「太陽を抱く月」の少女たちが主演女優に!キム・ユジョン&キム・ソヒョン、10月は異なるロマンスで競演

07時40分ドラマ
写真左:김유정(キム・ユジョン)、右:김소현(キム・ソヒョン) 本人Instagramより

「太陽を抱く月」で恋敵を演じた2人が、この秋、それぞれの物語のヒロインとして帰ってきた。キム・ユジョン主演のtvN「100日の嘘」と、キム・ソヒョン主演のENA「恋愛の博士課程」が10月に相次いでスタート。子役時代から比較されてきた1999年生まれの同い年の2人は、諜報ロマンスと青春メロという異なる舞台で、主演女優としての新たな魅力を見せている。



■「太陽を抱く月」から、それぞれの物語を背負うヒロインへ

2012年の大ヒット時代劇「太陽を抱く月」で、キム・ユジョンはホ・ヨヌ、キム・ソヒョンはユン・ボギョンの少女時代を演じた。王世子イ・フォンの心を惹きつけるヨヌと、その愛を求めるボギョン。対照的な役柄を演じた2人は、幼いながらも印象に残る演技で物語の序盤を支えた。

その後、ユジョンは「雲が描いた月明り」「ホン・チョンギ」「マイ・デーモン」など、ソヒョンは「恋するアプリ Love Alarm」「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」「無駄なウソ-誰にも言えない秘密-」などで主演を務め、それぞれの代表作を重ねてきた。

かつて大人の女優へ物語をつないだ少女たちは、今や作品を最後まで牽引する存在となっている。とりわけ、子役時代のイメージを越えた演技の幅を感じさせたのが、ユジョンの「親愛なるX」と、ソヒョンの「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」だ。

ユジョンは「親愛なるX」で、美しい顔の裏に残酷な本性を隠した女優ペク・アジン役に挑戦。人を惹きつける魅力と、他者を利用する冷酷さを併せ持つ人物を演じ、愛らしいヒロインとは異なる顔を見せた。一方、ソヒョンは「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」で、王女ピョンガンとその母・ヨン王妃の二役を演じ分け、激しい剣アクションにも挑戦。国を背負う覚悟と愛に揺れる心を表現した。複雑な心理を持つ人物や、身体表現を求められる役柄にも踏み込み、それぞれ主演女優としての表現力を磨いてきた。

韓国メディアも今回の同時期の出演に注目。2人の新作を比較し、子役から主演女優へ成長した歩みと、それぞれが新たな作品で迎える演技の転機を取り上げている。

■キム・ユジョンは密偵に!「100日の嘘」で危険な恋に挑む
「100日の嘘」(tvNで放送、Netflxiで配信中)「100日の嘘」(tvNで放送、Netflxiで配信中)
10月10日にスタートしたtvN土日ドラマ「100日の嘘」で、ユジョンが演じるのは、京城で生きる凄腕のスリ、イ・ガギョン。1932年の日本統治下を舞台に、朝鮮総督府へ通訳生として潜入する密偵となり、パク・ジニョン演じるエリート通訳官キム・テウンと出会う。

数々の時代劇で存在感を発揮してきたユジョンだが、今回は華やかな宮廷を離れ、秘密と危険が交錯する京城へ。正体を隠して生きる緊張感と、相手に惹かれていく心の揺れをどう重ねるかが見どころだ。制作発表会では、ガギョンが物語の中でどのように成長し、変化していくのかに興味を抱いたと、出演を決めた理由を説明している。
➡【「100日の嘘」を2倍楽しむ】

■キム・ソヒョンは大学院へ!「恋愛の博士課程」で描く愛と成長
「恋愛の博士課程」「恋愛の博士課程」(ENAで放送、Disney+(ディズニープラス)で配信中)
一方、10月5日に始まったENA月火ドラマ「恋愛の博士課程」で、ソヒョンは進路に迷うイム・ユジン役を演じる。衣類学科の卒業を前に将来を見失っていたユジンは、チュ・ヨンウ演じるロボット工学の博士課程生パク・ミンジェと出会い、新たな世界へ踏み出していく。

研究室を舞台に描かれるのは、恋愛だけでなく、自分の居場所や進む道を探す若者たちの物語。ユジンは慣れない環境で奮闘しながらも、自分の気持ちに素直で、恋にも積極的な人物だ。ソヒョンが見せる柔らかな表情に加え、迷いや挫折を抱えながら一歩を踏み出すヒロインの芯の強さにも注目したい。
➡【「恋愛の博士課程」を2倍楽しむ】

■「ライバル」よりも「同じ道を歩む友人」――子役時代に語った思い

同い年で、子役から活躍してきたユジョンとソヒョン。比較される機会も多かったが、本人が語ってきた関係には、競争だけでは語れない温かさがある。

2012年12月、ソヒョンはMBCの番組でユジョンとのライバル関係を尋ねられ、実際にはとても親しいと説明。「太陽を抱く月」の撮影中には、互いの役を入れ替えて遊ぶなど、冗談を言い合っていたという。よい意味での競争はあっても、仲のよい友人として過ごしていると明かした。

さらに2014年のインタビューでは、自分より先に演技を始めたユジョンには学ぶところが多いと語り、会えば互いの成功を願って声を掛け合うと説明。同じ道を歩む友人として、2人とも活躍できることを願っていた。

「100日の嘘」は土日、「恋愛の博士課程」は月火に韓国で放送されており、放送枠を直接争うわけではない。それでも、同じ10月に異なるロマンスのヒロインとして登場したことは、2人の成長を見比べる絶好の機会だ。「太陽を抱く月」で見せた少女たちの輝きは、それぞれの経験を重ね、別々の色を放つようになった。この秋は、キム・ユジョンとキム・ソヒョン、2人が切り開く新たな物語を見届けたい。

なお、「100日の嘘」はNetflixにて、「恋愛の博士課程」はDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。また、navicon特集【2倍楽しむ】では、それぞれドラマの見どころやキャスト・役柄、おすすめ作品など徹底解説。放送に合わせて全話あらすじも紹介している。