

荷物をとりに実家にいった愛実は父・誠治(酒向芳)に婚約破棄したことをいい、誠治がこれまで家族のためにいろいろ我慢してくれたことがあったことを理解していると話す。そして、「これまでありがとう」という。誠治はずっと彫刻刀で竹をけずっていた。

愛実が一人で荷物を片付けているところに百々子から電話が入る。一人で寂しそうな雰囲気を百々子は感じ取る。そして店にもどると、隣にいる川原に「まだ、行ってないみたい」とカヲルが愛実の家を訪ねていないという。実は、川原はカヲルの家にいって、愛実の住所が書かれた紙を渡していた。

カヲルが愛実のところへいったが、ちょうど買い物に行っていて会えなかった。帰り道に公園にいると、愛実もやってくる。互いにちょうど見えない位置にいるのだが、通りかかった少女が愛実に話しかけ、愛実が「バイバイ」というと、その声にカヲルが気がついた。二人で愛実が買ってきたアイスクリームを食べ合った。

“川原なにがし”大活躍

第1話から、愛実の婚約者として登場し、その“気持ち悪さ”から圧倒的な話題となっていた川原洋二(中島歩)。夫のいる女性と不倫をしたり、ダブル不倫になったら楽しいといったり、愛実に執着して後をつけ回したり、姉妹にはカヲル(ラウール)をなぐって怪我をさせたりとこれまで散々なことをやってきたが、なんと、第9話ではそんな川原がいたから、愛実とカヲルの距離が縮まるという展開になった。川原らしく「じれったいな。昔ストーカーしたんだろ?それくらいの勢いで行けよ」と愛実をたきつければ、カヲルには「ごちゃごちゃ言いやがって、それでもホストか!」とまでいう。しかし、それは、これまで自己中心だった川原が、初めて相手視点にたったという変化がもたらせたことだった。ただ、第1話から通して、川原の異常性に注目していた視聴者には残念ながら、川原は“普通の人”でラスト2話を迎える。

まるで子どものような愛実(木村文乃)とカヲル(ラウール)

厳格な父・誠治(酒向芳)と甘やかす母・早苗(筒井真理子)の元で“純粋培養”されてきた愛実。母子家庭に育ち、ホストを仕事にしているカヲルに金の無心ばかりする母・奈央(りょう)に育てられ、識字障害のために学校にいけなかったカヲル。二人は驚くほど、子どものような態度を見せるときがある。三浦海岸で遊んでいるときも、第9話のラストの公園でも。11日に放送される第10話からは二人は男女の関係に進んでゆくが、二人できちんと“自立”することが出来るのか?

壊れたように見えていた誠治(酒向芳)が反撃に?

第9話では趣味のボトルシップを前に、何日も何日も廃人のように過ごしていた誠治だが、第10話では川原のところにいって、愛実との婚約破棄をなじり、愛実の部屋にいるカヲルに「出て行け」と叫ぶ。愛実が本当に自立するには誠治からの巣立ちがなければ敵わないが、どうなるのか?

■第10話あらすじ

カヲル(ラウール)を家に招いた愛実(木村文乃)。いつの間にか眠ってしまったカヲルの寝顔を見つめ、もう逃げないと決意する。

早朝、愛実はこっそりと帰ろうとするカヲルを呼び止め、ここで一緒に暮らさないかと提案する。自分のせいで愛実が非難を浴びるのは嫌だと言うカヲルに対し、愛実は学校にカヲルとの交際を正直に伝えると話す。学校で、愛実はカヲルと交際したいと教頭の植野(今藤洋子)に打ち明ける。一定の理解を示したように見えた植野。しかし、念書の約束を破る以上は退職してほしいと愛実は告げられた。

さらに、誠治(酒向芳)が家にやってきて、カヲルに出て行くようにいう。

フジテレビ 2025年7月10日スタート。毎週木曜日22時放送「愛の、がっこう。」。出演:木村文乃、ラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹、坂口涼太郎、味方良介、野波麻帆、早坂美海、荒井啓志、別府由来ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@aino_gakkou」。

フジテレビ「愛の、がっこう。」番組公式サイト

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