こどものじかん全12話
小学校教師として初赴任の日。双ツ橋小学校3年1組の担任となった青木大介は、緊張しながらも意を決して教室のドアを開けた。すると、そこには着替え中の女子児童たちがいるのだった。少女たちに悲鳴をあげられたものの、何とか取りつくろって自己紹介を始める青木。そんな彼に九重りんという女の子が構ってきて…。
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登校拒否をしていた美々の信頼を得ることに成功した青木。そうして美々も学校に通うようになり、教師の第一歩を踏み出した青木だったが、作文を書かせても10行にも満たない内容ばかりの児童たちのやる気をどう引き出せばいいのか悩む毎日だった。一方、青木を好きになってしまったりんは、彼にアタックし始めて…。
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体育の授業前、教室で着替える3年1組の女子児童たち。その中で、ブラジャーをつけなくてはならないほどに成長した胸に悩んでいた美々は、胸を隠してこそこそと着替えていた。彼女は“ブラジャーをつければ、男子生徒にからかわれてしまう”と恐れていたのだ。そんな美々の大きな胸に、青木は体育の授業中に気づくが…。
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帰りのホームルームで“家庭訪問のお知らせ”のプリントを児童たちに配った青木。父兄との初めてのコミュニケーションに意気込む青木だったが、同僚の白井は家庭訪問に否定的な意見を述べる。家庭の事情、特にマイナスな事情を知ったとして、それで教師に何ができるのかと白井に問われた青木は、答えに窮してしまい…。
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終業式の日。青木が教室に向かうと、廊下でりんが待っていた。その日は妙に構ってきて我がままばかりなりんの様子を青木が問い詰めると、りんは「夏休みになると先生に会えなくなるから」と涙目になってしまう。そんなりんに、夏休みでも自分は学校に来ていて会いたければいつでも会えるからと青木は説明して…。
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りんの唯一の保護者であるレイジ。彼にとって、りんは従姉妹である九重秋の娘という関係でしかなかった。だが、最愛の女性だった秋が亡き今、りんは彼が全ての愛情を注ぐ存在となっていた。そんなレイジがりんと住むようになったのは、高校生だった頃に両親を事故で失った彼が秋の所に預けられたことがきっかけで…。
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1泊2日の林間学校に行くことになり、青木は教室内ですら制御出来ない子供たちを公共の場に連れて行かなくてはならないことに怯えていた。その旅行の移動中、満員電車でピッタリと身体を寄せてくるりんにタジタジな青木。そして山道を登ることになるが、青木はペースが遅いりんたち3人組を抱えて登る羽目になり…。
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2学期が始まり、さっそく青木に抱きつきじゃれ始めるりん。それを見た白井に、「過度なスキンシップは慎むように。」と青木は説教をされる。それで青木は、抱きついてくるりんに「女の子は先生とくっついちゃ駄目だ。」と注意して、彼女を自分から遠ざけてしまう。青木に冷たくされたりんは、あることを思いつき…。
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休み時間に体育館の裏で、学校を抜け出して買ってきたアイスをふざけながら食べているりん、黒、美々。しかし、3人は青木に見つかって怒られてしまう。その日の会議で、授業中に抜け出したり校外に出てしまう児童についての注意があり、青木は児童に対して威厳をもって少し厳しくしてみようと思い立つが…。
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りんから悪戯された時に青木は「大好き」と告白された。だが子供として「好き」と言っているとしか受け取らず、「慕ってくれる子供たちのために、頑張らないとな!」と言う青木。そんな彼の態度を受け、“自分が子供だから接してくれるけれども、子供だから恋愛の対象とは見てくれない”というジレンマに悩んだりんは…。
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