新日本紀行全23回

昭和48年(1973年)の東京。高速道路が延び、そこに赤ちゃんの泣き声が響きます。空を埋める様にビル群があります。それらはまるで黒い山川草木(さんせんそうもく)のようです。都電は走り、高架線の下にはバラック住宅が見え、隅田川には小舟が走っています。喧(けん)騒と喧(けん)騒のぶつかりあう谷間に心安らぐ静寂を探します。
  • 日本
    1973年
  • テーマ音楽:冨田勲
  • 語り(語り手):吉本忠郎/出演:三上寛 、幾代恵道
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

昭和54年(1979)、山口県の小郡(現・新山口)と島根県の津和野を結ぶ国鉄(現・JR)山口線で、6年ぶりにSL(蒸気機関車)が走ることになりました。昭和12年製造のC57―1号機。47年の引退までに330万キロ、地球を82周走ったことになるSLです。OBも加わった特別整備作業班の人たちや、再びSLを迎える沿線の様子、疾走するC57―1号機の姿を追います。昭和54年(1979)に放送した番組です。
  • 日本
    1979年
  • 上記スタッフと同じ
  • 語り(語り手):森本毅郎
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

釧路は北海道の東南部に位置しています。厳しい漁業規制のなか、釧路港から北洋B区域と呼ばれる漁場へ出漁する約2000隻のサケ・マス漁船がありました。荒れる海で危険と隣り合わせに操業する漁民たち、漁船での彼らの生活と奮闘ぶりを見つめます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 語り(語り手):草柳隆三
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

この当時、佃大橋が隅田川に架かって10年が経っていました。かつて、佃島の名で親しまれてきた佃は、車の騒音によって、川端の情緒は一見薄れてしまったように見えます。しかし、佃に住む人々の中には、江戸っ子気質と、昔のままの生活が色濃く残っていました。佃にかつての江戸情緒を訪ねる旅です。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 28分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

現在、薩摩川内(さつませんだい)市となった甑(こしき)島列島。鹿児島県の西40キロの東シナ海に浮かぶ美しい島々で、龍宮にまつわる伝説の地の一つとなっています。この時は、上甑村や下甑村などさまざまな地域を訪れています。随所に空撮や水中撮影を生かして、海洋開発技術学校の授業風景や地元の中学校校舎の地鎮祭のほか、段々畑や正月の餅つきの風景、島で行われるブリ漁など美しい島の風景を描きます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 28分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

奈良県の十津川村は県の最南端に位置し、村の96パーセントが山林で、日本一面積が広い村です。実は、明治22年(1889)の大洪水で当時の十津川村民の3分の1が移住して作ったのが北海道の新十津川町でした。この「村と町」を訪ね、地域の風景と生活を描き、時を越えた「ふるさと」十津川の記憶を重ね合わせます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

長野県の諏訪市と上伊那郡の境に、上野という地名が隣り合って2つあります。一つは諏訪市に属する諏訪の上野。昭和48年当時の戸数は40、人口140人。もう一つは600メートルほど離れた、上伊奈郡辰野町・上野です。こちらは戸数42、人口180人でした。諏訪と伊那という文化の違いは、部屋の間取りや人々の暮らしに違いをもたらしました。二つの上野の歴史の違いなど、地域の暮らしをじっくりと見つめます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

8月の京都で、大文字の送り火が済むと、京都の町を賑(にぎ)わすのは22日・23日に各町内会で行われる地蔵盆です。町には化粧した地蔵があちこちに見られます。地蔵盆はもともと子供の安泰を願う行事でしたが、当時は、福引きや肝だめしが子供たちの楽しみとなっていましたこの2日間、京都の町に明るく涼やかな声が響きます。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間

(C)NHK

国鉄の時代、北海道に「幸福駅」という名前の駅がありました。今では廃線になってしまいましたが、帯広と広尾を結ぶ広尾線で、帯広から5番目の駅でした。雪に埋もれた原野をSLが走っていた時代の「幸福駅」を訪ねます。この駅の周辺は明治30年(1897)に北陸から集団移住した人たちが開拓した農業地帯です。雪解け近い季節、この地域の人たちの小さな「幸せ」を綴(つづ)ります。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK

現在は南栃(なんと)市の一部となっていますが、昭和47年に人口1万2千人の井波町(いなみまち)を訪れました。ここは木彫師の町で、町には甘酸っぱい木の香りが漂っています。地元の瑞泉寺には、竜や獅子の彫刻があります。井波の木彫りの歴史や、のみを使っての欄間(らんま)作り、斧(おの)で切った大木から彫り始める馬の彫刻作りなどを通して、木彫師たちの暮らしを紹介します。
  • 日本
    1970年
  • 上記スタッフと同じ
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
    Flash
    768k/1500k
  • 210円
    3日間
  • ~ 2030年10月31日

(C)NHK