チョン・ドヨン×ソル・ギョング×チョ・インソン×チョ・ヨジョン、4人の愛が交錯…『もしもの愛』劇場情報・公開日入りポスター、予告編解禁
『ペパーミント・キャンディー』『オアシス』『バーニング 劇場版』など、数々の話題作を手がけてきたイ・チャンドン監督が、8年ぶりに放つ長編新作Netflix映画『もしもの愛』の劇場公開日が決定した。劇場公開日入りポスターと予告編、さらに上映劇場の情報も一挙解禁された。
『もしもの愛』は、Netflixでの配信に先駆け、10月23日(金)より一部劇場で先行公開。Netflixでは11月6日(金)より独占配信される。
物語の中心となるのは、会社を解雇されたホソク(ソル・ギョング)と妻ミオク(チョン・ドヨン)、そしてドキュメンタリー映画監督イェジ(チョ・ヨジョン)と、その夫サンウ(チョ・インソン)の2組の夫婦。ある出来事をきっかけにイェジとサンウがホソクとミオクのもとを訪れ、ドキュメンタリー撮影が始まる。ところが撮影を通して、これまで別々の人生を歩んできた2組の夫婦の生活が次第に重なり合い、それぞれが胸の奥にしまってきた欲望や感情が静かに浮かび上がっていく。
思いがけない出会いは、4人の日常に微細な亀裂をもたらす。抑え込んできた感情や関係のほころびが姿を現す中、彼らは長く向き合うことを避けてきた心の奥へと踏み込んでいく。人間の脆さと再生を描くヒューマンドラマであると同時に、社会のひずみが個人の生活に影を落とす現代を鋭く見つめた作品となっている。
チョン・ドヨン×ソル・ギョング、4度目の共演で再び夫婦役
豪華キャストの中でも特に注目を集めるのが、チョン・ドヨンとソル・ギョングの再共演だ。2人が共演するのは『私にも妻がいたらいいのに』『君の誕生日』『キル・ボクスン』に続いて今回が4度目。さらに『君の誕生日』以来となる夫婦役に挑戦する。
チョン・ドヨンは『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞。ソル・ギョングも『ペパーミント・キャンディー』をはじめ数々の作品で高い評価を受けてきた実力派だ。さらに2人は、ともにイ・チャンドン監督と深い縁を持つ。チョン・ドヨンは19年ぶり、ソル・ギョングは24年ぶりに同監督とタッグを組むことになる。
一方、もう一組の夫婦を演じるのはチョ・ヨジョンとチョ・インソン。『パラサイト 半地下の家族』、ディズニープラスシリーズ「メイド・イン・コリア」のチョ・ヨジョンと、『密輸 1970』『ムービング』のチョ・インソンが、イ・チャンドン監督作品に初参加する。異なる背景を持つ2組の夫婦を4人の実力派俳優がどう演じるのか、大きな見どころとなりそうだ。
「私はあの人たちを愛そうとしてる」――予告編で揺れ動く4人の心
解禁されたポスターには、4人が同じ画面に並びながらも、それぞれ異なる方向を見つめる姿が描かれている。同じ場所にいながら交わらない視線が、これから始まる物語と4人の複雑な関係を予感させる。
予告編は、夜明け前の森を歩くミオクの姿からスタート。ホソクの言葉に涙を浮かべるミオクの表情からは、夫婦の間に長年積み重なってきた感情の重さが伝わってくる。ドキュメンタリー撮影では、ストライキについて語るミオクをホソクが黙って見つめる場面も登場。その沈黙が、2人の間にある距離を際立たせている。
さらにイェジがサンウに「私はあの人たちを愛そうとしてるの」と語る場面も。後半では海辺の別荘で4人が過ごす姿が映し出され、偶然の出会いが彼らの関係をどこへ導いていくのか、先の展開への期待を高める。
静かな映像の中で、登場人物たちの表情や沈黙が強い意味を持つ予告編。イ・チャンドン監督ならではの繊細な人間描写と、4人の俳優が見せる緊張感あふれる演技に注目したい。
ヴェネツィア&トロント出品、韓国代表にも選出
『もしもの愛』は、第83回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門、第51回トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門に正式出品。さらに第99回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表にも選出された。世界的に高い評価を受けるイ・チャンドン監督が、実力派キャストとともに8年ぶりに送り出す本作だけに、日本公開にも大きな期待が寄せられる。
Netflix映画『もしもの愛』は、10月23日(金)より一部劇場で先行公開、11月6日(金)よりNetflix独占配信。 上映劇場は東京・大阪・愛知・神奈川など全国で発表されており、今後も随時更新される予定だ。➡【映画館リスト】
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