「100日の嘘」初回5.3%!日韓の評判は?キム・ユジョン×パク・ジニョンの演技と脚本にも高評価

14時26分ドラマ

キム・ユジョン×パク・ジニョン主演の韓国ドラマ「100日の嘘」(原題:100일의 거짓말)が10月10日(土)、韓国tvNで初放送され、Netflixでも配信を開始した。初回視聴率は全国平均5.3%、最高7.2%を記録し、ケーブル・総合編成チャンネルを含む同時間帯1位に。韓国では緻密なストーリーと俳優陣の演技に好意的な評価が寄せられる一方、海外レビューでは登場人物や設定の複雑さを指摘する声もある。日本での反応も含め、放送直後の評判を探った。➡【10月10日視聴率TOP10】

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「100日の嘘」(原題:100일의 거짓말)は、1932年の京城を舞台に、独立軍の密偵となった京城一のスリ、イ・ガギョン(キム・ユジョン)と、朝鮮総督府のエリート通訳官キム・テウン/サトウ・ヒデオ(パク・ジニョン)が繰り広げる100日間のスパイロマンス。キム・ヒョンジュ、イ・ムセン、チン・ソンギュら実力派俳優も出演する。

■韓国ではキム・ユジョンの演技と緊迫した展開が好評
100日魚tvN「100일의 거짓말」HP
韓国では初回放送後、登場人物の事情が複雑に絡み合うストーリー構成と、主演俳優たちの安定した演技力が高く評価されている。特にキム・ユジョンは、機転が利き、度胸もある京城一のスリ、イ・ガギョンを生き生きと演じ、作品の中心を担った。

韓国メディアでも、緻密な物語と俳優陣の演技が作品の完成度を高めていると評価。日本統治下という重い時代背景を持ちながら、軽快な人物描写とスリリングな展開を組み合わせた点も、本作の特徴として取り上げられている。

視聴者の反応を知るうえで参考になるのが、放送前に行われた第1話先行試写会だ。約300人が参加した試写会の後には、韓国のSNSやオンラインコミュニティで、キム・ユジョンがガギョンのちゃめっ気や大胆さをうまく表現しているという声や、序盤から退屈することなく楽しめたという感想が紹介された。

また、ユ・インシク監督とtvNの制作力に期待を寄せる反応も見られた。ただし、これらは一般放送後ではなく、先行試写会の観客による感想だ。

■パク・ジニョンの多言語演技、チン・ソンギュの笑顔にも注目
100日のtvN「100일의 거짓말」HP
もう一つの注目ポイントは、パク・ジニョンが演じるエリート通訳官サトウ・ヒデオ(佐藤英雄)だ。朝鮮人キム・テウンという名前も持ち、日本語、韓国語、英語を使い分ける複雑な人物を演じている。

海外の初回レビューでは、出演者たちが複数の言語を使いながら、それぞれの立場や葛藤を表現している点が評価された。言葉の裏に隠された真実や嘘を読み解く「通訳」という題材が、作品独自の緊張感にもつながっている。

さらに強い印象を残したのが、チン・ソンギュ演じる朝鮮総督府の政務総監サトウ・シンイチ。穏やかな笑顔で相手に近づきながら、その反応を注意深く観察する冷酷な権力者を演じている。韓国では、この親しみやすさと残忍さが共存する演技にも注目が集まった。
100日の嘘tvN「100일의 거짓말」HP
チン・ソンギュは役作りのために日本に2カ月滞在し、1日7時間の台本練習を重ねたという。日本語による演技も、今後の見どころの一つになりそうだ。

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■一方で「人物関係が複雑」という指摘も

好意的な評価ばかりではない。海外のドラマレビューでは、初回から多くの登場人物が現れ、それぞれの過去や秘密、政治的な立場が描かれるため、物語を理解するのに少し集中力が必要だという指摘もあった。

米国のエンターテインメントサイト「Decider」は、キム・ユジョンの多彩な演技や歴史的背景を生かしたサスペンスを評価する一方、複数の人物の秘密や背景が交錯するため、やや分かりにくく感じる場面もあると分析している。

また「Ready Steady Cut」も、第1話の引き込む力を高く評価しながら、一部に説明的なセリフが目立つと指摘。それでも、物語が進むにつれて緊張感が増していく構成には好意的な評価を示した。

こうした指摘は、初回に人物関係や時代背景を一度に紹介しなければならない歴史スパイドラマならではの難しさともいえる。今後、登場人物たちの関係が明らかになるにつれて、物語がどのように深まっていくのか注目したい。➡【キャスト・登場人物を徹底解説】

■日本でもNetflix配信開始!チン・ソンギュの日本語と脚本の巧みさに称賛の声

日本でもNetflixで「100日の嘘」の配信がスタートした。日本版Netflixの作品ページでは、ロマンスと政治的な駆け引きが交錯する歴史ドラマとして紹介されている。

日本のSNSでは、特に朝鮮総督府の政務総監サトウ・シンイチを演じるチン・ソンギュの日本語に注目が集まっている。
「佐藤真一役のチン・ソンギュさん日本語上手すぎて顎外れた…」
「役と時代に誠実に向き合う、その姿勢を尊重したい」
といった称賛の声が見られる。チン・ソンギュは今回の役作りのために日本に2カ月滞在し、1日7時間もの台本練習を重ねたことを明かしており、その努力が日本の視聴者にも伝わっているようだ。

一方、セリフに込められた意味を読み解き、脚本の巧みさに感心する視聴者もいる。注目されたのは、「朝鮮は一年中冬なの?」という問いかけだ。「春が来る」という言葉を朝鮮の独立への願いと重ね、「ヒデオ(パク・ジニョン)はすぐに答えられないのに対して、独立のために来たスパイ鈴木おじ(キム・ドヒョン)はすっと答える対比もやばい。脚本家がやばい」と、その対照的な反応に着目する声も聞かれる。
tvN「100日の嘘」tvN「100일의 거짓말」EP.1より
単なる季節の話に見える会話が、登場人物それぞれの立場や信念を暗示しているのではないか。そんな視点から作品を楽しむ声が出ていることも興味深い。日本語による演技だけでなく、何気ないセリフの裏に隠された意味まで注目されている「100日の嘘」。今後、物語が進むにつれて、さらに多くの考察が生まれそうだ。

■初回5.3%は好スタート!今後の評価を左右するのは?

初回全国平均5.3%、最高7.2%という数字は、tvNの新たな週末ドラマとして順調な滑り出しとなった。韓国メディアの評価や海外レビューを総合すると、現時点ではキム・ユジョンの演技力、豪華俳優陣、スリリングな物語構成が本作の強みとして浮かび上がっている。

一方、複雑な人物関係や歴史的背景をどこまで分かりやすく描けるかは、今後の課題となりそうだ。

スリから密偵となる女性と、彼女の嘘を見抜こうとするエリート通訳官。2人の間に芽生える感情が本物の愛へと変わるのか。そして、それぞれの秘密が明らかになったとき、どんな選択を迫られるのか。

好調な視聴率でスタートした「100日の嘘」。第2話以降の展開とともに、日本のNetflix視聴者からどのような評価が寄せられるのかにも注目したい。

「100日の嘘」は韓国tvNで毎週土・日曜日に放送され、日本ではNetflixで配信されている。

◇「100일의 거짓말」HP

◇100日の嘘 | オフィシャル予告編 | Netflix

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