【アンという名の少女】シリーズ紹介

「アンという名の少女」は世界中で愛されている不朽の名作『赤毛のアン』を実写化した、全3シーズンのドラマ。
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■解説
世界中で愛されるカナダの小説家ルーシー・モード・モンゴメリによる不朽の名作『赤毛のアン』をNetflixとカナダCBCが共同でドラマ化。
2017年~2019年にかけてシーズン3までCBC放送、配信された。
Netflixのオリジナル作品はスケールが大きく映像が美しいことでも有名だが、本作もプリンスエドワード島やオンタリオ州南部で撮影され、その風景はまるで絵画のように美しい。
基本ストーリーは原作に忠実で、森ガールチックなファッションやレトロなインテリア、小物などイメージ通りだが、アイデンティティ、偏見、いじめ、女性の自立など現代的なテーマが追及されていて、現代に生きる私たちにも学ぶところは多い。

■あらすじ
孤児院育ちの少女アンがさまざまな困難やチャレンジに立ち向かい、自分の居場所を求めて懸命に生きる姿を描く愛と青春の物語。
※以下、ネタバレもあるのでご注意を。

●シーズン1
未婚の兄妹、マシューとマリラは、手助けとなる男の子の孤児を養子に迎えようとするが手違いにより、赤毛でそばかすの目立つやせっぽちの少女アン・シャーリーが送られてくる。兄妹は戸惑うが、やがてアンを愛するようになり正式に養女に迎える。裕福な家の娘ダイアナという親友もできて学校に入学する。想像力と語彙力にあふれたアンは学友からのいじめを克服して優秀な生徒となり、ギルバート・ブライスとは学力を競い合う。そして、社会通念にとらわれずに自分らしく生きるダイアナの大叔母ジョセフィンに憧れ自分らしく生きようとする。だがカスバート家は経済危機に見舞われ、マシューは病に倒れる。カスバート家を手伝う少年ジェリーを襲った二人組の強盗が、グリーンゲーブルズを訪ねてくる。
●シーズン2
ジェリーを襲った強盗はカスバート家に下宿して、金鉱詐欺を働いて村人から大金を詐取する。一方、ギルバートは、見聞を広めるために蒸気船に乗り、気のいい黒人のバッシュと友情を結ぶ。ギルバートはバッシュと一緒に帰郷して同居する。人種差別により医者にもかかることが困難な人がいるのを知り、医者を目指すことに。一方、アンと友人になった芸術家肌の少年コールはいじめに遭い、学校をやめてダイアナの大叔母ジョセフィンのもとで暮らす。進歩的な女性教師ステイシーが赴任し、アンの模範となる。
※原作にない登場人物とエピソードがくわえられ、同性愛、人種差別、女性の自立が追及され、アン、マシュー、マリラの過去のトラウマがフラッシュバックも描かれる。
●シーズン3
バッシュの妻メアリーが病死し、残された赤ん坊デリーの面倒を見るためにバッシュは母を呼び寄せ、亡き妻メアリーの不肖の息子イライジャも一緒に住むようになる。アンが仲良くなった先住民の娘カクウェットは両親から隔離され、監禁されて偏見に満ちた教育を強制される。アンが執筆したアヴォンリー新聞の記事が波紋を呼び、評議会は圧力を加えるが失敗する。ダイアナはカスバート家の下働きのジェリーと身分違いの恋愛を経験する。アンやダイアナらは大学に合格し、シャーロットタウンに引っ越す。ギルバートは裕福な家の娘との結婚とフランス留学を蹴り、アンと愛を確かめ合ってトロント大学に行く。マリラとマシューの助けで、アンは実の両親のことを知るができる。

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■作品紹介
  • カナダ
  • 原題:Anne with an “E”
    制作:2017年 カナダ
    日本初放送(配信):Netflix Nシリーズ
  • アン・シャーリー:エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
    マリラ・カスバート:ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
    マシュー・カスバート(R・H・トムソン(浦山迅)
    ダイアナ・バリー:ダリラ・ベラ(米倉希代子)
    ギルバート・ブライス:ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
    レイチェル・リンド:コリーン・コスロ(堀越真己)
    ジェリー・ベイナード:エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)

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