「秘密の森」第5・6話、チョ・スンウに殺人疑惑!? ミナの正体と検察の闇が明らかに【ネタバレ】
2017年にtvNで放送され、Netflixなどで配信中の「秘密の森~深い闇の向こうに~」(原題:비밀의 숲)。シーズン2やスピンオフも制作された傑作サスペンスの第5話と第6話あらすじと見どころを紹介する。
第5話と第6話では、殺人事件の現場で新たな事件が発生。シモク(チョ・スンウ)やヨジン(ペ・ドゥナ)が真相を探ろうと奔走する中、これまでに見えなかった隠された関係や怨恨が浮き彫りになり、二つの事件と検察や警察の関連を巡って謎がさらに深まっていく。
「秘密の森~深い闇の向こうに~」は、韓国を代表する実力派俳優 チョ・スンウ と ペ・ドゥナ が主演を務める大ヒットサスペンス・スリラー。緻密に張り巡らされた伏線と先の読めない展開で国内外の視聴者を魅了し、後にシーズン2やスピンオフ「良いが悪い、ドンジェ」も制作された話題作だ。⇒【BS12版全話あらすじ】
■キャスト
ファン・シモク役:チョ・スンウ
ハン・ヨジン役:ペ・ドゥナ
ソ・ドンジェ役:イ・ジュニョク
イ・チャンジュン役:ユ・ジェミョン
ヨン・ウンス役:シン・ヘソン
ほか
■第5話あらすじ
ムソンの自宅で瀕死の状態で発見された女性は、ドンジェ(イ・ジュニョク)が探していたミナ(パク・ユナ)だった。ミナは刃物で襲われており、病院へ搬送される。シモク(チョ・スンウ)は彼女がムソンの家で発見されたことから、ムソン殺害事件と何らかの関係があると考え、事件現場を改めて調べる。しかし、現場からはシモク自身の指紋が付いた凶器が見つかり、状況は一変する。さらに「犯人を見た」という通報まで入り、シモクがミナを襲ったのではないかという疑いが浮上する。これまで事件を追ってきたシモク自身が、今度は容疑者として捜査される立場に追い込まれてしまう。
一方、シモクは自分を疑う次長検事チャンジュン(ユ・ジェミョン)に対しても動じることなく、ミナがなぜムソンの家にいたのかを追及する。チャンジュンはミナがホテルに訪ねてきたことを認めながらもその場で追い返し、検事として恥ずべきことはしていないと激昂。シモクはチャンジュン以外の人間が犯人だと推理を始める。
ヨジン(ペ・ドゥナ)もミナの身元や過去を調べ始める。クラブで働いていたミナは本名を隠して生活しており、周囲にも多くの謎を残していた。さらに、ミナが単なるクラブ従業員ではなく、ムソンや検察関係者と接点を持っていた可能性が浮かび上がる。
その頃、シモクはムソンが殺害される直前に会っていた人物が新人検事ウンス(シン・ヘソン)だったことを改めて確認する。ウンス本人はムソン(オム・ヒョソプ)との関係について説明するものの、シモクは彼女と父親のイルジェ(イ・ホジェ)、そして元恋人ヒョンチョルの関係にも疑いを向けていく。
一方、ドンジェはチャンジュンから自分が切り捨てられることを恐れ、ミナを探していた理由を周囲に明かそうとしない。チャンジュンの弱みを握ろうとしていたドンジェにとって、ミナは単なる行方不明者ではなく、検察内部の不正につながる重要な人物だった。
シモクがミナの病室や事件現場を調べる中、ヨジンもまた彼女が家出した高校生ガヨンだと突き止め、シモクの行動の不審点から彼を疑い始める…。
■見どころ
第5話の大きな見どころは、これまで事件を追っていたシモク自身が、今度は疑われる側に回ってしまう展開。検察内部からシモクの学生時代の悪い噂が意図的に流され、これまで「冷静で有能な検事」として見られていた彼の立場が一気に揺らいでいく。事件だけでなく、シモク本人を失脚させようとする動きが始まったことで、誰が味方で誰が敵なのか分からなくなっていく緊張感が面白い。また、ここで改めて注目したいのがドンジェの存在。自分がチャンジュンに切り捨てられることを恐れながらも、逆にチャンジュンの弱みを握ろうと動き始めるドンジェは、善悪だけでは簡単に分類できない人物。自分が生き残るためなら何でも利用しようとする彼の行動によって、検察内部の人間関係がさらに複雑になっていく。
