四季シリーズ・ロケ地の魅力「春のワルツ」編

特集 韓ドラここが知りたい 四季シリーズ
特集・四季シリーズの最後は、「春のワルツ」のロケ地紹介。シリーズの他の3作品は、韓国国内のロケ地を紹介したが、ラストはオーストリア。主人公のチェハ(ジェハ)が天才ピアニストとあっては、やはりはずせない。音楽の都ウィーン!この地でチェハ、ウニョン、フィリップ、イナの4人が出会う。

(ヨーロッパの地図-ウィキペディアより)(ヨーロッパの地図-ウィキペディアより)ウィーンはオーストリアの首都で、音楽の都と呼ばれるヨーロッパ有数の世界都市。

ヨーロッパの地図で確認すると、左のアルプス山脈と右のカルパティア山脈の間を流れるドナウ川のほとりにある交通の要衝でもある(ウィキペディアより)。

(オーストリア部分地図-ウィキペディアより)(オーストリア部分地図-ウィキペディアより)
オーストリア部分地図に、Aとポイントしているのがウィーンだ。
そして、チェハのコンサートが開かれたのがBのザルツブルグ。中世が色づく美しい町で、ウィーン特急で約3時間。この車内でウニョンがチェハにコチュジャン(韓国の唐からし味噌)をかけ笑えるシーンだ。
(18世紀のウィーン-ウィキペディアより)(18世紀のウィーン-ウィキペディアより)チェハに恋するイナが訪ねたのは、Cのハルシュタット。チェハ宿泊しているとされているホテルは、この地にある設定。ユネスコ世界文化遺産にも指定されているオーストリアを代表する景勝地だ。
オーストリア最後のロケ地紹介は、ウニョンの旅の目的でもあるDのヴァッテンス。オーストリア西部のチロル州にある都市で、ドラマの中では、「クリスタル博物館」として登場する場所は、州都インスブルックからバスかタクシーで約20分の、スワロフスキー・クリスタルヴェルテン「クリスタルワールド」。ウニョンとチェハがすれ違ったあの名シーンは、この魅惑の世界が体験できるワールドで撮影された。

(全羅南道の部分地図-ウィキペディアより)(全羅南道の部分地図-ウィキペディアより)現在の半島の地図で全羅南道を探そう。次に全羅南道の部分地図のピンクの島々を見て欲しい。

ピンク色の島々が多島海(タドヘ)海上国立公園。ここには、1596ヶもの島が点在している。(ショウタイムより)(ショウタイムより)幼い日のウニョンとスホが暮らしたチョンサン(青山)島のどこまでも続く菜の花畑、二人が小舟で流されたマンジェ(晩才)島など、まだまだ訪れる人も少なく、手付かずの自然が残っている。監督は「春のワルツ」の撮影が始まる2年も前から自分のイメージの島を探したという。なんとその数30とも40箇所ともいわれている。韓国も現代化が進みなかなか監督を納得させる島が見つからなかった。

しかし、多島海海上国立公園の島々が監督の心の琴線に触れた!いたずら好きのユン・ソクホ監督は、なんと、この美しい自然を使ってドラマのラストを第2話で明かしている。それは、ピグム(飛禽)島にあるハートの型の湾だ。このハートが二人の将来を象徴している。

監督は、「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」そして「春のワルツ」の四季シリーズの愛を、このハートの湾で完成させたのかもしれない。感動のハートの湾を見逃した方は、ぜひ、ドラマでご確認いただきたい。-「四季シリーズ」完-

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場面写真「春のワルツ」:Copyright(C)2006 YOON’S COLOR
春のワルツ:ソ・ドヨン、ハン・ヒョジュ
監督:ユン・ソクホ