「明日はもっと、いい日になる」第10話:林遣都が実父・板尾創路と再会、彼が出した答えとは?最終回予告

9月8日(月)放送の福原遥主演月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」(フジテレビ系)第10話では、蔵田(林遣都)が実父・総一郎(板尾創路)と再会する。総一郎は蔵田を虐待していた人物だ。10話のあらすじ、見どころをご紹介しよう(ネタバレあり)。次回最終回の予告は番組HPに公開中だ
「明日はもっと、いい日になる」は、児童相談所を舞台に、刑事と児童福祉士が子どもたちや保護者の悩みに真摯に向き合っていく姿を描いた完全オリジナルストーリー。正義感の強い若手刑事・夏井翼(福原遥)と、冷静ながらも情熱を内に秘めた児童福祉士・蔵田聡介(林遣都)が、さまざまな問題に直面しながらともに成長していく姿を丁寧に描いていく。⇒【全話あらすじと見どころ】
■第10話あらすじ:蔵田の前に突然現れた、自分を苦しめた実父
浜瀬児童相談所に蓮峰市内で虐待通告の連絡が入る。翼(福原遥)と蔵田(林遣都)は急いで現場へ向かい、物置に閉じ込められた9歳の少年・川本悠真を発見。蔵田は手を負傷しながらもレンガで鍵を壊し、悠真を救い出す。
父親を警察に引き渡し、悠真を蓮峰市の児相へ引き継いだ後、蔵田の前に実父・総一郎(板尾創路)が現れる。「聡介、久しぶりだな。覚えているか?」という声に、蔵田の手は震える。実は総一郎は南野(柳葉敏郎)に手紙を送り続けており、その事実を蔵田は知らなかった。総一郎は翼に「息子を立派に育ててくれて感謝している」と伝えてほしいと頼む。
事情を知った蔵田は南野に「手紙を受け取ってたんだろ?」と迫る。南野は半年ほど前から届いていた手紙を渡し、総一郎が会いたがっていたことを明かして謝罪する。翼からも総一郎の言葉を伝えられ、南野が蔵田の里親であると知らされる。
その後、総一郎と居酒屋で向き合った蔵田は「なぜ今さら手紙を?」と問う。総一郎は肝臓を悪くし、生き方を見つめ直したと話し、「決して許されないことは分かっているが謝らせてほしい」と頭を下げる。
南野も総一郎と会い、手紙を渡さなかったことを改めて詫びる。そして、蔵田の成長を記録してきたノートを手渡し「二度と聡介を苦しませないでください。変わったのなら信じます」と静かに告げる。
その矢先、総一郎が倒れ入院。病室を訪れた蔵田に「俺には駆けつけてくれる家族がいる。孤独死は免れたよ。再会できてよかった」と笑い、「一緒に暮らさないか」と誘う。
一方、翼と蔵田は夢乃(尾碕真花)と叶夢(千葉惣二朗)の面会に立ち会う。蔵田の問いかけに、夢乃は元夫・亮(杢代和人)と会い、子どもたちのためにきちんと別れを告げてきたと語る。
蔵田は、フェリーで北九州に帰ろうとする総一郎のところに行って、対話をした。
「もう二度と会いません。あなたは何も変わっていなかった。僕は許せない」ときっぱりと縁を切る。
そんな蔵田に翼は「虐待を受けた自分は親になれないと思っているようでしたが、今の蔵田さんなら大丈夫です。私が保証します」と伝える。蔵田は振り返り「夏井さん、ありがとう」と感謝を口にする。
後日、蔵田は南野に「父と縁を切った」と報告。総一郎に返されたノートを前に、「僕の父親はあなただけです。親でいてくれてありがとう」と告げる。南野も「お前が俺たちを親にしてくれたんだ」と応え、傍らで耳を傾けていた妻・瞳(櫻井淳子)は涙を浮かべる。家族3人の笑顔に包まれ、蔵田は幸せな時間を噛みしめた。
■第10話の見どころ:蔵田を救った里親・南野夫妻の存在
第10話では、蔵田の実父・総一郎が登場した。南野が蔵田の里親であることも明らかになり、血のつながりだけが家族ではないというメッセージが込められていた。そして、虐待の傷は完全に消えることはないからこそ、児相に入って、子どもを必死に救おうとする蔵田の心情が深く伝わってくる内容だった。
次週はいよいよ最終回。向日葵(生田絵梨花)が怪我をしてしまう。最大の危機を迎える翼たち。いったいどうなってしまうのだろうか?第11話(最終回)は、9月15日(月)21:00より放送予定。お見逃しなく。
■第11話(最終回)予告
向日葵は、顔にアザのある10歳の少年・峯田蒼空(松野晃士)が父親の寛治(平原テツ)に怒鳴られている場面を目撃する。2人を追いかけ声をかけた向日葵は、寛治に突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
立ち入り調査の許可を得た翼たちは、蒼空の家を訪ねる。寛治が暴れる中で蒼空を保護するが、その様子は母親の蘭(入山法子)に撮影されていた。都合良く編集された動画がネットにアップされ、翼たちに最大の危機が訪れる。
■放送情報
「明日はもっと、いい日になる」
フジテレビ系 2025年7月7日(月)スタート
毎週月曜 21:00~21:54(初回30分拡大)
■キャスト
福原遥、林遣都、生田絵梨花、風間俊介、勝村政信、柳葉敏郎 ほか
■スタッフ
脚本:谷碧仁
主題歌:JUJU『小さな歌』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
演出:相沢秀幸、下畠優太、保坂昭一
プロデュース:宮﨑暖、熊谷理恵、三浦和佳奈
©Fuji Television Network, Inc.
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