「秘密の森」第15・最終回、チョ・スンウ×ペ・ドゥナ、事件の黒幕が明らかに!衝撃の結末と正義の行方【ネタバレ】

11月06日20時00分ドラマ
画像:tvN「비밀의 숲」HPより

2017年にtvNで放送され、Netflixなどで配信中の「秘密の森~深い闇の向こうに~」(原題:비밀의 숲)。シーズン2やスピンオフも制作された傑作サスペンスの第15話と第16話(最終回)のあらすじと見どころを紹介する。

第15話と最終回では、ウンス(シン・ヘソン)殺害事件の捜査が大詰めを迎え、セウォン(イ・ギュヒョン)の逮捕によって新たな事実が明らかになる。しかし、彼が認めた殺人と否定する殺人の間には、まだ解明されていない謎が残されていた。シモク(チョ・スンウ)とヨジン(ペ・ドゥナ)は、検察と財界の癒着をめぐる事件の本当の黒幕に迫る。そして最終話では、チャンジュン(ユ・ジェミョン)が進めてきた計画の全貌と、その驚くべき結末が描かれる。



「秘密の森~深い闇の向こうに~」は、韓国を代表する実力派俳優 チョ・スンウ と ペ・ドゥナ が主演を務める大ヒットサスペンス・スリラー。緻密に張り巡らされた伏線と先の読めない展開で国内外の視聴者を魅了し、後にシーズン2やスピンオフ「良いが悪い、ドンジェ」も制作された話題作だ。⇒【BS12版全話あらすじ】

■キャスト
ファン・シモク役:チョ・スンウ
ハン・ヨジン役:ペ・ドゥナ
ソ・ドンジェ役:イ・ジュニョク
イ・チャンジュン役:ユ・ジェミョン
ヨン・ウンス役:シン・ヘソン
 ほか

■第15話あらすじ

ウンス(シン・ヘソン)殺害事件の捜査を進めるシモク(チョ・スンウ)たちは、逃亡を図ったセウォン(イ・ギュヒョン)を空港で逮捕。取り調べを担当するシモクは、彼にムソン(オム・ヒョソプ)殺害とガヨン(パク・ユナ)襲撃について問いただす。セウォンは息子を奪ったバス事故のことでムソンに恨みを抱いており、二つの事件への関与を認めるものの、ウンスを殺したことについては最後まで否定する。

現在は国会議員となった事故当時の検事長の関与や、セウォンによる復讐計画の全容が明らかになっていく一方、ヨジン(ペ・ドゥナ)は警察の仲間たちとともにセウォンの自宅や車を調べ、事件につながる証拠を探す。セウォンの車に残されていた芳香剤に注目したヨジンは、ガヨンが意識を失ったときの状況を思い出す。これまで別々の事件に見えていたムソン殺害、ガヨン襲撃、ウンス殺害。そのつながりを整理する中で、セウォンの背後に協力者がいる可能性が浮かび上がる。

そんな中、ウンスの父親イルジェ(イ・ホジェ)が検察を訪れ、シモクとドンジェ(イ・ジュニョク)に、ハンジョグループ会長ユンボム(イ・ギョンヨン)が子どもたちに巨額の資産を分配するなど、複雑な手口で脱税を行っており、チャンジュン(ユ・ジェミョン)はその不正を隠すために動いていたと明かした。

一方、チャンジュンは妻のヨンジェ(ユン・セア)に財団関連の書類への署名を求め、彼女を海外へ送り出そうとする。その後、銀行の関係者に連絡を取るなど、ユンボムの金脈を断つような行動をとり始める。

セウォンの取り調べを続けるシモクは、空港の防犯カメラ映像などを調べ、彼が一人で行動していたわけではないと気づき、ウンスを殺した真犯人と、その人物を動かした黒幕が別にいる可能性を考え始めるが、セウォンは黙秘を続ける。

ドンジェはチャンジュンやユンボムの周囲を嗅ぎ回り、ヨンスを殺害した共犯者として、ユンボムに仕えるウ室長(チョン・ドングン)が浮上する。そして、全ての事情を知り、セウォンを動かすことが出来たのはチャンジュンだけだという結論に辿り着く…。

■見どころ

第15話の見どころは、セウォンがムソン殺害とガヨン襲撃を認めながら、ウンス殺害だけは否定する展開だ。彼が一連の事件に深く関与していたことは明らかになるものの、ウンスを殺した人物は別にいる可能性が高まる。シモクはセウォンの供述をそのまま受け入れるのではなく、矛盾や不自然な点を冷静に拾い上げていく。

