Netflix「クルアルバ」配信直後の日韓の反応は?チェ・ヒョヌクの狂気に戦慄、韓国では「怖いのに笑える」の声も
10月30日(金)にNetflixで全8話が一挙配信された「クルアルバ -おいしいバイト-」(原題:꿀알바)。配信直後の日韓では、悪夢のようなアルバイト先で繰り広げられる恐怖に加え、思わず笑ってしまう掛け合いや、俳優たちの振り切った演技に反応が寄せられている。一方、怖さや物語の展開には好みが分かれる声もあり、その独特な味わいが評判のポイントになりそうだ。
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「クルアルバ -おいしいバイト-」は、借金に追われる青年ヒョクチュン(イ・ジェウク)が、怪しげな人材派遣会社「クモ人材」から紹介された高収入バイトに挑む物語。甘い報酬の裏には、常識では説明できない怪奇現象や命を脅かす危険が潜んでいた。➡navicon特集【「クルアルバ -おいしいバイト-」を2倍楽しむ】
日本のXで目を引くのは、特別出演したチェ・ヒョヌクへの反応だ。寄せられた感想には、その狂気を帯びた演技に強い恐怖を感じたという声がある。「弱いヒーロー」シリーズなどで存在感を示してきた彼が、今回はどんな表情で視聴者をぞっとさせるのか。出演を楽しみにしていたファンにも、鮮烈な印象を残しているようだ。
イ・ジェウクと、妹ジユン役のキム・ミンハの組み合わせを喜ぶ声もある。追い詰められる兄と、ひと筋縄ではいかない妹。二人が醸し出す兄妹らしい空気も、怪異だけにとどまらない本作の楽しみとして受け止められている。
日本のレビューサイトFilmarksでも、先が気になる面白さや、出演者の演技を評価する投稿が確認できる。一方で、ホラー映画のパロディーを思わせる部分から怖さをそれほど感じなかったという感想もあり、恐怖の受け止め方は一様ではない。
韓国のXでは、恐怖と隣り合わせの笑いに注目した反応が興味深い。イ・ジェウクとチェ・ヒョヌクのコンビを映画『ジム・キャリーはMr.ダマー』の二人になぞらえ、その珍妙なやり取りを面白がる声もある。日本ではチェ・ヒョヌクの狂気に震える感想がある一方、韓国の投稿では二人のどこか間の抜けた呼吸に笑ってしまうという反応も見られる。
第2話についても、怖い場面なのにピエロの巧みなマイムや、ユン・ギョンホの勢いのある悪態で笑ってしまったという投稿が寄せられている。恐怖で身構えたところに、俳優の巧さと可笑しさが割り込んでくる。この感情の揺さぶりが、本作ならではの持ち味といえそうだ。
韓国メディアの評価にも幅がある。映画誌CINE21は、働き始めるときの不安を都市怪談に結びつけた点や、キム・ダミン監督のユーモア、イ・ジェウクとキム・ミンハの演技を評価。一方、配信前のニュースピムのレビューでは、設定と主演の演技に魅力を認めながら、物語の面白さや没入感には物足りなさも指摘していた。
「クルアルバ」の根底にあるのは、お金を稼いで生きるために、命の危険がある仕事からも離れられないという皮肉だ。高額報酬を前にした切実さが、荒唐無稽な怪談を現実の暮らしにつなぎ留める。「イカゲーム」を連想する視聴者もいるが、本作では毎回の仕事と、そこで出会う人物がどんな悪夢をもたらすのかが見どころとなる。
配信開始からまだ間もない段階で、日韓全体の評価を決めるのは早い。ただ、今回集まった感想からは、恐怖だけでなく、笑いや兄妹の関係、特別出演陣の怪演にも楽しみが広がっていることがうかがえる。怖くて目をそらすのか、可笑しくて笑ってしまうのか。“時給50倍”の仕事がもたらす奇妙な後味を、週末に確かめてみたい。
「クルアルバ -おいしいバイト-」はNetflixで独占配信中。
◇『クルアルバ -おいしいバイト-』予告編 – Netflix