そして、シモクが追ってきた事件とヨン・ウンスの関係が一気に近づいてくるのも重要なポイント。ムソンが死ぬ直前に会っていた人物がウンスだったことが判明し、これまで単なる新人検事に見えていたウンスにも「何か隠しているのではないか」という疑いが生まれる。
事件の真相だけでなく、シモク自身の過去、検察内部の権力争い、ウンスの父親をめぐる因縁まで絡み始め、第5話から物語の人間関係が一気に複雑になっていくところが見どころだ。
■第6話あらすじ
警察ではいよいよシモク逮捕に向け、動き出そうとしていたが、彼の無罪をヨジンが証言。シモクを陥れようとしていたドンジェは不服な表情を浮かべるが、追いつづけていたミナがムソンの息子ギョンワン(チャン・ソンボム)とも知り合いだったことが判明。ヨジンは本当にシモクがサイコパスなのかも知れないと一瞬考えるも、彼が無罪だと信じ、なぜミナを知っていたのかを問い詰める。そして偶然流れた曲がきっかけで、ミナの拉致事件の捜査線上にドンジェや警察署長が浮上。
一方、ヨジンの家に泊まっていたムソンの母親(イェ・スジョン)の元に、孫のギョンワン(チャン・ソンボム)が訪ねてくる。祖母を引き取るという彼は、ミナとの関連を否定するが怪しい行動をヨジンは見落とさなかった。
シモクはムソン殺害事件への関与を疑い、ウンスの父親イルジェと直接会う。かつて法務長官を務め、賄賂疑惑によって失脚したイルジェは、チャンジュンではなく、その義父ユンボム(イ・ギョンヨン)が黒幕だと主張し、シモクにウンスを守ってほしいと頼む。シモクはウンスがムソンを殺害する動機を本当に持っているのかを考え直す。
ドンジェは殺害されたと思われたガヨンの携帯電話を密かに手に入れていた。ミナの携帯には、ムソン殺害事件や検察内部の不正につながる情報が残されている可能性があり、ドンジェはそれを自分だけの切り札にしようとしていた。シモクは、彼の不在中に、ウンスと共に事務室に潜入するが携帯は見つけられず。
ジョンボン(ソ・ドンウォン)を食事に呼び出したシモクは、かなり事件の内部事情を詳細に知っていることに疑念を抱く。一方、チャンジュンもセウォン(イ・ギュヒョン)を使って、シモクが過去に受けた脳手術を調べ始める。部屋を調べられたことに気づいたドンジェは激昂し、ウンスを連れ出そうとして周囲に緊張感が走るが、直後にチャンジュンの検事長昇格が伝えられ、検察内部は騒然とする…。
■見どころ
第6話の大きな見どころは、クォン・ミナという一人の女性をきっかけに、これまで別々に見えていた事件や人物の関係がつながり始めるところ。ミナの部屋から高校の制服が見つかることで、「クラブで働く女性」というこれまでの印象が大きく覆され、彼女が一体何者なのかという新たな謎が生まれる。さらに、シモクが疑いを向けていたウンスについても、単純に「怪しい人物」として見ることができなくなってくる。シモクが感情に流されず、一つ一つ証拠を確認していく姿勢が、この作品らしいところでもある。
一方で、イ・チャンジュンもシモクの過去を調べ始める。ここが第6話の面白いところで、登場人物たちがそれぞれ別の思惑で互いを疑い始める。誰かが真相に近づけば、別の誰かが自分を守るために動き出すという、検察内部の緊張感がさらに高まっていく。
そして、ドンジェがミナを探していた理由にも注目。チャンジュンに裏切られたと感じたドンジェが、自分だけの切り札を手に入れようと動くことで、事件の捜査とは別に「自分が生き残るための情報戦」が始まる。
ミナの正体、ウンスの過去、チャンジュンの思惑、そしてドンジェが握ろうとしている秘密。第6話は、一つの事件を追っていたはずの物語が、複数の人物の思惑が交差する群像ミステリーへと変化していく回として注目したい。
◇『秘密の森』予告編 - Netflix