また、イルジェの説明によって、ユンボムが行ってきた脱税の手口と、チャンジュンによる隠蔽の実態が浮かび上がる点も重要だ。これまでムソン殺害事件を起点に広がってきた物語は、ついにハンジョグループの資産や検察幹部の行動にまで踏み込む。事件の背後にある利権の大きさを改めて感じさせる。

そして、チャンジュンがヨンジェを海外へ送り出し、銀行関係者と連絡を取る場面にも注目したい。彼はユンボムの不正を隠しているだけなのか、それとも別の目的を持っているのか。シモクたちが事件の真相に近づく一方で、チャンジュンもまた最後の行動を起こそうとしているように見える。

■第16話(最終話)あらすじ

秘密の森画像:tvN「비밀의 숲」HPよりウンス殺害事件の黒幕を探るシモクは、セウォンの供述や空港の防犯カメラ映像、ドンジェの証言をつなぎ合わせ、これまで検察の中枢で権力を握り、特任捜査チームにも深く関わってきたチャンジュンに辿り着く。

チャンジュンはユンボムに電話をかけ、ウンス殺害に関与したのかと問いただす。チャンジュンは一連の事件について、ユンボムやその周囲の人間がどこまで関与していたのかを確認しようとしていた。その後、チャンジュンはシモクと廃墟となった建設現場で対面し、ムソン殺害事件やガヨン襲撃、そしてウンス殺害をめぐる一連の出来事に自分が関わっていたことを認める。

しかし、チャンジュンは、単に自分の地位や利益を守ろうとしていたわけではなく、ハンジョグループを利用してきたユンボムの不正を暴き、検察や財界に広がる腐敗を終わらせようとしていた。だが、正義を実現するためとはいえ、チャンジュンは目的のために人命を犠牲にしていた。追い詰められたチャンジュンは、シモクの目の前で建物から身を投げ、自ら命を絶ってしまう。

チャンジュンの死後、シモクが受け取ったバッグには、ハンジョグループによる不正や公務員との癒着を裏付ける資料、録音記録、手紙などが大量に入っていた。シモクは証拠を検察に提出し、チャンジュンに全ての罪を着せようとするユンボムを妨害。一方、ヨンジェは、夫の死を死に追いやったとシモクを責めるが、シモクはチャンジュンが残した手紙を彼女に渡し、彼が何を考え、何を成し遂げようとしていたのかを伝える。

その後、シモクは以前出演したテレビ番組に再び登場し、検察の腐敗とチャンジュンの行動について自らの言葉で語る。チャンジュンが不正を暴くために動いていたことを認めながらも、殺人を犯した事実は消えないと訴えた。

一連の事件が解決へと向かう中、ヨジンは事件解決への功績を認められて昇進する。一方のシモクは、検察内部の腐敗に巻き込まれないよう地方へ異動となり、南海で新たな生活を始めることに。ドンジェはシモクに謝罪し、もう一度やり直す機会を求める。

それから10カ月後。シモクのもとに、国会議員から首相の不正疑惑に関する調査への協力を求める連絡が入る。再びソウルでの捜査に呼び戻されるシモク。ヨジンとの別れ際にもらった笑顔のイラストを目にした彼の表情には、以前にはなかった柔らかさが浮かんでいた…。

■見どころ

第16話最大の見どころは、チャンジュンが一連の事件の黒幕だったことが明らかになる衝撃の展開だ。これまでシモクたちの捜査を妨害しているように見えたチャンジュンだが、実はユンボムらの不正を暴くため、長い時間をかけて証拠を集めていた。しかし、その目的のために人を殺し、犠牲者を生んだ事実は変わらない。正義を掲げながらも罪を犯したチャンジュンの姿は、善悪を単純に分けられない本作のテーマを象徴している。

また、シモクとチャンジュンが廃墟の建設現場で対峙する場面も見逃せない。検察という組織の中で、それぞれ異なる立場から腐敗と向き合ってきた二人。チャンジュンは自分の行動の意味をシモクに伝えようとするが、シモクは彼の目的を理解しても、その手段を認めることはできない。師弟のような関係にあった二人が最後に交わす言葉には、重い余韻が残る。

ラストでは、ヨジンの昇進とシモクの地方異動、そして10カ月後の再始動が描かれる。感情を表に出すことが苦手だったシモクが、ヨジンとの時間を経て少しずつ変わっていく姿も印象的だ。事件そのものは一つの決着を迎えたが、検察や財界の腐敗がすべてなくなったわけではない。シモクとヨジンの歩みは、ここで終わるのではなく、新たな事件へと続いていく。

◇『秘密の森』予告編 - Netflix

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